ここ数年、史上空前の「好きなことをして生きるブーム」が到来しておりますね。


 

「好きなこと」だけして生きていく。

 

 

好きなことだけで生きていく。 (ポプラ新書)

 

 

「好きなことだけやって生きていく」という提案

 

 

大好きなことをやって生きよう!

 

 
 
他にも「好きなこと」で書籍検索をしますと、まー凄まじい数の「好きなことして生きるための本」がわらわらと出てまいります。
 
著者の方たちがこーんなに「好きなことして生きよう」と伝えているのに、多くの人たちがなかなかそう簡単にできないのはなぜか?
 

ぼくなりに考えてみました。
 

それはですね
 

そもそも人って好きなことや楽しいことのために行動するよりも、苦痛から逃れるために行動することのほうが強く力がはたらくからだと思うんですよ。
 

これ、人間に限らず全ての生物が基本的にそういうデフォルト設定なんですね。デフォルトというか本能です。

 
なぜって、苦痛というのは生死に関わることだから、苦痛を感じるとそこから本能的に逃れようとするんです。


虫や魚は痛みを感じないといわれるけれど、触ると暴れるよね。

トマトなんかは寒くなると実が凍らないように糖度を上昇させるよね。だから冬に甘くなる。

それは命の危機を本能で知ってるからじゃないかと思うんですね(本能という言葉が適切かはわからんけども)。

同じように、人間だって苦痛を受けると命の危機を感じてそこから逃げようとする力がはたらくんです。


不安や恐れも苦痛の一種です。


だから、不安や恐れから解放される行動のほうが、楽しいことしたいよりも強い力がはたらいてしまうのは生物の本能です。

 
例えば、
 
美味しいものを食べたい(飲みたい)より、飢えを満たす(渇きを癒す)を選択してしまう。
 
好きなことにお金を使うより、お金が減る恐れから逃れるためにセコセコ使う。
 
自由に生きるより、周囲に嫌われないように顔色を伺って生きる。


それらがこの時代に生きるための生存戦略だと思い込んでるから。



といった具合に、不安や恐れが強いと好きなことして生きていくのってなかなか難しい。




じゃあどーすりゃいいのさって話しなんですが、


これはもう、好きなことして生きてっても、命まで取られることはないと体に理解させるしかないんじゃないかなと思うんですよ。


大げさに聞こえるかもしれんけど、生物の生存本能がはたらいちゃうんだからしょーがない。


理屈じゃなくて実際に体験していくしかない。少しずつ少しずつ、好きなことをやる回数を増やしていく。

んで、好きなことのスケールを徐々に大きくしていって「あ、死なないんだな」ていう成功体験を積み重ねていくのが早いかなと(笑)。


そうやっていって、今度は逆に「好きなことして生きていかないとわたし死んじゃう」に切り替わったらいいよね。


自分のなかの『生存戦略の書き換え』です。



ちなみに好きなことができない人、つまり不安の多い人ってだまされやすいですよね(笑)。つまり外からの影響を受けやすい。
 

例えば、人が不安や恐れを感じる感情を利用して、ツボや印鑑とかを高額で売ったりできるんですよね(笑)。




ちょっとした洗脳なんかも簡単にできます。夕暮れのような気分が落ちやすい時間帯に、重く静かに流れる音楽にのせて聴衆の不安をあおるようなスピーチをする。低い声でゆっくり。

 
次第にスピーチをヒートアップさせ、聴衆の未来への不安や現状への怒りを最大限まであおったところで、「わたしにまかせなさい」的な誰でもわかる優しい言葉で一気に人心掌握。


選挙演説とか効果的だろうね(笑)。


 
ちなみにこれ、ヒトラーがやってました。
 


あ、だからってその手法そのものが悪だと言ってるわけではないです。


そういう方法があるよってだけでね。

 
それほどに、人が不安や苦痛から逃れようとする力は本当に強いってことが言いたかった。

でもそれはヘタをすれば、知らない間に誰かに心を飼いならされかねないってことは知っておいてもいいかなと思う。



ぼくもその不安や恐れが強い人間だったから、好きなことをやれてるようでなかなかできなかった。


たまに今でも、生存本能が大げさにオートではたらいてしまうことがあるけどね、生涯賭けてでも心が豊かになるほうの選択をし続けていきたいなと思ってますよ。



「ぼくは常に豊かでいるほうの選択をする」
 

今年の2月だったかな、そう誓いを立ててから、ぼくの人生が激変しました。


もちろん良いほうにね。


 
来たる11月11日、復帰後初のトークイベントを開催します。
 
『TAIZO復活祭 ~死にかけて見つけた超☆楽勝人生の秘けつ~』
―決断も行動もできず変わりたいのに変われなかったあの頃のぼくに伝えたい話しがあるんだけど聞いてみる?―
 
 
トークイベントお申込みは下記からお願いします。

『TAIZO復活祭 ~死にかけて見つけた超☆楽勝人生の秘けつ~』
―決断も行動もできず変わりたいのに変われなかったあの頃のぼくに伝えたい話しがあるんだけど聞いてみる?―
 

【日時】

2017年11月11日(土曜日)

<1部> 復活祭 @高田馬場

13:00~15:00(12:30より受付開始)

<2部>TAIZO BAR @高田馬場

17:00〜19:00(16:30より入場開始)

イベント詳細・お申込みは

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エッセイをご希望のかたは下記からお願いします。

(※以前申し込んだけどうっかり期日を過ぎてしまったというかたもこちらから再度お申込みいただけます)

大ヒット御礼!

白石泰三 書き下ろしエッセイ

『決断も行動もできず変わりたいのに変われなかったあの頃のぼくに伝えたい物語があるんだけど読んでみる? ~死にかけて見つけた超☆楽勝人生の秘訣~

 

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奇跡のような不思議な出来事が盛りだくさんの体験談、ぜひ読んでもらえると嬉しいです。

 

著者の皆さまからのご感想です。

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リュウ博士↓

天才復活!TAIZOさんの書きおろしエッセイが配信開始されました☆

 

子宮委員長はるちゃん↓

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