だめんずほどそこそこのチャンスに飛びつく

そこそこのチャンスというものがあるってことを、これまでにも何度か色んな切り口で書いてきたのだけど、Facebookの過去記事でそれが上がってきたので、も一回書いとこ。

自分のやりたいことに気づいてしまった時って、嬉しいというか感動するというか、ポカーンとするというか、なんともいえない気持ちになるんだけど、それが次第に「怖い」という感情のほうが強くなったりすんのね。

それがどんなに素晴らしかろうが、今までやったことないことだから怖いんですよ。

「うわー、俺ついに気づいちゃったよー。どーしよー、やんなくちゃいけないのかー」みたいな。

やりたいことなのに怖いんです。

失敗して挫折するのが怖い。

批判されるのが怖い。

人が離れていくのが怖い。

それともう一つ

成功して自分が変わるのが怖い。

とにかく、怖いもんだから出来ない理由、やらない理由をすぐ探そうとすんのね。

その理由探しのひとつに、「そこそこのチャンス」というのがあるんです。

本当にやりたいことの代わりに、無難で安全パイな、まあそこそこには悪くない条件の、いわゆる『チャンスもどき』のこと。

そして、本当にやりたいことより「怖い」が勝ってしまうと、目先の甘くて楽～な、この「そこそこのチャンス」が抜群のタイミングでやってきます。

それに手をつけてしまうと、せっかくの本当のチャンスを逃しちゃうのなー。

そこそこのチャンスは、まるでメフィストフェレスのように耳元で囁いてくる。

「なあ、そんなリスキーなことするより、こっちを選んだほうが安全で楽にやれるじゃないか。それにそもそも、おまえがやりたいことは、ほんとはこっちなんじゃなかったか？そうだよそうだよ、こっちがおまえが望む道なんだよ」

ともっともらしく狡猾に誘惑してくるんです。

ぼくもよくこの「そこそこのチャンス」に目がくらみそうになります。いや、時々くらんできた。

信念が強い人、失敗を怖れない人は「そんなのやりたいほうをさっさとやりゃいーじゃん」と言うかもしれんが、ぼくはめちゃくちゃ臆病で弱い人間ですからね、毎回この誘惑と戦ってます（笑）

で、メフィストフェレスの誘惑に屈した時、こんなことを考えるのです。

「そうだったそうだった。俺がやりたいことはこっち（そこそこのチャンスのほう）だったんだ。ふー危ない危ない、うっかりリスキーな道を選ぶとこだった。そんな危ないことしなくても、こっちのほうが安全だしそれなりに楽しくやれるんだからいいじゃないか。うん、これが幸せというやつだな」

って、いつのまにか自分が本当にやりたいことと巧妙にすり替えてきたよね。

自分が本当にやりたいことが心の奥から湧き上がってきた時の、魂が震えるようなあの感覚はすっかり忘れちゃってんですね。

といっても、そこそこのチャンスを掴んだからそれがダメだとかそういうことではないんだけどね、そもそも、そこそこかそうでないかなんて、それこそ自分で決めるものだから。

ぼくは常に自信がない人間だったので、臆病故に自分の決断すら疑ってきたから、たまにそうやって自分を客観視して気づいて軌道修正してきたわけです。

結果、それで良かったとおもるので、そこそこのチャンスに引っかかっても別にOKっちゃOKとは思ってます。

いやーそれにしても、今までどんだけやりたいことから逃げ続けてきた人生だったのだと苦笑いしてしまう。

で、今でもやりたいことにビビリながらも自分なりに飛び込むようにはしてるんだけど、その度に怖さのハードルもどんどんスケールアップしていく。

課題の難易度が上がるんだよね。

公文式か

あ、そうそう。

だめんずほどそこそこのチャンスに飛びつきやすいよ。きれいごとほざくの大好きだから、あの人たち。

そんなだめんずの生態を知りたい人は下のトークイベントなんかおすすめです。

あ、耳が痛い人も安心してご参加ください。大丈夫です。ぼくなんか耳痛いの通り越して胃がキリキリ痛いから。

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■トークイベント

●『白石泰三トークライブ＠東京』
～ぼくが“だめんず”をやめることが出来たワケ～

借金、離婚、廃業、鬱、やることなすことすべてにおいて自信を失い、目はうつろで声もカスッカス、人生終わりにしようと考えてたぼくがどうやって幸せな人生へとシフトすることが出来たのか……。
このトークライブは、そんな自分の人生に責任を取りたくなくてうわべだけ取り繕ってばかりいた“あの頃”のぼくに一番伝えたいトークライブです。

【日時】7月27日（金）19:00～（21:00終了予定）
【会場】新宿または渋谷近郊

【参加費】6,000円

詳細・お申し込みは＞＞＞こちら

●『白石泰三・野引香里どスピすぎるトークライブ』
～臨死体験でわかったこの世界のカラクリと、死ななくてもわかるこの世界のカラクリ～

今回は白石泰三と野引香里それぞれ二人の視点から『この世界のカラクリ』という共通のテーマについてお話しします。
パート①『臨死体験でわかったこの世界のカラクリ』白石泰三
パート②『死ななくてもわかるこの世界のカラクリ』野引香里

東京、京都の２ヵ所で開催！

【東京】

【日時】8月4日（土）13:00～（15:00終了予定）
【会場】新宿または渋谷近郊

【参加費】7,000円

詳細・お申し込みは＞＞＞こちら

【京都】

【日時】8月20日（月）18:00～（20:00終了予定）
【場所】京都駅近郊