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昨日は日本テレビ『おもいッきりテレビ』に出演しました。テーマは「最新 日本肥満学会情報 メタボリック症候群予防改善!! 」です。今年の肥満学会はやはりメタボリックシンドローム一色でした。

メタボリックシンドロームを撲滅することは、アンチエイジング医学にとっても大きな課題。老化の促進因子のひとつに内臓脂肪蓄積による動脈硬化の進展があるからです。

ところが、従来の肥満予防・治療の指導はつまらないものばかり。厳しいダイエット指導で、例え一旦は減量に成功してもそれを持続出来ず、逆にひどいリバウンドを起こしてしまうことも臨床ではしばしば目にする光景でもあります。

そう、「楽しくない指導」、「厳しい食事制限」、「嫌いな運動を強要される」ばかりでは、生活習慣の根本的な改善は難しいのです。これだけ楽チン、快適が当たり前となった現代文明社会においては、お堅い医学的なスタンスでの指導は一般の人々のレベルからあまりに解離してしまっていて空回りしているのが現実ではないでしょうか。それゆえ、肥満者や糖尿病患者が一向に減らないのです。

アカデミックな最新の医学情報が満載の医学会ですが、ちょっと距離を置いて見てみると、それを実践すべき一般の生活者からは完全に「浮いている」感じが否めません。そのギャップを埋めていくことこそが私の使命だと思っています。みのさんに負けないよう、これからもがんばります!

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昨日は、「目黒時間」という媒体の企画の取材、撮影がありました。青山、麻布を中心としたパイロットゾーン・マガジンである「青山時間」、「麻布時間」という雑誌は既に出ていて、その別冊という位置づけの「目黒時間」。私が目黒区民だということもあっての企画とのことで、気合が入りました。

その中で、「住まい・自分流」という特集コーナーで、コーポラティブ住宅の建築家として有名な大村龍一先生と、住みたい家に住むというテーマで対談。そして、実際、近々目黒区は五本木近辺に出来る予定のあるマンションをオーダーメイドで作るという設定で、私の希望を取り入れた設計図を引いてもらい、家具なども一緒に選びに行くという流れで進みました。

アンチエイジングなライフスタイルの実践にとって、住居選びやその住居にどのように住まうかは大変、重要です。

私は、風の通る家、空調をほとんど使わないで住める家、建材にアンチエイジングなものを使っている家というのをアンチエイジングの観点からリクエストしました。珪藻土や外断熱、アンチエイジングに不可欠な家作りのキーワードが飛び交うとても楽しい対談が出来ました。

これからは住居にもアンチエイジングの概念が入っていくのは間違いなさそうです。建築業界とのコラボをこれからももっと進めていくつもりです。アンチエイジングハウス、2010年にはキーワードになっているかも!?

ここのところ、全く休み無く走り続けています。そんなに辛い感じもないのですが、ちょっと胃の辺りが痛んだり、張る感じが強く、嫌な感じ。。。そういえば、胃の検査は年に1回は胃内視鏡検査をしているのですが、今回は気が付いてみると約2年間していませんでした。

暴飲暴食などはしていないつもりですが、やはり外食の機会も多く、アルコールも時々、ついつい結構な量を飲んでいることも…アンチ・アンチエイジングです。職業柄、胃の辺りのこんな症状が続くと、「胃がんの症状にも合致する」と、ついついネガティブ・サイドな考えが頭に浮かんでしまい、それがストレスになっていく、負のスパイラルに。

と、いうわけで、古巣の自衛隊中央病院の消化器内科の同期、徳永徹二先生に電話して、検査をしてもらうことになりました。胃カメラは何度やっても私にはとても辛い検査です。以前は、患者さんに平気でやっていたわけですが、よくもまあこんなスゴイことを人様の体にやっていたもんだと、自分が検査を受ける度に思います。「は~い、肩の力と喉の力を抜いて下さ~い」、「息は大きくゆっくり、ため息をつくようにね~」、「ちょっと押されます、気持ち悪いですね、ごめんなさ~い(謝るんならもうやめてくれ~)」、「あともう1分くらいですよ(と、言いながらその3倍くらいやっている)」なんて言ってたのに、自分はもう全くそれが出来ないのですから、呆れてしまいます。

今日ももう喉の麻酔薬を口に含んだだけで、「オエッ~」って感じ。情けなくなります。しかし、流石は我が兄弟、徳永先生のゴッドハンドの技術で難なく検査も終了しました。「胃もアンチエイジングだね~。若いよ。でも所々にちょっと炎症があって、ストレスか暴飲暴食じゃない?」とのコメント。ホッとしました。

不思議なもので、その後は症状が気にならないほどになっているのです。やっぱり、「病は気から、老化も気から」ですね!

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今日はホテルパシフィック東京で第5回インディバ大会がありました。インディバは以前、このブログでも何度か紹介したことがありますが、スペイン製の高周波温熱機器で、美容のフィールドからがん治療まで幅広いジャンルで使用されているアンチエイジング的効果も高いマシン。恵比寿アンチエイジングクリニック、マリーシアガーデンクリニック、四条アンチエイジングクリニック、統合医療ビレッジで使用しています。

インディバはいわば代替補完医療の施術といえるわけですが、エステティックサロンでの美容(フェイシャル~ボディのアンチエイジング的トリートメント)の他にも、医療機器としてのインディバにおいては、内臓脂肪減少効果を使ったメタボリックシンドロームの治療、がんの温熱療法として、免疫アップや自律神経系の調整効果を使ったプチ病・プチ不調の治療、歯科領域での治療、外科手術後の創傷治癒などに有効であることが報告されています。

インディバ大会は医師、歯科医師、看護師、鍼灸師、柔整師、エステシシャンなどジャンルを問わずに色々な視点からそれぞれのデータを発表するところが当に、統合医療的な研究会といえます。

「良いものは良い」、それを医学的な評価の下、皆で共有していくことが今後は欠かせなくなっていくことでしょう。

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昨日発売の文藝春秋12月号に、先日取材を受けた際の記事が載っています。ずばり「老いない体の作り方」(324P~336P)。科学ジャーナリストの東嶋和子さんの記事、現在のアンチエイジングがよくわかるように書かれています。

東京都老人総合研究所の白澤卓二先生の抗加齢医学の基礎研究の話に始まり、アンチエイジングドックの受診の話、私の「オトコのアンチエイジング」の話、日本抗加齢医学会理事長の水島裕先生の自らのアンチエイジング実践法の話など、盛り沢山の内容です。

是非、ご一読下さい!

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アンチエイジング医学のスタートは、1990年にDaniel Rudman(ダニエル・ラドマン)博士が、New England Journal of Medicine に発表した「hGH(ヒト成長ホルモン)製剤の投与で61歳~81歳の高齢男性の健康状態が10~20歳に相当するレベルで若返った」という臨床研究報告から始まったと言われています。

以来、メスを使わない究極の若返り法とまでいわれた「成長ホルモン補充療法」はアメリカから日本へも渡り、美容医療系クリニックなどで2001年頃から行われ始めました。私は内分泌代謝内科をずっとやってきた内科医として、「これはまずいな。」と思いました。なぜなら、ホルモンというのはそうそう簡単な代物ではないからです。

例えば血液中や尿中のホルモン濃度には正常値という概念は当てはまりません。あくまでも基準値であり、各個体の遺伝的因子、生活環境、その時の状況によって変わるものなのです。様々な異なる負荷が生体にはかかっています。それらに応じてホルモン環境は微妙に変わり、生体の恒常性をキープしているのです。

また、成長ホルモンのような作用する標的が多いホルモンでは、それを急激に補充した際の他のホルモン、諸臓器とのバランスが一気に変わるわけで、これも生体にとっては迷惑な話となります。

また、ホルモンの状態は単にワンポイントの採血の値だけで決まるものなどではなく、負荷試験という生体にわざと何らかの刺激を与え、ホルモン環境を揺さぶってやることをしないと本当にはわかりません。結構手間がかかるものなのです。

長期に渡る健康成人に対しての成長ホルモンの副作用などもよくわかってない状況で、あまりに安易にこれを注射で投与する医師が少なからずいるのに唖然としたのを今でもよく覚えています。当初、取材を受けた時もこの話を多くのメディアの方にはお話していました。ヒト成長ホルモン製剤は値段も高く、半年くらいの治療でも数百万。それをセンセーショナルに宣伝していた美容系クリニックもありました。

今でも、ある学会などではこの成長ホルモンを含めた「総合ホルモン補充療法」などという治療法を“アンチエイジングの王道”とまで謳い、講習会などでレクチャーしているようですが、アンチエイジング医療の基本は対象者の「食」、「運動」、「精神」をいかにアンチエイジング的なレベルに変えていけるのかにあることを忘れてはなりません。

今号の日本抗加齢医学会雑誌「アンチ・エイジング医学 Vol.2 No.4」の特集は「ホルモンリプレイスメントテラピーの現状」です(リプレイスメントテラピーというのは補充療法という意味)。私の専門領域の大家の先生方がようやく重い腰を上げ、アンチエイジング医療でのホルモン補充療法の是非について述べられています(はっきり言って、今までは相手にもしていなかった!?)。

その中で、国立病院機構京都医療センター臨床研究センター長の島津章先生が「GH補充療法の現状」というタイトルで寄稿されています。本文の終わりには、「中高年者においてGHの投与でソマトポーズ(機能的な成長ホルモンの分泌低下状態のこと)が回避され、身体機能の改善がみられるというのは幻想である。わが国において、GH投与がOff Label(未認可)として高価な自費診療で行われているとすれば大きな問題で薬事法上の違法行為と考えられるため、一層の注意を喚起したい。」とまで書かれています。

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今日は武蔵中学・高校時代の仲間のちょっとした同窓会がありました。アメリカはシリコンバレーに行っている湯浅君が3週間ばかり日本に帰ってくるということで、急遽集まれる者が歓迎会を開くことに。

当初は幹事の高橋君が学生時代ののりのまま、食べ放題、飲み放題的な店を提案してきたのですが、「もうそんな歳でもないだろう。」という声が多く、またメタボ(注:メタボリックシンドローム)な奴もきっといるだろうというわけで、再検討。主賓の湯浅君がたまたま私のブログをチェックしてくれていて、「青木が作ったアンチエイジングイタリアンってのはどう?」ということになり、ルクソール白金台でアンチエイジングイタリアンを楽しみながら、40代オトコのアンチエイジングを実践する夕べとなりました(ルクソール白金台では、7,500円でシェフのマリオ・フリットリ&青木晃コラボレーションのアンチエイジングイタリアンメニューを楽しむことが出来ます)。湯浅君持参のカリフォルニア・ワインも満喫。私の好きな Robert Mondavi、Ridgeなどを美味しく味わうことも出来ました。

幹事の高橋君とはかれこれ27年ぶりの再会でしたが、高校の頃とほとんど変わらない姿(彼は元々童顔のおぼっちゃま顔)にアンチエイジングを感じました(中には結構、、、って輩も.失礼!)。私などは当時、ロックバンド仲間だった若杉君から「青木、随分、大人になったなぁ~!」などといわれ、絶句。あの頃はホントの不良でしたから、お互いに。。。

しかし、見た目の外見に差が出てきたということは、体の中の血管、骨、内臓、ホルモンなどの実年齢にも差がつき出したとも言えるわけです。今回集合した1961年、1962年生まれの45歳になる我々は、まさにアンチエイジングドックを受けるべき年代ともいえます。しっかり皆にアンチエイジングドックを受け、メタボとは無縁の人生を歩むようにも言っておきました。

いいもんですね。青春時代のあの頃の仲間とのひと時。とってもアンチエイジングな夜を満喫することが出来ました。こういう時間を持つことがアンチエイジング・ライフには欠かせません!やっぱりアンチエイジングは楽しくなくっちゃね!?

今日は京都、四条アンチエイジングに来ています。午前中、京都市内のある病院にお勤めになっていらっしゃる保健師の方がいらっしゃいました。その方は早くから抗加齢医学に興味を持たれていて、すでに去年あった第1回目の日本抗加齢医学会認定指導士試験にも合格されているとのことでした。

その病院でも一部の先生方はアンチエイジングドックをはじめとするアンチエイジング医療に興味を持っておられるようですが、いざ、実務レベルでの導入となると、なかなか難しいようです。まず、ほとんどのドクターが抗加齢医学を理解されていないとのことでした。サプリメントなどもっての他、アンチエイジングドックの意味するところさえ理解できないというのが実情のようです。

元々、京都は保守的な土地柄、それに加えてそちらの病院も某国立大医学部系の色が強いらしく、抗加齢医学に関しての抵抗勢力が強いようです!?

現場で日々、生活習慣病予備軍の方に指導しなければならない保健師の方は、紋切り型指導がいかに意味のないものかを医者よりも数段よくわかっているわけで、彼女がアンチエイジングでメタボリックシンドロームに対抗したいと思う気持ちがとても強く感じられ、頭が下がる思いでした。

まずは、頭のお固いドクターの意識改革をもっともっと進めないといけないようです。

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今朝の朝刊のニュースに『糖尿病予備軍:学会基準見直しへ 要注意者大幅増も』というものがありました。メタボリックシンドロームの時もそうですが、今回のこの診断基準の改定もやっぱり同じで、その真の対象者である国民一般にすれば、ほとんど関心を呼ばないということに、我々医師はそろそろ気付かねばなりません。

いつも言っていますが、目線がずれているのです。糖尿病学においては、もちろんこういった診断基準に関する検討は大変重要ですが、現に今生きている人々にとって、そんなことはどうでもいいことです。要注意者が増えることは医者にとってみれば、色々な点でスタンスを変えることにつながりますが、現状の保険主体の医療現場ではそれもおそらくは空振りに終わってしまうでしょう。それは、先日、このブログでも紹介した、「健康日本21」のプロジェクトが惨憺たる結果になりつつあることからも明らか。

昨日も福岡で「メタボリックシンドロームをアンチエイジングで撲滅する」というタイトルで講演してきました(写真)が、この会場の皆さんも「健康日本21」のことはほとんど知りませんでした(半数が薬剤師の先生方であったにも関わらずです!)。

皆、誰でも病気・疾患などにはなりたくないに決まっています。いつも「ごきげん」で快適な日々を暮らしたいのです。生活習慣病を国民に啓蒙することと、生活習慣病を予防することは同じようでも、全然違うのです。

今、私たちアンチエイジング医学を実践する医師は「アンチエイジング」の楽しさを皆さんに伝えています。楽しいことは皆、やってみる気になるし、続けていきたいとも思います。でも、「糖尿病にならないように」というお題目では、それだけでなんか辛気臭く、お説教めい医師の指導が目に浮かんできますよね。。。

講演会、TV、ラジオなどを通じてこれからも、アンチエイジング実践の楽しさをもっともっと多くの人たちに伝えていきたいと思います。

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フジテレビ「恐怖の食卓!」の第6弾が年明け1月11日(木)にOAされることが決まり、またまた番組作りのための準備が始まりました。収録予定日はなんと、12月24日のクリスマスイブ!トホホな感じですが、そんなこと言ってられません。

第6弾は少し編成を変えて、より中身の濃い内容にすべく、昨日も夜の10時から恒例のお台場ミーティング。恵比寿アンチエイジングクリニックの開院2周年記念パーティもそこそこに伊達先生といっしょに、駆けつけました。

ダイエットの食行動別タイプ診断についてのディスカッションがありました。第6弾はホントにアッと驚くような構成でお届けできると思います。それにしても深夜0時超えの仕事はアンチ・アンチエイジングです。。。

OA予定日:平成19年1月11日(木)19時~20時54分