アマゾンランキング
心理学1位、ノンフィクション1位、人文書籍1位を獲得!
TAIZOの著書
電波妻
【拙書のご感想ありがとうございます】
●心屋仁之助さん ●HAPPYさん ●子宮委員長はるさん ●『ダンナ様は霊媒師』著者・ケプリ夫人 ●『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』著者・リュウ博士 ●『1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術』著者・渡邊康弘さん ●『スマホで月8万円を得る方法』著者・山口朋子さん ●『働くママの時間術』著者・馬場じむこさん ●本田健さん(『本田健の人生相談 Dear Ken Vol.317』 )
他、多数の皆さまからのご感想をいただいております。
現在、皆さまからのご感想をまとめたページ作成中です。
ありがとうございます!
先日、こんなブログを書いたら、どえらい反響でした。
ほんとは他にも色々と面白い考察を書けたのだけど、それやっちゃうと戻ってこれなそうなほど最深部に行きそうだったのですんドメでやめてたんですよ(笑)。
そしたらば「もっと続きが読みたい!」という欲しがりやさんがとても多かったので、今日は別の切り口から書いてみますね。
でも、内容は前よりディープです(笑)。
それでは、映画『君の名は』の舞台となる「糸森湖」について――。
この湖のモデルとなっているのは長野県の「諏訪湖」といわれているようです。
新海誠監督の出身が長野だからというのがあるんだと思うけど、さて諏訪湖といえば諏訪大社。
ちなみにぼくの出身である長崎の総鎮守も諏訪神社で、小さい頃は諏訪神社の近くに住んでいたのでとても親しみがあります。
祭神はタケミナカタとその妃であるヤサカトメノカミ。
そう、ここはカップルで祀られているわけですね。
こういうとこも、映画とちょっとリンクしてます。
このタケミナカタという神さまについてざっくり説明すると、タケミナカタはかつて日本を支配していた出雲の神であるオオクニヌシの息子。
アマテラス側の使者であるタケミカズチから「アマテラスの孫のニニギに国を譲れ」といわれ、タケミナカタは「ざけんなよ」といって力比べを挑みます。
が、タケミカズチからこてんぱんにやられ、諏訪湖まで逃げ落ち、この地から出ないという約束で命を助けてもらいました。
それでオオクニヌシはアマテラスに国を明け渡すことにします。
と、サラッと書いたけど、要はアマテラス軍に侵略されたってことよね。
さてこのタケミナカタ、さんざんな目にあってしまったわけですが、リュウ博士の著書『成功している人は、なぜ神社に行くのか? 』によれば、後世の人たちを同じ目にあわせたくないという強い思いから最強の軍神として祀られているとのことです。
そしてこのタケミナカタとタケミカズチのとっくみあいが「相撲」のルーツともいわれています。
んがっ
相撲のルーツといえば、もうひとつあります。
旧約聖書に、ヤコブと天使が一晩中とっくみあいをした記述があり、それが相撲のルーツなのではともいわれてます。
…………。
俄然、香ばしさが漂ってきましたが、まだ大丈夫でしょうか
うん、まあでも
「スモー」とか「ハッケヨイ」とか「ノコッタノコッタ」とかヘブライ語にもあるそうだしね(笑)。
で、この相撲をとった天使、ヤコブがあまりにしつこいので、天使は帰りたくなりました。
天使「あーもう、なんなのおまえ」
ヤコブ「ヤコブだよ」
天使「じゃあさ、もうヤコブって名前やめたら?」
ヤコブ「うんいいよ」
というよくワケのわからないやりとりがあり、ヤコブは名前を「イスラエル」に改名します。
そんなわけで、日本のルーツは古代イスラエルにあったのではという話になってしまったのですが、なぜここまで話が脱線してしまったかというと、この諏訪大社にこそ日本とユダヤの驚くべき共通点が残っているんですね。
旧約聖書によれば
ユダヤの始祖アブラハムは神の啓示に従って、息子のイサクを神に捧げる生贄として、縄で縛りつけ刃物で刺しころそうとします。
そこで神さまからの「ちょっと待った」コール。
「息子の代わりに羊を生贄として捧げてもOKよ」ってことになりイサクを解放しました。
要するにアブラハムは神への忠誠心を試されてたわけです。
さて、諏訪大社には豊作祈願の神事「御頭祭」という祭りがあるそうです。
それはどんな祭りかというと
子どもを縛りつけて神官が刀で切りつけようとしたところに別の神官がやってきて「ちょっと待った!」コール。
さらに、子どもの代わりに鹿の頭を生贄として神に捧げるという儀式をします。
完全に一致。
ちょうどいい画像をみつけた(笑)。
もーこれ、偶然とは思えないですよね。
でも、これだけではありません。
諏訪大社にはさらにもうひとつ驚きの共通点があるんです。
その、アブラハムがイサクを生贄に捧げようとした地をモリヤ山といいます。
でね、諏訪大社のご神体というのも山なんですけどね
その山の名前を守屋(もりや)山といいます。
ついでにいうと、代々仕えている神長官の名前も守矢(もりや)さんというのだそうです。
そういうわけで、ずいぶん遠くまで来てしまいまして、諏訪大社とユダヤとの関わりを書いたわけですけども
『君の名は』はどこいったんだよって話ですよね。
あーはい、ちょっと待っててくださいね。
だからほれ、『君の名は』の舞台となる町の名前って「糸森(いともり)」でしょ。
「もりや」に由来するんじゃないかなと思うんですよね、それも意識して名づけたんじゃないとは思うけど。
それと、その諏訪大社というのは、元々はタケミナカタと妃を祀る以前は、土着の神さまを祀っていたといわれているんですよ。
おそらくは古事記よりも前、古神道とかの時代なんじゃないかと思うけど、調べてみるとどうやら白蛇の神さまとかのようです。
白蛇……?
白蛇といえば、奈良にある日本最古の神社「大神神社(おおみわじんじゃ)」が白蛇の化身であるオオモノヌシを祀っていることで有名です。
または白龍という人もいるようです。
三輪山をご神体とするので「三輪神社(みわじんじゃ)」ともいわれます。
そういえば、映画の主人公の「三葉(みつは)」は「みわ」とも読めますね。
めっちゃこじつけ感たっぷりなんですが、さらにちょっと気になることがあるんですよ。
映画の中に出てくる彗星、「ティアマト彗星」というんですけど、そのティアマトってのを調べてみたんです(我ながらヒマだなあ)。
そしたら、どうやらメソポタミア神話に出てくる女神で、すべての神々を産んだ母神とのこと。
それってまるでイザナミじゃんって感じですよね。
まーそれはさておき
そのティアマトの姿は
ウミヘビや龍の姿をしていたのだとか
ふー、なんとか戻っては来たものの、少しだけ着地点がずれてしまいましたね。
あともうちょっとだけ掘り下げれないことはないんだけど、そうなると、スピ子大好き瀬織津姫とかまで発展していって、ややこしくなるので気が向いたときにまた書きます(笑)。
しかし、我ながらよくぞここまでこじつけたなあ。