不思議な梅の木
川岸には土の道が残っています。踏みしめた感触が柔らかくて私の好きな道なんですけどそこに生えている梅の木。誰も手入れしてない自生の木です。以前も書いたことがありますがこの木の片側が紅梅でもう片方が白梅なんです。通常の源平梅なら白と赤がごっちゃに咲くけどこの木ははっきりと分かれています。根元で2本に分かれてるんだと思う。根元を覗きこんでも一つの株が枝分かれしたのか二つ別の木が並んでいるのか分からない。草におおわれた根元は二本がぴたっとくっついているんです。左側の紅梅は少しだけ咲き始めて右側の白梅は1個だけ。白梅の方が遅いんですかね。こんなに寄りそって日当たりなどの生育条件もほとんど同じ。それでも白は白、赤は赤。決して色は混ざらない。なんだか夫婦を見るような気がして不思議な気分になりました。長年一緒に暮らしても別々の人間。人間も最後まで変わらないってことでしょうか。