本格的な受験シーズンが到来しました。

 

先週末は各地で大学入試センター試験が行われていましたね。おっと、今年からもうセンター試験とは呼ばないんだっけ。「大学入学共通テスト」と名前が変わったようで。センター試験より更に昔は「大学共通第1次学力試験」なんて名前でしたけれど、そんなのもう「明治時代の話?」てくらい昔に感じてしまいますね。

 

 

 

そういえば、今年はコロナ禍ということもあってテスト中のマスク着用が義務付けられているようですけれど、マスクから鼻を出していたということで失格処分になった受験生がいたとニュースになっていました。最終的には逮捕されたという。

 

鼻を出していただけで失格で、挙句に逮捕!?と思ってしまいますが、まあそう判断した側にはそう判断した側なりの、正当性があったのでしょう。何かちょっとびっくりしちゃうけど。

 

 

そういった、入学試験のようなものは、麻雀の世界にもあります。それは、麻雀プロテストです。

 

 

俺は麻雀プロではないですし麻雀プロを目指してもいませんが、自己の研鑽のためにプロテスト問題を解いてみることはあります。だいぶ変わり者ですよね。今書いていて思いました。

 

まあでも、麻雀好きの人ならクイズ感覚で楽しめるんじゃないかとも思いますよ。今回俺が解いてみたのは「平成 22 年度プロテスト筆記問題 年度プロテスト筆記問題」(日本プロ麻雀連盟)です。ご興味ある方は、是非挑戦してみてください。

 

 

この中で、設問と正答を見比べても分からなかった問題があります。それは問1の10問目です。最初に断っておきますが、点数計算の問題です。点数計算なんか知らんわ!て人にはごめんなさいね。マニアックで。一発で正解できる人、いますかね。

 

それでは、どうぞ。

 

 

問1⑩

次の牌姿の点数を答えなさい。回答は申告通りに記すこと。

 

南1局北家(ドラman1-66-90-s)

 

 man1-66-90-sman2-66-90-sman3-66-90-sman8-66-90-sman9-66-90-sman9-66-90-sman9-66-90-s カンji4-66-90-sji4-66-90-sji4-66-90-sji4-66-90-s ポンpin8-66-90-spin8-66-90-spin8-66-90-s 

 

ツモman7-66-90-s (ji4-66-90-sを大明カンからのリンシャンツモ)

 

 

 

ということでありますが。

 

 

答えは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正答:5200

 

 

ツモなのに、正答が1300/2600とかではなく5200なんですね。ということは、日本プロ麻雀連盟では大明カンからのリンシャンツモは責任払いルールということでしょうねたぶん。俺は1600/3200かと思ったんですけど、責任払いなら6400なのでどのみち間違いだったということです。

 

まあ責任払いは置いておいたとして、符計算部分で俺がどこを間違えたのか、あらためて考えてみます。

 

 

和了役:自風・ドラ1・嶺上開花

基本点20符+ツモ2符

ペンチャン2符

北明カン16符

8pポン2符

 

 

ということになるかと思います。合計すると、42符。

 

42符=切り上げ50符

 

3翻50符 = 6400点

 

 

あれ、6400点になったぞ?

 

50符3翻なら、6400点です。40符なら5200点ですけど。

 

俺の解釈だと何回計算しなおしても50符の6400点になります。うーむ、どういうこと?

 

はいシンキングタイム。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え。たぶんですが、正解としては、ツモ2符がつかないということだと思います。

 

この設問の正答が納得出来なくて、色々調べた結果、「ルールによっては嶺上開花ツモの場合はツモ2符がつかないことがある」という記事を見つけました。そんなルールもあるんですね。初めて知りました。俺は巷の一般的なルール知識しか頭に入っていませんでしたが、たぶん日本プロ麻雀連盟、或いはプロの世界ではそういうルールになってるのかな。

 

でも誰かに正答を解説してもらったわけではないので、もし詳しい方がいらっしゃったら是非教えて下さい。

 

 

それにしても、大明カンが責任払いになったりならなかったり、嶺上開花にツモ符がついたりつかなかったり、他にも麻雀のルールって細部まで色々とハウスルールが多すぎまね。菅総理あたり麻雀のルール統一法案でも出してくれませんかね。そしたら少しは支持率も回復するんじゃないかと思うんですが。

 

お正月に、麻雀の新年初打ちに行ってきました。

 

お正月には神社への初詣よりも雀荘への初打ちに行きたくなるのが麻雀打ちの性というもの。といってもコロナ渦で随分長く牌を触っていなかったので、牌が指に馴染まない馴染まない。つるっと飛ばしてしまわないのように、気をつけながら打ちました。コロナにも。

 

 

 

さて、新年最初に手にした配牌がこれ。起家。

 

 

pin1-66-90-s-embpin2-66-90-s-embpin7-66-90-s-embpin8-66-90-s-embsou1-66-90-s-embsou5-66-90-s-embman2-66-90-s-embman2-66-90-s-embman3-66-90-s-embman5-66-90-s-embji5-66-90-s-embji5-66-90-s-embji7-66-90-s-emb ツモsou7-66-90-s-emb ドラji7-66-90-s-emb

 

 

 

起家でドラji7-66-90-s-embもちょこんと1枚あって、最初からなんだか縁起がいいね。

 

ji5-66-90-s-embはドラ表示牌にも出ているので残り1枚。さて何切るか。

 

ひとまず第一打はsou1-66-90-s-embから。遠くに123の三色も見えるけど、man5-66-90-s-embとかから切り出すのはやりすぎ感がね。

 

とりあえずの目標最終形としてji5-66-90-s-embをポンしてのji7-66-90-s-emb単騎を想定。でも幾つも鳴き散らかしてまで目指したいとは思わない。

 

できれば、ji5-66-90-s-embもなかなか出ない方が嬉しい。何なら、好形待ちを残してのji5-66-90-s-emb雀頭リーチでもいい。

 

と思っている内に8巡目、願い叶ってかji5-66-90-s-embが出ないままこんな形の聴牌に。

 

 

 

pin1-66-90-s-embpin2-66-90-s-embpin3-66-90-s-embpin7-66-90-s-embpin8-66-90-s-embpin9-66-90-s-embsou5-66-90-s-embsou5-66-90-s-embman2-66-90-s-embman3-66-90-s-embji5-66-90-s-embji5-66-90-s-embji7-66-90-s-emb ツモman1-66-90-s-emb ドラji7-66-90-s-emb

 

 

 

先手必勝の現代麻雀。ましてや親。こんなのji7-66-90-s-emb切って先制リーチの一手でしょう。そら普通そうでしょう。

 

と、頭の中で独り言を言いながらsou5-66-90-s-emb切り。

 

だって、いらないんだもん。こんなsou5-66-90-s-emb。赤牌もないルールだし。

 

 

と、思っていたら、10順目に下家から先制リーチが。

 

 

ji5-66-90-s-emb出たらポンだな~と思っていたところに、ひょっこりji7-66-90-s-embツモ。再び聴牌。

 

 

 

pin1-66-90-s-embpin2-66-90-s-embpin3-66-90-s-embpin7-66-90-s-embpin8-66-90-s-embpin9-66-90-s-embman1-66-90-s-embman2-66-90-s-embman3-66-90-s-embji5-66-90-s-embji5-66-90-s-embji7-66-90-s-embji7-66-90-s-emb 

 

 

 

そして12巡目にリーチ者からji7-66-90-s-embがこぼれ、めでたく18000点の和了となりました。

 

 

 

 

pin1-66-90-s-embpin2-66-90-s-embpin3-66-90-s-embpin7-66-90-s-embpin8-66-90-s-embpin9-66-90-s-embman1-66-90-s-embman2-66-90-s-embman3-66-90-s-embji5-66-90-s-embji5-66-90-s-embji7-66-90-s-embji7-66-90-s-emb ロンji7-66-90-s-emb ドラji7-66-90-s-emb

 

 

 

 

この和了が効いて、新年緒戦をトップで終了。幸先がいいね。

 

 

 

 

 

 

2戦目は、座っているだけの3着。。

 

 

 

 

 

3戦目。迎えたオーラス。状況・配牌はこんな感じ。

 

 

東家:10800

自分:29500 (南家)

西家:39200

北家:20500

 

南4局0本場 

pin1-66-90-s-embpin2-66-90-s-embpin3-66-90-s-embpin5-66-90-s-embpin7-66-90-s-embpin9-66-90-s-embsou5-66-90-s-embsou6-66-90-s-embman1-66-90-s-embman1-66-90-s-embman1-66-90-s-embman6-66-90-s-embji2-66-90-s-emb ツモsou5-66-90-s-emb ドラji3-66-90-s-emb

 

 

 

いわゆる満ツモトップ条件。配牌的には一通か三色?

 

でもアレもいいよね。アレ。

 

ひとまずji2-66-90-s-emb切り。ドラ表示牌に1枚出てるしね。

 

 

 

6巡目。手牌が567の三色目に変化していたところで待望のアレを引く。キター。

 

 

 

 

pin1-66-90-s-embpin2-66-90-s-embpin3-66-90-s-embpin5-66-90-s-embpin7-66-90-s-embsou5-66-90-s-embsou6-66-90-s-embsou6-66-90-s-embman1-66-90-s-embman1-66-90-s-embman1-66-90-s-embman5-66-90-s-embman6-66-90-s-emb ツモman1-66-90-s-emb ドラji1-66-90-s-emb

 

 

 

場況的に、山にありそうだなと思っていたman1-66-90-s-emb。カンは一向聴か聴牌でというのが基本だけれど、この手牌なら二向聴でもカン。

 

でも正着かどうかは知らないよ。丁寧にsou6-66-90-s-embを切ったり、sou5-66-90-s-emb切りという人もいるでしょう。man1-66-90-s-embツモ切りは無いように思うけど。

 

 

その後、思惑通りにpin7-66-90-s-embsou4-66-90-s-embと入って9順目聴牌。リーチ!

 

 

 

 

pin1-66-90-s-embpin2-66-90-s-embpin3-66-90-s-embpin7-66-90-s-embpin7-66-90-s-embsou4-66-90-s-embsou5-66-90-s-embsou6-66-90-s-embman5-66-90-s-embman6-66-90-s-emb man1-66-90-s-emb裏裏man1-66-90-s-emb 

 

 pin5-66-90-s-embsou6-66-90-s-yoko-embリーチ!

 

 

 

 

 

ツモ!man7-66-90-s-emb  ドラji1-66-90-s-embji2-66-90-s-embsou2-66-90-s-embsou6-66-90-s-emb

 

 

終盤にman7-66-90-s-embをツモり、裏ドラ1枚乗って2000・4000の和了りとなりました。

 

 

幺九牌の暗カンは尊い。逆転トップ、嬉しいね。

 

 

 

 

 

 

4戦目は、ぶさ下がりの2着。

 

 

 

 

俺は4戦打つと疲れちゃうウルトラマン体質。5戦目、ラス半。

 

 

オーラスを迎え、けっこうダントツのラス目。状況・配牌はこんな感じ。

 

 

南4局0本場

東家:24500

自分:07000 (南家)

西家:15500

北家:53000

 

pin2-66-90-s-embpin3-66-90-s-embpin4-66-90-s-embpin7-66-90-s-embpin7-66-90-s-embsou3-66-90-s-embsou4-66-90-s-embsou6-66-90-s-embsou6-66-90-s-embsou8-66-90-s-embsou8-66-90-s-embman7-66-90-s-embman7-66-90-s-emb ツモman6-66-90-s-emb ドラji1-66-90-s-emb

 

 

 

いや好配牌。中張牌しかないよ。でもドラがない。七対子も見る?

 

 

俺は見ないのでman7-66-90-s-emb切り。678のタンピン三色も見えるし。満ツモなら3着、跳ツモなら2着の状況だから、仕上げたいね。

 

 

でも序盤にバタバタとman8-66-90-s-embが切りまくられ、678の三色はみるみる厳しい状況に。手牌は6巡目でタンピン一向聴にはなったけど。

 

 

 

 

pin2-66-90-s-embpin3-66-90-s-embpin4-66-90-s-embpin6-66-90-s-embpin7-66-90-s-embsou3-66-90-s-embsou4-66-90-s-embsou6-66-90-s-embsou6-66-90-s-embsou8-66-90-s-embsou8-66-90-s-embman6-66-90-s-embman7-66-90-s-emb ツモsou5-66-90-s-emb ドラji1-66-90-s-emb

 

 

 

こりゃもう678の三色とか無いなー。。普通のタンピンで終わりそう。どうにかアレ引かないかなアレ。と思いながらsou6-66-90-s-emb切り。同じ対子でもsou8-66-90-s-embは切っちゃいけないね。

 

 

 

すると2順後、ほんとに引きました。アレを。

 

 

 

 

pin2-66-90-s-embpin3-66-90-s-embpin4-66-90-s-embpin6-66-90-s-embpin7-66-90-s-embsou3-66-90-s-embsou4-66-90-s-embsou5-66-90-s-embsou6-66-90-s-embsou8-66-90-s-embsou8-66-90-s-embman6-66-90-s-embman7-66-90-s-emb ツモsou7-66-90-s-emb ドラji1-66-90-s-emb

 

 

 

sou7-66-90-s-emb!!

 

 

 

諦めかけた三色が、678から567に生まれ変わってお帰りなさい。sou7-66-90-s-embをあっさりツモ切ったり、手拍子でsou8-66-90-s-emb打ったりしないように、予め想定しておいてよかった。

 

 

でもこの手牌、聴牌効率的にはsou8-66-90-s-emb切りが一番広い。sou2-66-90-s-embsou5-66-90-s-embsou8-66-90-s-embの3面受けだって捨てがたい。

 

 

 

 

小考して、sou4-66-90-s-emb切り。

 

 

点数状況的にも、567の三色が偉すぎる。それにpin5-66-90-s-embman5-66-90-s-embもまだ山にありそうだったから。

 

 

 

そして次順、しっかりpin5-66-90-s-embをキャッチ。リーチ!

 

 

 

 

pin2-66-90-s-embpin3-66-90-s-embpin4-66-90-s-embpin5-66-90-s-embpin6-66-90-s-embpin7-66-90-s-embsou5-66-90-s-embsou6-66-90-s-embsou7-66-90-s-embsou8-66-90-s-embsou8-66-90-s-embman6-66-90-s-embman7-66-90-s-emb

 

sou4-66-90-s-embsou3-66-90-s-yoko-embリーチ!

 

 

 

和了り牌はman5-66-90-s-embしかイメージなかったけれど、man8-66-90-s-embでも和了る。平和手で裏1期待の時は和了るタイプです。

 

 

man5-66-90-s-emb来い!と思っていたら親からおっかけリーチが!

 

 

結果やいかに!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

pin2-66-90-s-embpin3-66-90-s-embpin4-66-90-s-embpin5-66-90-s-embpin6-66-90-s-embpin7-66-90-s-embsou5-66-90-s-embsou6-66-90-s-embsou7-66-90-s-embsou8-66-90-s-embsou8-66-90-s-embman6-66-90-s-embman7-66-90-s-emb ロンman5-66-90-s-emb ドラji1-66-90-s-embman5-66-90-s-emb

 

 

 

 

man5-66-90-s-embローン♪

 

 

 

 

おっかけリーチの親からman5-66-90-s-embが出て、裏も1枚乗ってハネ満の和了りとなりました。4位から2位にジャンプアップして終了。オーラスの2着順アップは相当偉い。役満和了くらいの価値がある。

 

 

最期はman5-66-90-s-embが親から出ても裏1無いと親をまくれないと思っていたから裏ドラ乗れ~って念じてたけど、親もリーチ棒出したから満貫でもまくれてたんだね。後で気づきました。

 

 

 

 

 

 

 

結果。5戦打って1着から順に2-2-1-0。上出来でしたね。

 

 

 

コロナ禍で緊急事態宣言が再び発令されて、リアルのほうの麻雀はまた何ヶ月も打てなくなりそうだから、貴重なこの機会に好結果を残せて良かったです。正月からツイてましたね。

 

 

新年あけまして、おめでとうございます。

この前始まった気がしていた2020年も気が付けば2021年となり、楽しみにしていた2021年のお正月もあっという間に今日が3日となりました。時の過ぎ行く早さ、おそるべし。

 

 

こういうことは、麻雀にもあります。それは、摸打そのものです。

 

 

 

配られる配牌。良し。よーし高い手に仕上げて和了るぞ!

 

pin1-66-90-s-embpin1-66-90-s-embpin1-66-90-s-embpin2-66-90-s-embpin2-66-90-s-embsou3-66-90-s-embsou3-66-90-s-embsou4-66-90-s-embman4-66-90-s-embman6-66-90-s-embman7-66-90-s-embman9-66-90-s-embman9-66-90-s-emb   ji5-66-90-s-emb

 

そう思って摸打を繰り返し、あっという間に捨て牌2段目。

 

まだまだ全然序盤でしょお!

 

そう思って尚も摸打を繰り返し、気が付けば捨て牌3段目。

 

最初に良い手だったし、鳴かずに和了を目指すぞ!

 

そして、あれよあれよと順目は過ぎ去り、ノーテン流局。。

 

pin1-66-90-s-embpin1-66-90-s-embpin1-66-90-s-embpin2-66-90-s-embpin3-66-90-s-embsou3-66-90-s-embsou4-66-90-s-embman2-66-90-s-embman2-66-90-s-embman6-66-90-s-embman7-66-90-s-embman7-66-90-s-embman7-66-90-s-emb

 

 

麻雀て、1巡ごとに手牌の相場が大きく変動してゆくゲームです。最初に良い配牌だったから、和了だけを目指して初心貫徹!というのはカッコ良いように聞こえますが、よく吟味してみればただの大雑把な麻雀というふうにもとれます。

 

何故それが大雑把なのか。それは和了と放銃が存在することは勿論、聴牌料とノーテン罰符いうものもあるからですね。

 

聴牌料はMaxで1000点オール。逆にノーテン罰符は1000点オールの支払い。子方を基準に考えれば、1000~3900点くらいの手牌価値があります。

 

けっこう、大きい。では形式聴牌って、どういった基準で狙っていけばいいのでしょうか。

 

それは、次のような感じになります。

 

 

1~9順目:形式聴牌は狙わない。手牌が無残な場合のみ形式聴牌に備える。

10~12順目::手牌が2向聴の場合は形式聴牌を考慮する。危険牌は打たない。

13~15順目:手牌が1向聴でも形式聴牌を考慮する。危険牌は打たない。

16~18順目:形式聴牌を全力で考慮する。本命と目されない危険牌も打牌考慮に入れる。

 

 

まあこんな感じになりますね。この指標さえも、細かく見れば大雑把なものですが。状況によって目まぐるしく正着打が変わるのが麻雀ですからね。

 

俺は麻雀が弱いのであまり深い戦術論は書けませんけれど、ある程度確立された戦術論については初心者の方向けに書いてゆけたらと思っています。

 

今年も皆様、よろしくお願いします。

クリスマスが今年もやってくる~♪::*☆::*::☆彡

 

 

かなしかった出来事できごとるように♪

 

 

 

というわけで、今年もクリスマスがやってきます。

 

クリスマスって、25日ですけれど、大体盛り上がるのは24日のイブですよね。それは分かります。

 

でも、イブイブって何なん。

 

23日とか関係ないやろがい。と、俺は思ってしまうのです。

 

そもそも、実は俺は子供の頃からクリスマス否定派です。理由はシンプルで、日取りがお正月と近すぎるからです。クリスマスの日取りがお正月と近いと何が嫌か。

 

年の瀬の、和の情緒が全然楽しめないところ。

 

クリスマスでチャラチャラ騒いで終わって、一週間経ったらもうお正月。ちょっと間隔が近すぎないですか。

 

出来ることなら、クリスマスは11月頃にお引越ししてほしい。そして12月は、過ぎ行く年の瀬の風情をゆっくりと味わいたい。

 

クリスマスが終わった途端「今年もあと一週間ですねえ」とか急にしみじみ言っても、いやいやあなた昨日ヒゲメガネ付けて大騒ぎしてたでしょってなるんですよね。年の瀬の侘び寂び感とか全然出ない。

 

 

かと言って、クリスマス自体を無くしてしまうと世の中の子供たちが寂しい思いをしてしまうので、それは良くない。やっぱりプレゼントは欲しい。

 

 

 

 

というわけで、クリスマスは11月に引っ越しましょう。12月上旬でもなんとか可。アメリカのバイデン新大統領あたりが世界に向けてそう宣言してくれないかなあ。菅さんじゃあ全然ダメだろうし。

 

 

ところで、麻雀にもクリスマスのような華やかな手役があります。

 

それはもちろん「大三元」。

 

 

ji6-66-90-sji6-66-90-sji6-66-90-sji5-66-90-sji5-66-90-sji5-66-90-sji7-66-90-sji7-66-90-sji7-66-90-ssou7-66-90-ssou1-66-90-ssou1-66-90-ssou1-66-90-ssou7-66-90-s

 

 

見事なクリスマスカラーのji6-66-90-sji5-66-90-sji7-66-90-s

sou1-66-90-sをご馳走、sou7-66-90-sをキャンドルに見立てるとまさに聖夜の晩餐です。

 

個人的には、ji6-66-90-sji5-66-90-sji7-66-90-s1枚ずつ揃えてメンツとする、クリスマス限定役とかあっても面白いと思います。

 

役の名前は「メリークリスマス」。

 

 

ji6-66-90-sji5-66-90-sji7-66-90-sman2-66-90-sman2-66-90-sman2-66-90-sman4-66-90-sman5-66-90-sji1-66-90-sji1-66-90-sji1-66-90-sji2-66-90-s-emb ji2-66-90-s-emb   ロン  man6-66-90-s

 

 

「ロン。混一色メリークリスマス。8000点。」

 

みたいなね。

 

いやいやメリークリスマス言っといて点棒取るんかい。

 

ていうか結局クリスマス大好きか!!

 

13日に行われた麻雀最強戦2020で、多井隆晴プロが優勝しました。

 

麻雀最強戦は、ほぼ1年間をかけて行われる麻雀界最大規模のタイトル戦です。12月13日がその決勝戦でした。多井プロ、強かった。

 

強かったと言っても、誰にも出来ないと思えるような天才的な一打を繰り出したりとか、派手さが光ったりとか、そういうのではないんです。どちらかと言えば泥臭く、ひたすらに地味。但し正着。正着の一打をコツコツと繰り返していた感じ。もっと端的に言えば、ただひたすらにミスが無い。一人だけ。これって、すごいことだと思いませんか。何をミスと呼んで何をミスとしないのかは見ている人の基準次第ですけれど、俺の目からはそのように映りました。

 

以前、俺はある人に自分の麻雀スタイルを聞かれて、多井プロに近いと言ったことがあります。でもそれは、多井プロに近い実力があるという意味ではありません。自分の麻雀が最高に高まった時、或いは目指すものが、多井プロの麻雀にあるというような意味です。今はまだというか、いまだ下手の極みの真ん中に立っているので、多井プロの麻雀と比べるべくもありませんが。多井プロと比べるような発言をしたこと自体が、思い返すと恥ずかしいですが。

 

そんな俺でも、小さなオンライン麻雀の世界の中で「最強」と呼ばれていた頃がありました。多井プロが優勝した瞬間、俺の中に沸いた率直な思いは「ますます苦しくなりそう」でした。それは俺が最強と呼ばれていたとき、とにかく苦しかった思い出があるからです。最強って、それを目指している時が楽しいんであって、なってしまったら苦しい場所だと感じていました。多井さんは元々既に最強と呼ばれる立場にあるところから更に最強を揺るぎないものにするようなタイトルを獲得したので、俺だったら苦しくて全然嬉しくないわと思ってしまったのです。なので俺はその頃も、誰かに最強と呼ばれるたびに違いますといちいち否定していました。まあ実際、俺の場合は弱いのに最強と呼ばれていると感じていたので、そのギャップの分だけ余計苦しかったのかもしれませんが。ただ、最強という言葉で俺の道の先を閉ざすなという思いは強くありました。

 

 

最強ってたぶん、自分の中でどこまで突き詰められるかという戦いなんだと思います。俺は心のどこかで、最強と呼ばれることに満足しちゃってる部分もあったんだろうなあ。満足しちゃうと後は守るだけになるから苦しい。最近「闘龍」という、オンライン麻雀としては場末に位置するソフトでしか遊んでいないのは、一番の理由は知った人もいなくて気楽だからです。今は麻雀は勝ち負けというよりも癒しとしてあればいい感じ。きっと、小さな栄冠に満足したり負けることに恐れを成さずにずっと足を止めない人だけが、本当の最強への道を歩んでゆけるんでしょうね。