この記録の公表を気持ちよく許可してくれた彼女に感謝します。
 そして、これから後に続くガンの人たちにガンと闘う勇気を与えてくれた彼女に感謝します。

 早く、早くと言う気持ちで彼女の返事を待ちました。とにかく、彼女に残された時間はとても短かかったのです。

 そして数日がたち、とうとう入院しての治療が決まったのです。

 後で聞いた話では、軽めに行った「自律神経免疫療法」を受けた夜は、気分も良くなり、更にこの治療法に期待を持ったようです。
この時の白血球数は4800、顆粒球 3150、リンパ球 1580と比較的保たれていました。
しかしリンパ球は治療開始後もしばらくの間、更に減り続けました。いかに、抗ガン剤が免疫力を奪っていくかを雄弁に物語っています。


 そして、いよいよ9月4日から本格的に「自律神経免疫療法」が始まりました。
この日、遠方から着いたばかりの彼女でしたが、1日も早く治療を開始したいという思いから多少の無理を承知で始めたのです。

 1クール目は2週間連続して行うこととしました。
普通、「自律神経免疫療法」を受ける回数は週に1~2回ですので、毎日2週間というのは異例のことです。
しかし、彼女の病状は進行しており、最高の状態に出来るだけ早く導くことが必要と思われたのです。彼女の場合、また来週からやり直しといっている時間は残されていませんでした。

 そして、本格的な治療の開始を前に、私は彼女に「レイキ・ヒーリング」を受けるように強く勧めました。
というのも、彼女の病状は進みすぎており、いつもどおりに「自律神経免疫療法」だけをしていたのでは、いかに「自律神経免疫療法」が優れた治療法とはいえガンとの闘いが難しいことは目に見えていました。
そうです、彼女を救うには、奇蹟が必要でした。どうしても「レイキ・ヒーリング」を受けて欲しい----そして、私の願いはかなえられたのです。

 初日、1時間にもおよぶ治療の結果、彼女の顔色はピンク色になり、「お腹がすいた」と言ったのです。それまでは、抗ガン剤治療の影響で食欲もなく、食欲の改善のためにステロイド剤の内服薬を渡されていたほどの人だったとは思えない言葉でした。

 「自律神経免疫療法」の最も特徴ある作用は副交感神経への刺激です。それも、経験から「自律神経免疫療法」を受けた直後には既に副交感神経優位な状態になっています。

 一方「レイキ・ヒーリング」の受け手に望まれることは、できるだけリラックスして、自分を「レイキ」に対して解放することです。

 そうです、「自律神経免疫療法」で得られる副交感神経優位な状態こそ、「レイキ・ヒーリング」を受けるのに最も適したリラックスした状態なのです。

 「自律神経免疫療法」と「レイキ・ヒーリング」との組み合わせ、両方の相乗効果でこれまで以上の結果を得られるに違いありません。

 彼女のためにも、そして彼女の後に続くガン患者さんのためにも、神は奇蹟を見せてくれるに違いない、そう確信して治療が始まったのです。

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