dragonfly's PV書庫

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2021年春〜真性多血症(PV)について書いてみよう

 晩秋、イチョウの葉が黄色く変わって、駅前から続く歩道に銀杏の実がたくさん落ちていた。

採血を終えて血液内科の待合室に行くと、あれれ、M先生の診察室に「代診」の表示がある。

どうなさったのでしょう。

待っている間に「担当医の都合により代診」のアナウンスが流れた。

 

 採血の数値は横ばいのようだけれど、細かく読み込むと、少し貧血傾向が見られるようだ。

赤血球とヘマトクリットにLマーク。なぜか血小板は増えている。バランス良くない。

ありがたいジャカビ、でもちょっと効き過ぎ?

代診のO先生は

「1ヶ月後にまた検査しましょう。その結果によって、薬を調節するかもしれません」

とのこと。

「M先生は戻られますか」

とお聞きすると

「はい、まだ時期はわかりませんが」

というお答えだった。

 

どうぞお大事に。当たり前だけど、お医者様が病気や怪我をすることもあるんですよね。

帰宅後、血液内科のサイトを見てみると、

「診療体制変更により初診の受け入れ一時停止」というお知らせが出ていた。

何だろう。気がかり🤔 

来月またM准教授にお会いできますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月初旬から、一時これまでと違う種類のバイアスピリンを服用した。

そのことと消耗する暑さが原因じゃないかと思うんだけど、

胃もたれと胸焼けが2週間ほど続いていた。

何か嫌な感じ、、、😟、徐々に心配になって近所の消化器内科に行き、

おととい、胃カメラと超音波の検査を受けた。

 

原因:加齢と早食い!! 😅

食道も胃も異常なし。

そんなに早く食べているつもりはないんだけど、

老先生曰く、胃も歳を取るんだから、ゆっくり食べなさい、

すぐ横になるのもダメだよ、

ということでした。

 

パパッと食べて、さっさとシンクに運び、お皿も調理器具もチャッチャと洗って、

スッキリさっぱり、ソファにごろり、したいほうなんだけど、それは胃によくない。

習慣を見直さなければいけないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

採血をいつも右でお願いしているのは左利きだからだけど、

左に採りやすい血管があるらしい。

如才ない看護師さんに「あ、左のほうがステキ💓」と言われ、

瞬く間に採血完了。目視でもサラサラ流れている印象だった。

 

それもそのはず、ジャカビ効果で数値はさらに低めになっている。

M先生は

「いいですね。瀉血の必要はないし、次は8週間後で大丈夫です」

とのこと。

ヘマトクリットにLが付くなんて初めてだけど、問題ないのかしら。

薬の量を調整することもあるのかしら。

帰宅してから、ぐずぐず考えているけど、ま、いいでしょ。

 

 

リフィル処方箋を発行してくれたので、

2回目は自宅近くの薬局で受け取ることを

(取り寄せが必要なことを含め)確認して帰宅した。

今日も暑かったですね🥵💦

 

 

 

 

 邦題『いつか晴れた日に』という映画は、ジェイン・オースティンの小説"Sense and Sensibility"『分別と多感』が原作で、1995年に公開された。

アン・リー監督作品、脚本を書いたエマ・トンプソンが翌年のアカデミー賞脚色賞を受賞している。

キャストも豪華で、主演のエマ・トンプソンの他ケイト・ウィンスレット、ヒュー・グラント、アラン・リックマン、ヒュー・ローリーなどが出演した。

 

 その映画の終盤、失恋のため自暴自棄になり雨の中を歩いた妹マリアンヌ(K.ウィンスレット)が感染熱に伏してしまう。すると、医者は腕から血液を出してスープ皿に受ける「瀉血」治療を行うのだ。あらまあ。

驚いて思わず写真を撮り、ChatGPTに質問。

数秒後、以下のような回答があった。

 

 18〜19世紀当時のイギリスでは、確かに発熱や感染症に対して「瀉血」bloodlettingや「ヒル」leechの使用が一般的だった。

小説にそうした描写はないものの、時代背景的には実際に瀉血が行われた可能性が高い。

 

なるほどね。

つまり、才女エマ・トンプソンが時代背景を語る瀉血シーンを、脚本の中に巧みに織り込んだのだろう。

そう言えば、1月にも瀉血の歴史を調べたことがあったっけ。

 

 

 イギリスの作家ジェイン・オースティンは、"Pride and Prejudice"『自負と偏見』が代表作とされている。2005年の映画『プライドと偏見』のミスター・ダーシーが(よく見るとハンサムじゃないのに)、とても素敵でしたよね。

 最近すぐ忘れちゃう軽い映画ばかりなので、今夜は録画しておいた文芸作品を再生したのだけど、さすが見どころありでした。

 

 

 

 

 

 お盆のせいか/おかげか、採血室前の人は少なめだった。

2倍量ジャカビの効果はどうなのか、内心緊張していたのだ。

文庫本を持参したけれど、落ち着いて読めない。

けれど、採血結果次第では瀉血の指示が出るわけだから、きっと大丈夫よね。

 

 処置室からの呼び出しはなく、いつもより早めに診察順が回ってきた。

「いいですね」とM先生。

 

 全ての数値が、何と正常値だ。数字を色付けしてみれば一目瞭然。

こんなに良い状態はこれまでになかった。今日のところは瀉血の必要なし。

楽観はできないものの、しばらくこれで過ごせるかもしれない。

ありがとう、ジャカビ。

 年齢相応にトイレは近いけれどしっかり水分を摂って、

歩数を増やし、できれば体重を減らし、ワインを飲み過ぎず、十分な睡眠を心がけて

暮らしたいと思う、お盆の入りです。