
その患者さんは遠方から来られた人でした。
数年前に近所の肛門科で手術を受けたそうです。
近所では評判の「はやっている」クリニック。
日帰りで簡単に出来ると言われ気軽な気持ちで受けました。
そうしたら・・・
手術後の壮絶な痛みで動けなかったそうです

日帰りだけど、こんなんじゃ帰れないよ~

という状況で・・・
這いつくばって帰ったそうです。

どうやって帰ったのか覚えてないと・・・

そして帰ってからは1ヶ月以上、ほぼ寝たきりで動けなかったそうです。
椅子に座るなんてとんでもない!
ごはんもほとんど食べられず
痔の手術を受けたことは内緒にしてたのに
言わざるを得ない状況に・・・
「どんなにつらくなっても痔の手術だけは絶対に受けんとき!こんな壮絶なつらい体験するくらいやったら痔の痛みを我慢してる方がまし。」
って人に話したそうです。
もう二度と肛門科には行くもんか!
と決心したのに・・・
また久々にオシリが腫れて痛くなったんです

数年前の肛門科の診察や手術のことが頭をよぎります。
またあんな思いをしたくない・・・

でも痛い・・・

大丈夫なんだろうかという不安も重なり
ネットで調べて、うちの診療所の存在を知ったそうです。
そしてその内容に驚愕!
え?何?

痔の手術が痛くない?
そんなん、ウソやろ-!!
にわかには信じられなかったそうです

そうや!
これ、ヤラセやわ!
と思ったり
いや!
きっと痛い人もいるはずや!
痛くない人の体験談だけ載せてるんや!
と思い込もうとしたそうです

そして診察に来られて
待合室で手書きの手記

ブログやホームページに載っている記事が本当であると納得されたそうです

手術のあとに座ってごはん食べてる?!

手術の翌日に外出?!

ん?手術後にエクササイズ?!

もう信じられないことばかり・・・
そして診察の結果は・・・
血栓性外痔核でした

読者の方は分かりますね?
そう!
ニセモノイボ痔です。
切らなくても治る痔です。
知らない方はコチラ↓
「消えてなくなる痔」
「オシリの風邪?!」
「押し込んではいけない痔?!」
「オシリの血豆はなぜ出来る?!」
「『痔=手術』じゃない!」
「見なきゃ・診なきゃ分からない」
手術の覚悟までして来られた患者さんは
ホッとして診察室で泣きました

診察室で涙を流す人が多いって書いてあるのも不思議だったんですよ・・・
でも、実際ここに来て、すごく納得しました。
あーん、どうしよう
涙が出そう・・・

と言われる割には笑顔です

そんな時
泣いていいんですよ
泣くことも治療ですから

と患者さんには声をかけています。
泣くと言うことは感情的な開放と同時に、つらかった事柄を手放すことにつながります。
そう。
泣くとリセットされるんです。
だからリセットしたい時は泣けばいいです。
リセットしちゃダメな時は泣いちゃダメですよ

(例えば仕事で行き詰まった時に泣いちゃうと、実際には解決してないのに、自分の心の中だけで解決しちゃって、その事柄については改善も成長も望めなくなります



つらかった痔の治療はリセットして下さい

手術を受けてから何年もたってるのに、その壮絶なつらい体験がトラウマになってしまってるんです

だから泣いて開放すればいいんです

痔の手術は死ぬほど痛い
手術の後は死ぬほどつらい
とよく言われますが、
そんなことないですよ!!

と声を大にして言いたい!
その患者さんとも話してたんですが
そんな手術を受けると
痔の手術=壮絶な苦しみ
っていうイメージが付いてしまいますよね

本当はそんなことないし
どこの病院で誰に手術をしてもらうかで
随分結果も違うのに・・・
だから肛門科を受診する時は
なるべく専門性の高い先生を選んで受診して下さいね。
ちゃんと肛門のことを専門施設で勉強して
トレーニングを積んだ先生だと
そんなに痛くないと思いますよ

うちの診療所だけが痛くないワケじゃないと思います。
だから選んで受診して下さいね。
肛門科の専門性についての話はコチラ↓
「肛門科専門医の探し方」
「何が専門?」
「本業か副業か」
「女医さんはもうこりごりです(;。;)」
「ちゃんと肛門科の先生に診てもらってる?」
「専門じゃないって書いてて欲しかった!」
診療所のセラピードッグ「ラブ」
右側がラブです
犬のようちえんで
フードを前に「待て」してます
ちょっと体が傾いてるよ~

右側がラブです

犬のようちえんで
フードを前に「待て」してます
ちょっと体が傾いてるよ~
