英検3級のライティングと聞くと、多くの小学生や保護者の方は「難しい文法や単語を覚えなきゃ」と考えがちです。しかし、実は英検3級のライティングは、特別な英語のスキルよりも、**普段の日本語の会話で培われる「考える力」**が問われる問題です。
特に、小学校2年生頃から本格的に学ぶ国語の学習内容と、英検3級のライティングには驚くほど高い親和性があります。本記事では、この意外なつながりを深掘りし、日々の生活でできる効果的な学習法をご紹介します。
1. 英検3級ライティングが求める力とは?
英検3級のライティング問題は、主に以下の2つの形式で出題されます。
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質問への回答: 「一番好きな食べ物は何ですか?」「なぜそれが好きですか?」といった質問に、自分の考えと理由を25~35語程度で答える形式です。
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Eメール問題: 友だちや先生からのEメールを読み、質問に答えたり、必要な情報を付け加えて返信したりする形式です。
これらの問題で評価されるのは、単に英語の文法や単語力だけではありません。最も重要なのは、**「論理的な思考力」と「自分の考えを明確に伝える力」**です。
2. 小2の国語と英検3級ライティングの意外な親和性
なぜ、英検3級のライティングが小学校2年生の国語と関係が深いのでしょうか。それは、この時期の国語の授業で、**「自分の意見を言葉にする」**という思考プロセスを本格的に学び始めるからです。
国語の学習内容(小2頃)
読んだ本の感想を書く質問に理由を添えて答える
(例)「なぜこの主人公はこんな気持ちになったのか?」
→ 理由を考え、文章で表現する練習をする。
手紙や日記を書く
(例)「お母さんに用件を伝える手紙を書きましょう」
→ 目的と相手を意識し、簡潔に文章を構成する練習をする。
英検3級ライティングとの共通点
質問に理由を添えて答える
(例)「Why do you like playing soccer?」
→ 理由を英語で説明する力が問われる。
Eメールで要件を伝える手紙や日記を書く
(例)「明日のイベントについて友だちに返信しよう」
→ 相手の意図を理解し、自分の要件を正確に伝える力が問われる。
このように、英検3級のライティングは、国語で培った思考力を英語に置き換える作業だと言えます。日本語で自分の考えを整理する習慣があれば、英語に訳すことは比較的容易になります。
3. 今すぐできる!「家庭の会話」でできるライティング対策
特別な英語学習ツールは必要ありません。普段の日本語の会話に少しの工夫を加えるだけで、英検3級ライティングの土台を築くことができます。
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「なんで?」「どうして?」を習慣化する
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お子さんが「今日の給食はおいしかった!」と言ったら、**「なんでおいしかったの?」**と理由を尋ねてみましょう。
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「ハンバーグが好き!」と言ったら、**「どうしてハンバーグが好きなの?他に好きな食べ物はある?」**と掘り下げてみましょう。
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会話の中で「理由」を答える練習をする
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「犬と猫、どっちが好き?」と聞かれたら、「犬が好き!」で終わるのではなく、**「犬が好き!だって、一緒に遊べるから!」**と理由を付け加えて話す練習をしてみましょう。
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「本当のこと」にこだわらない柔軟性を育てる
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英検本番では、書きやすい内容を選ぶのが賢い戦略です。普段から「本当は犬が好きだけど、猫の方が理由を言いやすいな」と考える練習をすることで、本番で詰まらずに書けるようになります。
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まとめ
英検3級のライティング対策は、英語の単語や文法を丸暗記するだけでなく、論理的に考え、自分の意見を整理する力を養うことが重要です。
この力は、日々の日本語の会話で「なぜ?」「どうして?」を繰り返し、自分の考えを言葉にする習慣をつけることで自然と身につきます。**「英検3級のライティング=難しい英語の作文」ではなく、「国語で学んだ思考力を英語で表現する練習」**と捉えることで、お子さんの負担も減り、英語学習がより楽しくなるでしょう。
参考になれば・・・
でわ
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