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奇形

日本でバラの奇形が見つかったとの投稿がウェブ上にあり、話題を呼んでいます。

 ・http://photozou.jp/photo/show/1355218/78862376

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おはようございます。何故か今年はバラが奇形咲き…十年以上バラを栽培していますがこんな事は初めてです(>_<)

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これだけなら、まだしも「偶然か・・・?」ぐらいで済むかもしれませんが、、
スリーマイル島の原発事故の際に同じような奇形腫のバラが発生したことがありました。

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そっくりですね。。。

よくよく考えてみれば当然のことかも知れません。
スリーマイルは国際原子力事象評価尺度で、レベル5。
対して、今回のフクシマはレベル7。しかも現在も漏洩の真っ只中です。
スリーマイルで起きた奇形腫レベルは起こっても不思議ではありません。

では、スリーマイルではどのような奇形腫が他に有ったのか。。
以前、日本のテレビでもスリーマイル島の特集をしたことがあったようで、その時のキャプチャが以下の通り。

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といっても。。
フクシマはレベル7な訳ですから、基本的にスリーマイルの被害は上回ると思われます。
では、同じレベル7のチェルノブイリでは何が起こったのか。奇形の出現はなかったのか。
あえて載せませんが、興味のある方は、「チェルノブイリ 奇形」で画像検索などすると、出てきます。

放射能というものは、ある意味で人間の業だと思いますが、
その業のつけとも言うべき影響を、新しい命に背負いこまされるのは余りに惨いです。。

情報の判断を政府に委ねない②

お久しぶりです。
連休を利用して、妻のいる関西まで行っていました。
お腹の子はおかげさまで順調に育っています。お腹を蹴る感覚にほっこりしてきました。。

さてさて。
連休中もニュースには気をはらっていたのですが、一番気になったのは以下のニュースです。

 ・郡山市立橘小学校のHPより

以下に抜粋します。

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橘小放射線測定値報告の中断のお知らせ先日来、本校独自で実施した校舎内及び校庭等の放射線測定値をホームページに掲載してまいりましたが、インターネット等での測定値の発表は、文部科学省や県など公的な機関が測定したものに限るとのことから、今週からホームページへの掲載は中断することとなりました。なお、学校独自の調査はこれまでどおり継続し、数値の推移等については、学校便り等で保護者の皆様にお知らせしてまいりますので、ご理解いただきますようにお願いいたします。

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こちらの橘小学校は、自主的に小学校内のあちこちの場所をガイガーカウンターで測定、ネット公開していました。
はっきり言って、素晴らしい小学校ですし、教育者の鑑だと思います。

この小学校の放射線量は現在も高いらしく、4月28日時点では校庭の地表50cmから、毎時3.14マイクロシーベルトと高い数値が検出されています。

これらの情報について文部科学省のお達しで、ネット公開することはいけないということになったらしいです。

これが、この国の政府の現状です。
しかも、民主党は現在、2億円の予算をネット規制・監視に裂いています。


 ・http://www.meti.go.jp/main/yosan2011/20110422-1.pdf

ネット内の言論工作や、こうした小学校への圧力へ税金を投入しているかと思うと忸怩たる思いです。
大々的に公開されているデータについては、圧力がかかった後のデータとみなして良いと思います。
個人でガイガーカウンターを購入し、その値を書いている方が徐々に増えています。
空気中の放射線量を調べるのであれば、そうした方のブログ・youtubeのほうがよっぽど信頼がおけます。

政府を信頼できない、という声はよく聞きます。
それであるならば、信頼できるデータを自分で調べる必要があります。
「政府が信頼できない」と言いながら、政府公表のデータのみを待つ方が多くいますが、祥は賛成しかねます。

また、SPEEDIについて、ようやっと過去分を一部公表するそうです。
予測情報の過去分、しかも一部公表に何の意味があるか分かりませんが、やっとか、という気持ちです。

ちなみにこのSPEEDI。
2001年4月、三宅島から放出される二酸化硫黄の広がり予測をアニメーションにしたものがありました。
以下から閲覧が可能です。

 ・http://gunma.zamurai.jp/pub/2011/miyake4to5-1min.mpg

紙に印刷した図面なんかじゃありません。10年前でこの表現力でした。
政府がどれだけの情報を隠蔽しているか、今後圧力をかけて隠蔽していくのか。

自分の子どもにはこの国に生まれて誇らしい、そう思える国であって欲しいです。

毎時1120ミリシーベルト

福島第1原発1号機の原子炉建屋で、毎時1120ミリシーベルトの放射線量を検出したと発表がありました。

 ・福島第1原発:1号機建屋で高放射線量 工程表に影響も

1時間いるだけで1シーベルト以上被曝です。
状態が好転しているようにはとても思えないです。。

現在、250ミリシーベルト被曝すれば、作業員ですら作業が禁止されます。
およそ13分で限界に達しますね。。

被曝量がシーベルト単位を超えると死んでしまう恐れが出てきます。
そして、それは決して安らかな形の死にかたではありません。。
シーベルト単位の被曝については前回、東海村JCO事故のことを記事にしたので、そちらを参照ください。

最近、有名になってきている武田教授は、現在の状況について、「東電の計画通りに収束に向かっている」、といった発言をしていますが、祥にはとてもそうは見えません。
ていうか、これだけの放射線量が出ていれば、東電の工程表通りに作業が進むことはあり得ないと考えてもよいと思います。

どうも最近、武田教授の安全説が信用ならないんですよね。。
小出教授の発言の方が信頼できるのは祥だけでしょうか。。。

また、現在、原子炉内の圧力も上昇しています。
これで東電が現状、きちんと原発を制御できているという発言については、信頼しかねます。

 http://atmc.jp/plant/vessel/?n=1

また、福島第一原発の瓦礫が毎時900ミリシーベルトを出していたというニュースも。。

 ・高放射能がれき撤去=900ミリ、3号機付近-福島第1原発・東電

この記事によると「回収した作業員の当日の放射線量は3.17ミリシーベルト」とあります。
これ、13秒ぐらいで撤去しないといけない計算になるんですが。。
まぁ、至近距離で作業した訳じゃないから、こうした被曝量の発表でしょうが。。
こんな高放射能現場で、本当にそれだけの被曝量で済むのか疑問があります。
(「それだけ」っていっても十分、年間被曝量を上回っていますが、、)

各地のガイガーカウンターの値もまだまだ高く、予断は許さない状況が続いています。

祥は退避出来る人間は退避した方が良いと思っています。
放射能の影響を防ぐという意味で、飲食による内部被曝の可能性も鑑みて、
「距離を稼ぐ」というのは一番分かりやすく、効果的な方法だと考えるからです。

下記のようなニュースを見ると人間の浅ましさを感じてしまいます。

 ・【原発震災】妊婦の避難を阻む呪縛

大量漏出は継続

更新を減らすと言っておきながらいきなり更新します。。

 ・爆弾発言:鳩山前首相の質問「実際に放射能はどのくらい排出されているか」に、小原課長「一日あたり、100兆べクレル」

以下、一部抜粋します。

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勉強会に出席していた鳩山前首相が、原子力安全委員会の小原規制課長に放射能が実際にどれだけ放出されているか質問。
それに対して、小原課長、「一日あたり、100兆べクレル」と、ぽろり。
そんなに多いとは、誰も聞いてないぞと、一時騒然。

これまでの発表では、一時間あたり1テラベクレル、即ち1兆べクレル。
一日では24兆べクレル。
実際には、その数倍の放出量だというのだ。


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一瞬飛ばし記事かと思いましたが、きちんと答弁が動画でありました。確定ですね。。
録画のURLはhttp://www.ustream.tv/recorded/14168194
(UST上のCH5のアーカイブ)で、所長の問題は 00:49:40 あたりから、放出量の問題は 00:53:45 と 01:09:40 あたりから。
また、前首相の鳩山氏が「毎日500t注水して100t高濃度汚染水が漏れているとしか思えない」と言っている点。

ていうか、この動画・・・凄いですよ。。
この大災害時に、現場ではこんな適当な作業が認められているのか・・・?
お時間があれば、視聴を勧めます。

放射能汚染は全く収まっていません。。
むしろ現在進行形で非常に高濃度で続いており、土壌、海も汚染され続けています。
政府・東電の発表というのは、基本的に「混乱を生じないレベルに薄められた偽の値」ということでしょう。。

以下のようなニュースも出ています。

 ・浪江町の積算線量、2万700マイクロシーベルトに

一部、抜粋します。

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浪江町の観測地点で、3月23日以来の累計が2万700マイクロシーベルトとなった。
北西約30キロの飯舘村は1万1880マイクロシーベルトだった。


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20.7ミリシーベルト。11.8ミリシーベルト。恐らく、本当はこれより多いでしょうね。。
しかもこれは外部被曝だけの値と考えられ、内部被曝や土壌からの外部被曝を考えると、積算値は跳ね上がると思います。。

福島県では一部の公園の使用がやっと制限されはじめました。
政府はこうした制限についてはもっとやるべきだと思っています。

判断を民間に任せば、無視する人間が出ることは当然です。それはイオンからも分かります。
政府が情報統制をして混乱防止をするのであれば、せむて、人間の命を救うべく厳しい制限をかけるべきでしょう。
もはや「ただちに」「風評」という言葉で誤魔化す時間では無いと思います。

以前にもデータを出しましたが、東京でも地面では毎時5マイクロシーベルトが記録されています。
放射線物質が地表につもってきている為だと言われてきます。
そして、それらは砂埃となり、風が吹けば舞い上ります。
そんな中子どもが砂場や砂利のある環境で遊べばどうなるでしょうか。。

子どもが遊びたがることは当然ですが、、
遊ぶ時間・場所に制限やマスクの使用有無について考えることは、既に東京でも必要だと思います

更新頻度を減らします。

前から考えていたことではありますが、更新頻度を減らそうと思います。
現在は毎日ですが、週に2~3程度に。。
(最も、重大な案件があればすぐに書くとは思うのですが、、)

これは面倒臭くなったとか、原発の状況が落ち着いてきたからでは勿論ありません。
祥がサイトを始めた時より、相当原発への危機意識が高まっているように思うからです。
(勿論、現状、殆ど気にしていない方がまだまだ圧倒的に多いのですが、、)

サイト開設当初は、ネット内でも放射線の影響について、記載されたサイトも少なかった。
ネット内に、放射線の影響を書くだけでも「煽っている」「気にしすぎ」「テレビと違う」と反発を受ける状況でした。

3月の中旬ぐらいは、危機意識を持つ人が本当に少なかった。
これは注意喚起をする存在が少なく、政府・東電を盲信しているせいだと祥は思っていました。
真っ当に危険だと忠告を発していたのは、祥がその時点で知るのは広瀬隆さんぐらいでした。

現在、ネット内では、探そうと思えば、いくらでも放射線障害に対する情報が出てくるようになりつつあります。
政府・東電への信頼も失墜しました。原発への注意喚起サイトも非常に多くなりました。
こうした状況なら祥のフィルターを通さずとも、他の専門的な方の情報を直接見た方がより良いように思うからです。


また、これはあくまで祥の個人的な意見として書きますが。。

放射線障害に対する危険がこれほど身近に、ネットでは情報として提供されるようになってきました。
現在でもこれだけ情報が出ているのに今でも危機意識が無い人は、「実害」が自分や身内の身体に起こるまで、備えようとはしないと思うのです。

それを一概に悪いとは言えません。
気にしすぎたらキリはありませんから、「一切気にしない」というのはある意味一つの対策だと思います。
(勿論、個人的にはお勧めしませんが。。)

テレビで詳しいことなんてやりません。でも、自分でネットを調べようと思えば調べる事が出来ます。
対策も個人単位でたてるしかありません。あとはやるかやらないかは個人次第です。
もはや現状、「注意喚起が必要な時間」から「自衛は自己責任の時間」に変わりつつあると思います。
何もせずに、何か起きてから「放射能が危険なんて知らなかった」では済まない時期になってきたと思えるのです。

放射能が危険だと知るきっかけは転がり始めたからです。
あとは対策をどこまで立てるかはその方次第の問題です。

現時点で「知らないから気にしない」と選択する方に、祥は声を届ける自信はありません。
ただ、3月中旬時点で「知らないから気にしない」と言う方には声が届くかもしれない、と思っていました。
そして、それは何人かの方には届いたようでです。
頻繁にサイトを見てくださっている方、応援メッセージを送ってくれた方には本当に感謝しています。

原発について、一段落とは言えない状況に思えますが、
情報の発信という意味では一区切りしても良いのかな、と最近思っていました。

祥が情報を得る上での参考にしているサイトは、HP左側のブックマーク一覧に載っています。
今後も祥はサイトを更新していきますが、詳細な情報についてはこちらを参考して頂いてもよいと思います。

勿論、今後も更新はしていくので、興味がある方はぜひ訪れてください。
今後とも、よろしくお願いいたします。