先日のメタボランティアの会には、大学生も参加してくれました。メタボランティアの活動に賛同してくれたWATERという団体の学生さんたちで、学生ネットワークを活用しながらメタボランティア運動の拡張に協力してくれるという頼もしい面々です。

今回は3名(男性2名、女性1名)の新4年生が来てくれていました。彼らと医療の話をしているうちに、何となく話題はアンチエイジングの方向に。。。健康医療、予防医療というスタンスの抗加齢医学のことを話すと興味津々の様子だったので、彼らに簡単な資料をメールに添付して送ってあげました。

そのうちの一人の学生さんからとても考えさせられるコメントをもらいました。

『オプティマル・ヘルスという概念は非常にしっくりくるものでした。とてもナチュラルなイメージで、「おばちゃんが頑張って若作りしているのを若い人が痛々しいなぁと思って見る」というような現状とは全然違いますね。その年齢のベストコンディションな方を見るのは、見ている側も気持ち良いですしね!他にも、感想は多くありますのでお会いした際に伝えさせて頂きますね。

ただ、この資料を読むまではアンチエイジングと聞いた印象がやはり30代以上の女性の先生が言うような「張りぼてのアンチエイジング」という印象がありましたので、せっかくの新しい医療としてのアンチエイジングという素晴らしい概念がもったいないと感じてしまいました。』

20歳になったばかりくらいの彼らから学ぶことは多そうです。今度、彼らと一杯やりながら、出来るだけたくさんのアンチエイジングへの“ダメ出し”を出してもらおうと思っています。

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以前、本ブログでも紹介していますメタボランティア、NPO申請も無事終了し活動もいよいよ本格的になってきました。

『あなたの脂肪が地球を救う』をテーマに、「運動等で消費したエネルギー(カロリー)を金額換算(因みに「1Kcal→1円」の計算)して、食糧飢餓で困っている国の食料購入費として寄付をする」というのがこのメタボランティア。

自分のアンチエイジングの為のエクササイズが、飢餓で苦しむ子どもたちの命を救うことにつながるわけですね~。メタボ腹に蓄えられた脂肪、それは世界を救う貯金箱!

そのキックオフ・パーティーが昨日、恵比寿のちゃんこ屋さん(ちゃんこ部屋)で行われました。

実はメタボラには3つの意味があります。①メタボリック・ボランティア⇒先のとおりです ②メンタル・ボランティア⇒精神的なボランティア意識を高める ③メタ・ボランティア⇒普通一般の尺度を超えた大きなボランティア

まだ始まったばかりの活動ではありますが、2月に行われたメタボウリング大会についで、4月にはパラカップというチャリティマラソンに皆で参加して、メタボラを広くPRしようということに。5月に行われる日本抗加齢医学会総会@お台場でのRun For Longevity でもメタボラ活動を行うつもりです。

(写真は代表の河野誠二さんが、これまでの活動の報告を行っているところ)

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今日は第13回目となるワンダフルエイジング研究会 がありました。場所は竹芝のインターコンチネンタルホテル東京ベイ。


本日のゲストは、福岡で武田スポーツ・栄養クリニック を開業されている武田淳也先生です。先生の元々のご専門は整形外科ですが、ピラティスの日本における第一人者としてもご活躍されています。この春、福岡に引き続き、代官山にもピラティス・ラボを立ち上げ、精力的にピラティスの啓蒙を行っていらっしゃいます。


武田先生のピラティスは、日本で一般的なマット・ピラティスとはちょっと異なり、米国はPOLESTAR社のマシンを使った「エクィップメント・ピラティス」。ビデオなどで見ると、ほぼマンツーマンでインストラクターがついてやらないとちょっと難しそう…しかし、きちんとやると相当効果的であることがうかがえます。


武田先生曰く、『今、日本で普及しているマット・ピラティスはひとつのスタジオに20名からの生徒が入り、それをたった一人のインストラクター(それも正直あまりレベルの高いインストラクターとは言えない)が指導しているのが現状で、これではとても満足いくレベルの効果は期待できない。それどころか、中途半端なレッスンで逆に身体を悪くすることも…』。


なるほど。。。私も2002年からピラティスをやっていてTVでも紹介していますが、当時はやる人も少なく、ほぼ個人指導のレベルで受けられていました。今は普通のエアロビと同じ感じ(ギュウギュウ詰め)ですね。これではダメなんだ…


「エクィップメント・ピラティス」はまだやったことがありません。印象では相当難しそうです。本格的にやれば、効果はスゴイんでしょうね~。近いうち武田先生のスタジオで体験してきたいと思います!


会場風景 白澤教授、武田先生と








写真左は懇親会風景。写真右は白澤教授、武田先生と。

dbf4fe5d.JPG今日は大学学校の同期会がありました。この3月で卒後21年。。。と、いうことは医者になって丸20年が経っているわけです。

母校の防衛医大は全寮制。同じ釜の飯どんぶりを喰ったそれこそ同期の桜桜って関係なんですね。ある意味、兄弟以上といっても過言ではありません。

久しぶりに会った仲間たちと素晴らしいひと時を過ごしました。最近はいいワインワイングラスやミシュラン☆☆☆レストランでの食事も楽しんでいるけれど、この日の酒や料理はサイコーグッド(上向き矢印)だねウインクフツーのビールとっくり(おちょこ付き)、水割りもめっちゃくちゃ美味いわーい(嬉しい顔)

お互いのいいところも悪いところも知り尽くした無二の親友たち。

彼らの前では学生時代のあの頃の暴れん坊でやんちゃな自分に戻れます。

学生時代はトップ3に入る優秀な友人がすごくうれしいことを言ってくれました。

「同期が色々な舞台で活躍している姿を見たり聞いたりすると、自分も 俄然、元気が出てくる。正月に青木をTVで見た時は気持ちが本当に若返ったよ。ありがとう。」

彼は今も東海地方にある国立大学で一流の消化器外科医として活躍しています。外見も全く変わらず、彼も真のアンチエイジャーだなと思いました。

卒後20年経つわけですから、当然、それなりにAgingしている同期生もいますが、総じて皆若々しかったです。前に出て、近況報告をそれぞれがするのですが、結構、“アンチエイジング”という言葉が発せられていたのも嬉しいことでした。

それから、少なくとも見た目においてアンチエイジングな連中の共通した特徴は、運動習慣走る人(週3~4日以上の)でした。運動しているから若々しいのか?肉体年齢が若いから運動できるのか?おそらく、その両方が真実なのでしょう。

皆さん、運動していますか?
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今日は大阪で講演会。日帰りで行って来ました。依頼元はなんと、写真の富士フィルム㈱さん。そして、テーマは『アンチエイジング医学について』です。

なぜに、FUJI FILM がAAに?HPを見てみると、なんと“クォリティ オブ ライフの向上を目指して”とあります。いつの間にかライフサイエンス部門も!

そう。このご時世、結構多くなってきてますね。こういう異業種参入。富士フィルムは、昨年2008年には富山化学工業㈱を子会社化し、医薬品部門にも手を拡げています。

松田聖子さんと中島みゆきさんのコラボCM(化粧品の)、ご覧になったことありませんか?あの化粧品こそが富士フィルムが作ったアスタキサンチン含有AA化粧品『アスタリフト』。なんと3種類のタイプの異なるコラーゲンも含んでいるそうです。アスタリフト

抗加齢医学会でもかなり熱くなっているAA成分のアスタキサンチン。これを富士フィルムが研究していたのです。

なぜ、富士フィルムがAA化粧品を?誰もがそう思います。。。

写真プリントの経年的な劣化(色あせ)、あれは当に酸化反応。抗酸化技術は写真プリントにおいて不可欠なものでした。また、写真フィルムの1/2はコラーゲンでできており、富士フィルムは70年このコラーゲンを研究していたので、全くの畑違いでないことが段々とわかってきますね。科学的な技術や開発力に関しては、大手の化粧品会社にも負けない実力は持っているでしょうし。

写真事業部門が元々持っている小売販売経路も商品を売る際の販路の確立という点である種のアドバンテージに。今回はそういった現場の方々に対する基礎的教育をということでお招きを受けました。

町のカメラ屋さんが、健康やアンチエイジングを広めていってくれる。素晴らしいことではありませんか!

日本の医療や健康産業が少しずつですが、確かに変わりつつあるのをひしひしと感じます。

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この週末は毎年恒例となった『~スキーリゾートで学ぶアンチエイジング医学~SAPPORO☆ANTI☆AGING☆CLUB☆2009』。今年で4回目ですが、初めて北海道での開催となりました。SAPPOROとありますが、正確には小樽に近いKIRORO。

 

いやぁ~、楽しいセミナーでした。会の始まりは坪田一男先生定番のウェルカム・シャンパンバーで乾杯から。夕食レストランは何と、“カロリス”!すべてのメニューにカロリー表示されていて、それをブッフェ形式で選んでいくのです。

カロリー表示

 

 

 

 

 

このディナーの席では、白澤教授とロート製薬の山田社長の素晴らしいピアノ競演(!?)もあり、アンチエイジャーに趣味は不可欠だということを実感。

白澤教授ピアノ独演

 

 

 

2日目は夕方までそれぞれ自由時間。スキーを楽しむ方がほとんどですが、朝9時の時点で風雨が強くほとんどのリフトが動いていないとのこと。スキーもウェアもレンタルする積もりで何も持ってこなかったので、あっさり滑るは止めに。

集合写真

 

 

 

 

午後2時間はホテル併設のSPAいい気分(温泉)Sayuri Beautciansでアロマトリートメントを受けました。こちらのセラピストの加茂さんは素晴らしいです!私もこれまで国内外の数々のSPA、エステで施術を受けてきましたが、トップ3にはいるなぁ~。基本がしっかり出来ている上でオリジナルのハンド技術も入っています。オイルは道内(下川町)の限定オリジナルのモミの木のオイルが秀逸でお勧めです(ヒッソプも良かったな)。

一方、午後のスキーでは三浦雄一郎さんの息子で オリンピックフリースタイルスキー日本代表選手として活躍した三浦豪太さんがスキーのレクチャーもしてくれたようです(うっ、、、豪太さんの時だけは滑れば良かったあせあせ(飛び散る汗))。

二晩目の夕食レストランはGI(Glycemic Index)値が出ていましたね~。GI値とは、血糖値が上がりやすいグッド(上向き矢印)食べ物か上げにくいバッド(下向き矢印)食べ物か(正確には炭水化物)どうかを見る指数のこと。ちょっと前に流行った低インスリンダイエットの時にもこれが注目されましたね。

 坪田先生とGI値

 

 

 

「アンチエイジャーは低インスリンであった」という疫学的背景もあるように、血糖値が上がりにくい(インスリンを無駄使いしない)食を心がけることは、アンチエイジングな食の実践においては欠かせません。

スペシャルレクチャーでは男性アンチエイジング医学の権威である熊本悦明先生が『男の生理~睡眠関連勃起眠い(睡眠)グッド(上向き矢印)・早朝勃起晴れグッド(上向き矢印)との関係において~』という講演をして下さいました。これが面白かった!

熊本先生

 

 

 

他にもサプリメント選びのポイントをサプリメント会社ヘルシーパスの田村社長がお話して下さったり、伊藤守先生のコーチングのビデオレクチャーがあったりと盛り沢山。

そうそう、雪見雪露天風呂いい気分(温泉)も乙なものでしたぁわーい(嬉しい顔)

頭も体もアンチエイジング出来た充実の2泊3日のツアーでありました。

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昨日は長野県は上諏訪で信州機能性食品開発研究会で講演。ここのところ信州づいています。

この研究会は、急速に高齢化が進んでいる長野県において、機能性をキーワードとした食品の研究開発に意欲のある地元の企業を中心に、信州大学農学部の先生方の学術的なサポートを受けながら新規機能性食品開発と事業化を推進しようという素晴らしい趣旨のもと定期的に行われているそうです。

アンチエイジング医学においても機能性食品は一つの重要なジャンルであり、私たちも『アンチエイジング・ヘルスフード』なる本も出しています。

今回は「アンチエイジング医学における機能性健康食品の可能性」というタイトルで講演しました。対象者は健康食品関連の企業の方々ですので、新しい医学・医療としてのアンチエイジングの概説からはじめ、アンチエイジングドックやアンチエイジング外来などアンチエイジング医療の実際、これまでの保険医療下における治療医療とは違う能動型医療であるが故に出来るだけ普段の生活でそれが享受できるようにすべきでありそのためのインフラ(アンチエイジングSPA、レストラン、フィットネス、ホテル、ツアー、コンビニなど)作りも課題であることをお話しました。

講演後の質疑応答で、ある国立大学医学部の教授が、アンチエイジング医学にはサイエンスがないようなことを仰ってきたのにはちょっと苦笑。。。(学会会場でならまだしも、まだまだいるんですよね、こういう頭の硬いお偉い先生が)

なぜ、日本の糖尿病患者は減らないのでしょうか?なぜ、健康日本21は散々な結果に陥ってしまっているのでしょうか?それは従来のサイエンスとしての医学が生活習慣病には介入できないからに他なりません。これだけではダメなんです!

確かに1990年に誕生したとされる予防医療としてのアンチエイジング医学は科学的実証がまだまだ乏しいわけで、その辺のところは日本抗加齢医学会も地道に従来通りにサイエンスしていこうとしています。

しかし、こうしている間にも日本で暮らすあらゆる世代の多くの人が日々、不健康になっているわけです(一部の健康志向の強い人々を除いては…)。過食と運動不足、環境汚染、安全な食の崩壊、不規則なライフスタイル、エアコンづけの生活等々。

私たちが作ろうとしているのは、赤ちゃんからお年寄りまであらゆる世代に対しての“健康”医療であって、老化を防ぐこと(美容医療的アプローチも含め)や安直に寿命を延ばすことだけを目標にしているわけではありません。

正しい食事、適度に身体を使って生活すること(運動)、質の良い睡眠、ストレスマネージメントなどを意識的にあるいは無意識のうちに日々の生活の中で実践できるようなシステムを構築していくこともアンチエイジング医学のミッションであると考えています。もはや医学という領域を超えた新しいカテゴリーの文化的産業ともいえるかもしれません。もちろん、人の体へのアプローチである以上、医学的なベースは不可欠ではあります。

滅茶苦茶な食生活を少しでも正しいものに導くこと、運動しない(出来ない)人々に簡単で続けられる方法を供給する、日々のストレスが出来るだけ解消できるようなシステムを作ることにどれだけのエビデンスが必要なのでしょうか?これらのことすら、エビデンスある科学としての医学は満足に出来ないでいるのです。

アンチエイジング医学をこの日本に普及させるに当たり、抵抗勢力は案外、旧態依然とした医学界にあるのかもしれません。

854b9835.JPG昨晩は順天堂の医局で勉強会がありました。

その時の話題のひとつ!九州のあるサプリメント会社で白髪に効くサプリメントが出来たとのこと。白髪に関しては、わかっているようで未だ解明されていないことも多く、その治療薬も色々と研究はされているのですが、これというものもないのが現状…

サプリ(健康食品)というとはっきりとした効き目に関しては本当のところどうなのか?という疑念がつきもの。まぁ、目に見えて効果が出るようなものはこれ、限りなく薬に近いわけですから…実際、これまでにも、ED用サプリ、ダイエットサプリですごい効果があったものは、大抵中国で作られた(必ずしも中国産とはわからないようになっていたりもする)医薬品混入の危ないものばかりでしたから。

このサプリの開発に携わっているドクターは内科医で、きちんと臨床データも取っていらっしゃるようです。これまでの結果によると、かなりの効果だとか。成分等に関してもお聞きしましたが、まだ詳細はオープンに出来ません(正規販売は今年の7月からの予定とのこと)。早速、私も試用させていただく予定です。before-afterで写真を撮って比較してみたいと思っています。
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長野県松本市で開かれている『糖尿病学の進歩』に来ています。

昨日の糖尿病学会理事会では、糖尿病の診断基準見直しの件が話題になったようです(毎日新聞の記事より)。

これまでの血糖値重視の診断基準からHbA1c(1~2ヵ月間の血糖の積分値or平均値的なものを見る検査)を積極的に取り入れていこうというもの。

現場の臨床家にとってはより、精度が高まるという点では歓迎されるでしょうが、検査費用自体は跳ね上がることになりますね。ルーチンの健康診断レベルで入れるとなると、こういった二次的なことも問題となってきます。

今、揺れているメタボリックシンドロームの診断基準(単純に腹囲の計測値だけをもって内臓脂肪蓄積をいえるのか否か等)にしてもそうですが、精確さを追えばそれだけコストや手間がかかるわけでなかなか難しい問題です。

 

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今度の日本抗加齢医学会総会は5月28日(木)~29日(金)に東京お台場はホテル日航東京で開催されます。その中で3年前から行われているマラソン大会『RUN FOR LONGEVITY』が今回も企画されています。一応、私が大会実行委員長を仰せつかっています。

今日はその打ち合わせがありました。お手伝いいただいているMedi☆Produceの久保田社長、丸山さん、皆川さんに横浜クリニックにお越し頂き詳細を詰めました。

アンチエイジング医学の学会だからこそのこの企画。出来るだけ多くの方々に参加いただきたいものです。メタボランティアともリンクして盛り上げていきたいと思っています。

大会概要は以下のとおりです!(詳細は追ってこのブログでお知らせする予定です)

主催:第9回日本抗加齢医学会総会

開催日時:2009年5月29日(金) AM7:00~(集合時間は6:30頃の予定)

場所:お台場ホテル日航東京周辺ジョギングコース5km