一昨日の2月3日、福岡で日本動脈硬化学会の理事会が開かれ、その理事会において、『これまで高脂血症、動脈硬化の予防・治療の指標で定番だった「総コレステロール」をはずし、代わりに「LDLコレステロール=悪玉コレステロール」を新たな判断基準にしよう」という新しい診療ガイドラインが策定されました。

この血液中のアブラの基準に関しては、これまでにも随分と変遷がありました。最近では週刊朝日などでも、そのある意味“いい加減さ”を批判する記事が載ったりもしました。製薬会社と一部の専門の医者との癒着体質なども問題視されたりして、ドクターの間でも、動脈硬化学会が何年か毎に出すガイドラインに?を抱く人が多くなってきたのも事実。メタボリックシンドロームの診断基準における、「臍でのウェストサイズ 男性85cm、女性90cm以上」も、色々と異論のあるところだというのも、このブログで再三取り上げてきた話題です。

エビデンス(科学的実証)の難しさを感じます。現代医学はこのエビデンスの上に成り立つサイエンスでもあるわけですが、実際ヒトを対象に実験を行うことが出来ない以上、「エビデンスに基づく医療」の実践には、長年の臨床上のデータの蓄積を待たないとなりません。

高脂血症の分野は日本でもう、かれこれ20年以上の臨床があるにも関わらず、未だ、こんな状況です。抗加齢医学はまだ始まったばかり。私たちの地道な努力でサイエンスとしてのアンチエイジングをしっかりと作っていきたいと思います。

ee173819.JPG

今日は大手町のサンケイホールで、日本抗加齢医学会主催の抗加齢医学専門医・指導士の認定試験受験用講習会がありました。今度で3回目の試験となるわけですが、過去2回の試験で約500名の専門医が誕生しています。

今日も350名の受講者で会場は満杯。受付と同時に満員となってしまい、キャンセル待ちが80名!だそうです。学会員もこの1月で5,000名を超え、医学界における抗加齢医学の認知度と期待度の高さがうかがえます。

まだ、現実、抗加齢学に基づく医療を現場にすぐ導入しようというというものではないとしても、準備だけはしておこうと考えるドクターが確実に増えてきているといえます。

私は、「アンチエイジング医療における検査と診断 -アンチエイジングドックの実際-」というタイトルで講義しました。受講されている先生方の反応を見ていると、症例を提示してのデータの読み方や、クリニックでの実際のメニュー(アンチエイジングドックの受診風景、伊達先生のアンチエイジングダイエットのカウンセリングやオリジナルサプリメントの処方、アンチエイジングエクササイズの実際、アンチエイジングメンタルセラピーとしての代替補完医療など)の紹介を興味深く見られていたようでした。

これからも、アンチエジング医療の実際をこれからもどんどん紹介していきたいと思います。

 

430ce2e9.jpg

最近、ドクターズレストランが話題です。私も以前からアンチエイジングメニューを開発し、いくつかのレストランで展開してきました。最近ではルクソールのシェフ、マリオ・フリットリ氏とのコラボによるアンチエイジング・イタリアン・ディナーをルクソール白金で提供しています。

今回、ルクソール丸の内でもアンチエイジング・イタリアンのメニューを新たに作ることとなりました。丸の内は場所柄、OLさんが多い!と、いうわけで、やはり同じアンチエイジングでも、美肌系のメニューとなるよう、意識して、以前、私が監修した「食べる美人レシピ」(成美堂出版)で扱った食材を提案してみました。

丸の内でも基本的にはディナーメニューになりますが、今後は白金の方ではシロガーネーゼをターゲットにランチメニューで、アンチエイジング・イタリアンを出していく予定です。

客層と時間帯を見極めてメニューを作る、これが今回のポイントでもあります。

8c57a766.jpg

ちょっと前になりますが、1月29日(月)の日経新聞夕刊第1面の記事です。2008年からの健康保険組合などに対する、『40歳以上の組合員への保健指導義務化』を睨んで、産業界でも様々な動きが出てきています。

健保組合からのサービス受注を狙って、医薬品卸業大手のスズケンや損保ジャパン、オムロンヘルスケア、NTTデータの三社が出資するヘルスケア・フロンティア・ジャパンなどがこぞって、メタボリックシンドロームに対する新たな保健指導関連サービスを展開していく気配です。

まあ、時代の流れ的には当たり前とも言えるでしょう。しかし、これの事業展開においては、実務レベルにおいて、実は大きな問題があると私は考えています。そして、大きな問題でもあるのですが、ここにビジネス・チャンスも転がっています。

アンチエイジングこそが、その鍵を握っていると思っています。

092b8f4d.JPG

先週の土曜日(1月27日)、慈恵医大第3内科のご出身で、現在は米国ピッツバーグ大学でFamily Medicine(総合内科、家庭医学)を、resident(日本でいうところの研修医)として研修中の山前浩一郎先生が、恵比寿アンチエイジングクリニックを見学しにいらっしゃいました。以前からアンチエイジング医学に興味を持たれていて、日本でアンチエイジング医療を実際に実践しているクリニックを探されていたそうで、連絡をいただいたのがきっかけでした。

アメリカが本場と思われているアンチエイジング医学ですが、実際のところは意外と温度差があるようで、必ずしも医者の間で一般化しているわけでもないようです。ピッツバーグと言えば、アメリカでも有数の医療都市で有名(もちろん、アメリカンフットボールのピッツバーグ・スティーラーズでもわかるとおり鉄鋼の街としても知られています)なのですが、先生にお話を聞くとそんなに医者が多い都市でも、内科のアンチエイジング医療を実践しているクリニックは0(ゼロ)だというのです!!

アメリカの最近の事情は、当初威勢のよかったA4M(American Academy of Anti-Aging Medicine=米国アンチエイジング医学会)も、成長ホルモンを使ったホルモン補充療法などの見直しを迫られ、最近では、より一層商業色を強め、美容外科・美容皮膚科的な色合いが濃くなりつつあるようです。ピッツバーグでもA4Mのライセンスを持っているドクターはたったの一人、それも外科系で山前先生の参考にならなかったとのことで、内科系のアンチエイジングという先生ご自身の持つ将来のビジョンを確かにするために見学されたいというご希望でした。

クリニックとアンチエイジング・スパ「キアラ東京」を見学いただいて、その後は南青山にある天ぷら屋の「天青」さん(旬の食材が多く、ご飯も美味しい!)でアンチエイジング談義に花を咲かせました。先生は、3年間のピッツバーグの研修を終えられたら、この7月からはハワイ大学の老年医学のfellow(resident の上の上級専門研修医)になられる予定だそうです。私は将来、ハワイというアンチ・アンチエイジングな環境でアンチエイジング・クリニックを持ちたい夢があり、その話をしたところ、山前先生も大変、乗り気に!

こんなアンチエイジングドクターの輪をもっともっと拡げていきたいと思います。

日経記事昨日の日経新聞の1面コラム「春秋 」は、こういった文章で始まります。“「外観より中身が大事」と言うが、逆の発想もある。” そして、リハビリメイクで有名なかづきれいこさんのことがこの後に紹介されています。

そう、「外見、見た目から入ることもある意味重要」という考え方で書いたアンチエイジングの本がとうとう出来ました!友利新先生との共著での新刊本「見た目が大事!アンチエイジングでメタボリックを撃退!!-いつまでもキレイで、かっこよく」(二見書房)がこの1月31日に発売となります(定価1575円です)。

9c06514d.jpg表紙がかなりのインパクトで、ちょっと恥ずかしい(顔が浮腫っぽい?あ~、L6をやっておけば良かったなぁ。。。)のですが、友利先生の笑顔がすべてを帳消しにしてくれています。

本の内容はいつも私が言っている、「生活習慣病は紋切り型指導ではダメ!」というスタンスでのアンチエイジング本になっています。メタボやアンチエイジングをあまり小難しく考えず、日常簡単に無理なく実践できることで、体の中から若返ることをテーマにしています。

皆さん、よろしくお願いします!

昨日は「おもいッきりテレビ」の新年会が赤坂プリンスホテルであり、クリニックの伊達友美先生と、アシスタントの高井さんと3人で行って来ました。相変わらずごきげん度100%のみのさん。アンチエイジングの見本です!みのさんと統合医療ビレッジの星野泰三先生もいらしていて、4人でパチリ。

スタジオではなかなかゲストの芸能人の方々ともゆっくり話せないのですが、昨日は多くの方から内科的なアンチエイジング医療のこと(ダイエットはもちろん、サプリメントのことやデットクスのことなど)を質問されました。去年までですと、美容外科や美容皮膚科的なことを質問されることが多かったのですが、やはり抗加齢医学としてのアンチエイジングが徐々に定着しつつあるのを、こういう場でも感じることが出来ますね。

健康情報番組といえば、今回、関西テレビの「発掘!あるある大事典Ⅱ」での番組捏造が社会問題にもなっています。医学が科学である以上、今回の「納豆ダイエット」の件は大罪を犯したことになります。私自身が、このメディアを通して、やりたいことは、一般の方々には難しい垣根の向こうの医学の話を翻訳してわかりやすく情報発信すること。結果、それによって皆が「健康」で「美しく」あるいは「格好よく」、本当の長寿を全う出来るようになることであります。その大もととなる医学的根拠が偽物であったとなると、これはどうしようもありません。今回の一件を「他山の石」とし、こういったメディアが「両刃の剣」であることをより一層肝に銘じていきたいと思います。

かよさんと

「おもいッきりテレビ」は今年の10月で20年になるそうですが、季節ごとの旬の食材を使っての健康料理、その場ですぐに出来るエクササイズをお茶の間に紹介し続けてきた功績はスゴイ!

毎日それらを紹介し続けてきたみのさんや高橋佳代子さんがこのようにアンチエイジングなのは、そういった毎日の「食のシャッフル」と「こまめに体を動かす」ことを20年間もやり続けてきたからなのかもしれませんね。

先日、このブログ内でも紹介した「日本エイジマネージメント医療研究機構」の発足記念シンポジウムの詳細が決定しました。

この機構の会長は元文部・農林水産大臣の島村宜伸衆議院議員です。厚生労働省、文部科学省、農林水産省のバックアップの下、日本抗加齢医学会が学術的サポートを行い、官・学・民が一体となった日本初のアンチエイジングプロジェクトが始まります。

島村先生の開催の辞の中にこの「エイジマネージメント医療」のことが触れられています。表紙

“この度発足した当機構は、国が推進する健康日本21の理念と、日本抗加齢医学会の提唱する総合的な抗加齢医療とを有機的に結合した「エイジマネージメント医療」の理念を正しく国民に普及することを目的としております”(原文のまま)

これを見ると、政策的な予防医学的意味合いをアンチエイジング医療に付加したものが、「エイジマネージメント医療」といえそうです。

厚労省の健康日本21のプロジェクトが行き詰まっていることは以前からこのブログでも取り上げていますが、いよいよお国もそれに対する対抗手段をアンチエイジングに見出したたのかもしれません。

さあ、やっと私たちの出番が回ってきたようです。2007年、始まったばかりですが、、、う~ん、ワクワクします!1枚目2枚目

2007年3月25日(日)10:00~@新高輪プリンスホテル国際館パミール北辰・白雲

詳細は日本エイジマネージメント医療研究機構事務局 TEL:03-3478-7111 まで

(私も当日の午後の部の最後に「アンチエイジングクリニックにおけるアンチエイジング医療の実際」という演題名で講演させていただきます)

今日はご案内を。。。

私たちのアンチエイジングビジネスにおける研究会であるワンダフルエイジング研究会の開催が決まりました。

この研究会は、アンチエイジング関連ビジネスに興味のある人、企業などが自由に集まり、アンチエイジングの情報収集、意見交換、ビジネス展開の場を提供することを目的としています。医師、歯科医師をはじめ、看護師、薬剤師、栄養士などのコメディカルスタッフ、大手商社、健康食品メーカー、化粧品メーカー、医療機器・健康機器メーカー、IT関連企業など様々な分野から100名を超える方々が毎回集まります。

2004年の7月から行っていて、今度は記念すべき第10回目となります。と、いうわけで、メインの特別講演は、東京都老人総合研究所の白澤卓二先生が、「アンチエイジングを科学するーエビデンスの重要性とビジネス展開」というタイトルで講演して下さいます。また、私も「2007年アンチエイジングの行方 -今、日本にある二つのアンチエジング-」という内容の話をさせていただく予定です。

期日:平成19年2月9日(金)20時~(19時30分開場)
場所:恵比寿イーストギャラリー

20時~21時30分までが研究会で、その後は懇親会となります。参加費は研究会のみが2,000円、懇親会まで参加の場合は6,000円となります。

お問い合わせ、お申し込みは、下記になります。

事務局:アンチエイジング・パートナーズ株式会社
東京都千代田区麹町5-2-1 K-WINGビル9F
TEL 03-5215-6785  (参加お申込受付: 槻川原 史)
FAX 03-5215-6786

よろしくお願いします。
 

ae651f17.JPG

今日はクリニックで、久しぶりにフェイシャル・トリートメントを受けました。以前は定期的(月に2度くらい)に、ピーリングやハンド・トリートメント、インディバなどを受けていたのですが、ここのところ時間が無く疎かになっていました。

キアラ東京、恵比寿AACの両方で活躍してくれているスタッフの下岡さんが「先生、そろそろやらないとマズイですよ~。」と云ってくれていて、今日時間が空いたところでお願いしました。

今日の施術はフランスはエンダモロジーで有名なLPG社のLift 6(通称L6)。顔用のエンダモロジーとしても知られています。最近ではホームケア用のエンダモロジー Wellbox があるので、この施術も家で行ったりしていますが、今はある事情で貸し出していまして、やっていなかったのです。

下岡さんに「先生、大分毛穴が開いてますよ~」とか、「顔色もくすみがちでむくみも結構…」などとイタイ指摘を受けながら、1時間施術してもらいました。結果は上々!腫れぼったい感じがなくなり、目もパッチリです。あごのラインもシャープになりリフトアップ効果がしっかり出ていました。下の写真をご覧下さい。「フェイスリフトのオペをした?」ってくらい差があります。

外からのアプローチも、やっぱり大切ですね。

beforeafter 

 

 

 

 

 

             before                                    after