昨日、教育員会関係分の常任委員会が開催されました。私はこれまで何度もブログでご報告しておりますが、夜間中学について質疑を行いました。
教育委員会では今年度、夜間中学についての検討委員会を設置し議論を重ねておりますが、形式的卒業者、義務教育未修了者への2回のアンケート調査の結果、452件の回答があり、その内、265件は「通えるところに夜間中学があったら通ってみたい」との回答でした。また回答者の居住地は四日市市が134人と圧倒的に多い結果となりました。
様々な検討の結果、まずは来年度から実証研究として、県内複数個所で義務教育段階の学び直し教室を実施するとのことです。2~3カ月の間、2~3時間を週2日程度、国語、数学等を学ぶ形態とし、ニーズや課題を丁寧に把握、検証していきたいとのことで、2年間行うことになります。その後、夜間中学の必要性が確認出来たら設置場所等を2年間検討、準備をして早くて令和7年の開校になるとの見込みでした。
私は、不登校や引きこもり、外国人の未就学者などの課題は相当深刻で、検討に5年間の時間をかけるといった悠長なことを言っている状況ではないと考えています。もちろんこれらは、夜間中学開設だけで解決できる課題ではありませんが、公的な夜間中学の必要性は喫緊の課題であり、スピード感が大切であると申し上げました。
また、新型コロナに関しても質疑を行いました。これまで全国で10代の陽性確認者は8,992人、10歳未満は、3,637人(12月9日現在)で亡くなった方はゼロです。そのほとんどが無症状、もしくは軽症であることから、新型コロナは子どや若者については非常にリスクが低いことが分かってきました。一方、子ども達がウイルスを持ち帰り家庭のおじいちゃんやおばあちゃんにうつすのではないか?子ども達の後遺症のリスクがあるのではないか?といった心配をよく耳にします。
これらの心配に関して正しい情報が提供されていないことが問題と考え質疑を行いました。これまでの県内の児童生徒の陽性確認者は、51名ですが、感染経路が分かりにくいものもありますが、子どもから家族への感染事例はほとんどないとのことでした。また、後遺症に関しては、12月中にこれまでの県内で陽性が確認された方についてその後のアンケ―ト調査を行うとのことでデータはその結果待ちとなります。
私は毎日、新規感染者(新規陽性確認者)という不安を煽ることはあってもあまり意味のない数字に一喜一憂するのではなく、真に県民が必要な情報を正しく提供することが重要と考えます。特に子どもや若者の未来や夢が奪われ、先の見通しが立たない不安から精神的に不安定な子ども達が増えてきている中、どうなれば日常に戻すことが出来るのかということを段階的に明示する必要があると考えます。
教育長はじめ教育委員会、学校関係者は学びを継続できるよう、全力を尽くしていただいていることはよく理解しています。大人の判断ではなく、もう一歩子ども達の声に寄り添って一日も早く日常を取り戻すことができるよう大人が責任を取らなければいけないとあらためて感じています。