2013年04月14日 別府観光港にて
絶好の釣り日和・・・だったのは、予報だけ。電線が鳴くほどの風が吹いている。しかも、早起きするつもりだったのが、お昼まで惰眠を貪りタイムロス!
まぁ、おれの情熱なんてその程度。
朝飯を喰らい、洗濯物を干したら、道具を積み込んで出発進行。
本日は、新しく巻いた道糸「東亜ストリング レグロン ワールドプレミアム 3号
」の初卸し。お安いラインの中では秀逸らしいので使ってみることにした。
市場価格で\1,600前後。安い!
観光港の中でも、最も人気がない釣り場。ここが私のお気に入り。何と言ってもチヌ釣りは静かなのに限る。回りでファミリーや、サビキ釣りの爺にワイワイ、ドッポン、バシャバシャ、ガヤガヤやられたのでは気分が悪い。
もちろん、静かに釣りたいと言うのは、私の我儘なので、ファミリーやサビキ釣りの爺が来ても、追い払ったりはしません。しばらく耐えて、我慢の限界を超えたら、すたこらさっさと逃げ出します。
さて、無人の岸壁は、魚の気配もありません。
当初、ビシバシと取られていたオキアミも、撒き餌が効く頃には無傷で回収。なんでしょうかねぇ?撒き餌で腹一杯になったのか、それとも潮下に流れる餌を追いかけ去っていったのか?
海底ギリギリだったタナを上げてみるといましたいました。ひったくるように浮子を持っていく鯵。30センチはあるでしょうか、結構なサイズですが、料理をしない私はリリース。
結局、鯵(アジ)3匹と鮗(コノシロ)1匹を釣って日没を迎えました。
まぁ、人気のない岸壁です。釣り人が入らなければ餌も入りません。天然の餌が無い場所で、釣り人がいなければ魚もいません。
が、ここは穴子の一級ポイント。最近、知り合いの居酒屋に持って行くと大将が、大層喜ぶので、嫌な外道だった穴子が、獲物に昇格。以来、「浮子が沈むのを見たい」と、穴子釣りをするようになりました。
針のチモトに光玉を付け、タナは這わせ。1.5号の電気浮子で、岸壁の際を流します。
いよいよ浮子が見えなくなって、点灯するやいなや、ズズズズズ・・・と浮子が沈みます。
「いらっしゃ~い」
かなり大きな穴子です。穴子はたいがい針を飲み込んでいます。針外しで取れないこともないのですが、鰓を傷付けると、死んでしまうので、ハリスを切って針を付け替えます。針を惜しんで、穴子をずたずたに切り裂く人もいますが、食べないのに殺すのは、如何なものでしょう?
次は、流れていた浮子がスッと沈んだかと思ったらそこから動きません。穴子モードに入っていた私は、疑うこともなく浮子を沈めたのは穴子であると妄信し、合わせは入れずに竿を立て、ゴリゴリゴリとリールを巻きます。
途中まで、大人しく巻き上げられていた魚が、急に海底に向って泳ぎ始めました。「珍しい穴子もいたもんだ」全く信じて疑いません。レバーも握らず耐えていると、なんとなく首を振っているような・・・「まさかね。鯔じゃないよね」まぁ、鯔にも色々あるんでしょうが、ある程度浮くまでは無抵抗で、途中から暴れだすと言うのは、別府湾の鯔の特徴のひとつです。
が、観念して水面に浮いた魚が水面を叩く音が・・・どう考えてもチヌです。いや、正確には、丸太のような体形の鯔ではない、何か体が平ぺったい魚の音。
タモで掬ってみたら32センチのチヌでした。
「おぉ!夜に釣れた」
今年初の夜チヌ・・・いや、蒲江で1枚釣っていた。が、蒲江より水温が低い別府湾で夜に釣れる様になった事は、朝寝坊、夜釣り大好きの私には、朗報以外の何ものでもない。
その後35センチを追加し、小型の穴子を一匹釣ったところで納竿としました。
もちろん、穴子は居酒屋の大将に喜ばれたことは言うまでもありません。
あ!そうそう、肝心の道糸の使用感ですが、トラブルも無く、大物も掛からなかったので、よくわかりません。そのうち根掛かりをしたら実力がわかることでしょう。
高切れしたら、さよならバイバイ。浮子も水中浮子も、お安くないのだ。糸代をケチって、仕掛けを失ったのでは本末転倒。
皆さん、決して安い糸を推奨しているわけではありません。が、勇気のある方は、自己責任で挑戦してみてください。