2013年05月11日 別府観光港にて
先週、釣り仲間の一人が日出漁港で40オーバーを含む4枚を仕留め、そろそろ日出もいいなと思ったのだが、俺が行って爆釣すると、その仲間が臍を曲げるので、本日も観光港へGO!
予報通り、起きた時には小雨が降っていた。いつもなら、昼前まで寝ているのだが、思いついた作戦を実行したくてうずうずしていたらしい。
仏壇に線香をあげ、ゆっくりと新聞を読み、朝食を摂ったら洗濯物を干し・・・それでも、まだ10時。
勝負は夜と決めていたので、あまり早く行っても仕方ないのだが、もう家ですることがない。道具を積み込み出発進行。途中、神社に寄り、無事の帰還をお願いする。
水泳の北島康介氏は、ジンクスを作らないそうだ。ジンクスはプラスに作用する反面、それを破るとマイナスに作用するからだそうだ。
赤いパンツを履いて試合に臨んだら勝った。以来、赤いパンツは欠かせない。以来、この人にとって赤いパンツを履くことがジンクスとなり。赤いパンツは精神安定剤となった。が、ある日、遠征の荷物に着替えのパンツが入ってなかった。夜遅く、商店は開いてない。仕方なくコンビニで購入した黒いパンツを履いて試合に臨んだのだが、試合の間中そわそわと落ち着かない。
幸い、神社のお参りは、大漁祈願ではないし、釣果もバラバラなので、ジンクスにはなっていない。が、やはり、お参りをしないで釣りに行くと、なんとなく気になる。
習慣と言うものはプラスにも作用するがマイナスにも作用する。
ってことで、本日はお参りもしたし、気になることはない。
さて、俺は餌を買う前に、釣り場がグルッと一周する。海の様子を見て、知り合いがいれば状況を訊き、その日のポイントを決定する。
この日は、最初に見に行ったポイントで知り合いが竿を出していた。朝、雨が降っていたので、その辺りをうろうろし、ちょっと前にここで釣り始めたそうな。が、既にストリンガーがぶら下がり、40近いチヌが繋がれていた。
あれこれと話をするうちに、他のポイントはあまり宜しくないと誘導されて、ここで竿を出す事にした。
「ここで並んで釣ろうえ!」
「そやな」
餌を買い、岸壁に戻ると、最近釣り場で知り合った学生二人が、丁度道具を運び終えたところだった。
「こんちわっす!」
「こんにちわ」
「どこで釣るんですか?」
「君達、先に場所を決めていいよ。僕はあいた所で竿を出すから」
「ありがとうございます」
二人は相談して、さきほどの知り合いの南側に釣り座を構えた。で、俺は知り合いを挟んでその北側に道具を広げた。
俺が釣りを開始して早々に、さっきの知り合いがチヌを掛けた。俄然、その気になって竿を振り続けたのだが、俺につれるのはベラばかり・・・まぁ、結果から言えば、その後四人全員がチヌに出会うことは無かったのだが。
綺麗に浮子は消し込んで、十分待って竿を立てるのだが、一向に魚は針に掛からない。針を大きくしたり、小さくしたり、出来る限りの工夫はしたが、やはり魚は掛からない。
そのうち、知り合いはタイムアップで帰り、学生二人も月曜日は試験だからと帰って行った。
連敗続きの最近である。釣れないことにはめげないが、知り合いが帰って残されると、なんとも淋しい。
さて、15時過ぎに目の前を通過した塵の塊(切れ藻の集団)が、潮の流れが逆になりこちらへと戻って来ている。
夜になると海面に浮いている塵は見え難い。それに仕掛けが乗れば、釣りにならない。しかし、もう、数時間撒き餌を撒いて、海底には撒き餌が溜まっているはずだ。折角作ったポイントを捨てるのは惜しい。が、夜になれば釣れると言う保証もない。ならば、一番可能性が高い川の中(河口)に移動するべきではないか?
散々悩んだ末に、川の中に移動・・・さっきまで誰もいなかっったのに、一番海に近い所に釣り人が。
竿を二本出し、大きな電気浮子。撒き餌のバッカンも無い。鯵釣りかな?まぁ、大勢に影響なし。
一週間、考え抜いて決めた通り、かなり上流のポイントに道具を広げる。鯵釣り?の釣り人から10メートル以上離れた場所だ。
干潮時には浅すぎて、釣りにならない。しかし、夜の闇に包まれれば、こちらから魚は見えない。ってことは、魚からも釣り人は見えない。
仕掛けを投げ込むと、早速浮子が沈む。犯人はゼンゴ(鯵の子供)。先週と同じだ。暫く、オキアミでゼンゴと遊び、刺し餌を練り餌に変更した。が、これもゼンゴに喰われる。通常、練り得はゼンゴ対策として使う。練り得ならゼンゴに喰われずに底までもつと言うのが我々の定説だ。
1号の仕掛けを2号の仕掛けに変更して、一気に餌を沈める工夫をしてみたが、やはり、ゼンゴに喰われた。
残る対策はただひとつ。這わせだ。海底が砂ばかりの場所であれば、何の問題もない。仕掛けに引っ張られて刺し餌は海底を移動する。しかし、海底に藻や石、岩等があると、針がそれに引っかかる。所謂、根掛りと言うやつだ。
針が根掛りすると、流れに合わせて浮子は沈んで行く。こうなると浮子で当りをとることができない。魚が餌を喰って、かなりの距離移動すれば竿に当りが出る。しかし、それはもはやふかせ釣りとは言えない。海底に沈んだ状態でじっと待つ沈め探り釣り同様に、ぶっこみ釣りだ。
水深が5メートルくらいあれば、2号の水中浮子で一気に餌を沈めてゼンゴの層を通り抜けられるのだろうが、水深2メートルあるかないかの浅瀬では、全層にゼンゴがいると考えなければならない。
浮いている餌の全てをゼンゴに喰われるのであれば、根掛り覚悟で釣るしかない。浮子下を下げて水深よりも深くする。潮は左から右に、つまり海側から陸側に流れている。流れるほどに水深は浅くなり、やがて針が何かにひっかかって浮子が沈んで行く。
それを飽きずに繰り返していると、浮子が何度も浮いたり沈んだり。状況が読めぬまま竿を立てると、お魚の感触。上げてみたらジャスト40センチのおチヌ様。
久々におチヌ様に出会えた喜びに思わずチビって・・・いえいえ、冗談です。まぁ、それくらい感動したと言う意味でして。
それからは、餌を取られたり、チヌが釣れたりの繰り返し。
ところで、ちょいと前から気になっていたのが、隣のオッサン。俺が仕掛けを投入すると、決まって俺の浮子の2メートルくらい右側に仕掛けをぶっ込んでくる。偶然かと思ったのだが、俺が遠目に投入しても、近くに投入しても同じラインの右側に浮子をポチャン!
プカプカの電気浮子に二本出し。撒き餌はしない。まさかチヌを狙っているとは思わなかったのだが、どうにも俺の撒き餌のお零れを狙っている様子。
どうにも、いけ好かない。
ただ、潮はオッサンの方から俺に向って流れている。つまり、俺の撒き餌は投入ポイントから右に流れて溜まっているはずなので、こちらの獲物を横取りされる事は無い。しかし、このポイントは、どちらに潮がながれるのか法則がない。もし、逆の流れでこの位置関係だったら、俺はオッサンのために撒き餌をするようなもんだ。
満潮を過ぎてもまだまだ釣れる気配はしていたが、腹が減ったので撤収することにした。置き竿にして、道具を洗っていると、何やらオッサンの方向で水音がする。見てみると、サッとタモを出して、チヌらしき魚を掬った。
あちゃ~、これに味を占めて、来週も来るかも?
いや、俺より早く来て、この場所で釣りをしているかも?
まぁ、仕方ない。4枚も釣り上げるのを見られたのだ、来週はオッサンの知り合いがずらりと並んでいるかもね。
全ての道具を洗い終えて、浮子がひょこひょこ踊っている仕掛けを回収しようと竿を立てたら、これまたおチヌ様が食いついておりました。
40センチを頭に、大小合わせて5枚。
「こいつは春から 縁起がいいぜ!」
さて、餌を買いに行った時「竿が届きましたよ」と、店員に声をかけられた。
利益が少なくとも、Made in Nipponnで頑張っている宇崎日新。そこから、真っ赤なチヌ竿が発売されると聞いたので注文しておいたのだ。
日本の景気回復のために、国内工場で頑張っている企業は応援しなければならない。
INGRAM チヌ IM LTD-R[イングラムチヌIM LTD-R] 0.6号-530 希望本体価格 \34,200
http://www.u-nissin.co.jp/product/item/id/010020292
他メーカーの5万以上する竿と同等の性能でありながら、この価格。満月の様に曲がる胴調子には惚れ惚れします。
ブランドに拘らない人には、お勧めの一品。騙されたと思って一本買ってみてください。
御購入の際には「私に勧められたと言ってください」「誰ですか?」と返されるでしょう。「知らないんですか?」と、更にプッシュしたら、相手は焦るかも・・・ただ、それだけです。
もちろん、メーカーからマージンなど一切頂いておりませんので、私の名前に値引きや、その他の特典を受けられる効力はありません。
ただの一ファンです。
手元から穂先まで、全身真っ赤な竿。俺の好みにぴったりです。早速、今週末に使ってみようと考えていたら、天気予報は雨。有給休暇取ろおっかなぁ?