某有名企業の冷凍食品に髪の毛混入していた件と、
無名企業のラーメンスープが破損して液漏れしていた件。
前者の有名企業の方。
実にマニュアル通り。
異物混入の連絡→翌日QUOカード1枚と商品返送用引き取り手配が来て返品→1週間後に報告書。
翌日にでも書ける報告書をわざわざ1週間温存するワザ。
「こんなに一生懸命、社内で再発防止を検討し、時間を要した」
の演出作りは丸っとお見通しだ!!
時候の挨拶文から始まり、不快な思いをさせて申し訳ない。
製造工程を何カ所かにわけて再度チェックしたがどのタイミングで混入したかは不明(当たり前だ)
各工程ごとに注意徹底し、再発防止に努めるので今後も買ってね。
的な、
宛先に私の名前を入れるのと発行日以外は「もう書式、作ってあるもーん」という
わざとらしさが潔い!!
一方、後者。無名企業のたたき上げ。
ラーメンスープ破損の方。
異物混入の連絡→「明日の午前中にヤマトが引き取りに行きます!」 と言われて待機するも来ない(爆)
→ 翌々日、大量の麺類が届く→光の速さでヤマト運輸がいなくなったのでその場で開封間に合わず(ヤマトも引き取りがあるのを知らない様子)→同梱包されていた返品伝票と段ボールに詰めて再びヤマトに来てもらい発送→2週間以上かかり報告書。
報告書の本気度はすごかった(が、大したことは出来ていない)。
実証実験(すげーローカルな方法)から、生産個数まで全て記載されていて、実験の写真まで添付。計測したとか一切出来ない報告書。
これ、スープはこの会社では作っておらず外注して納品。という中で
この企業が検査に全力出す必要あるのか。という最大の疑問はあるが、スープ製造元に原因追及で詰めるなら事前リサーチしておいた方がこの企業にとってもメリットはある。
推測の域を出ない結論が記されていて、
「おそらく段ボールの角などにスープがぶつかり、破損した(ような経験則です。それ以上はスミマセン)と思われるので取扱に徹底する」的なまとめ。
塩分濃度は測っていたワタクシ。
これ、デジタルではないのだが比較的 正確に測れます。
自宅でみそ汁の濃度とか測るならこちらが手軽。みそ汁に差し込むだけで塩分気になる人には良き
これは0.001㎜までフィルムなどの厚さ測れる計測器なんですが検査用の用途は果たせないの前提で計測しておいた。
報告書には二層のラミネートを使用と書いてあったので
おそらく押し出しラミのPET/PEのやつなんだろうけど。
どう頑張っても、液体充填の厚みには達してない。
EVA やLLDPE使うなら衝撃からは守られるがコスト的に使えないので上記素材が限界か。
この報告書通り、同じ商品買ってきて3㎏入り段ボールの角で突き刺すとまぁ、破裂する。
でも、「気づかないわぁ」なんてあり得ないレベル。液漏れしたまま手作業で詰められるわけないじゃん。という穴が開く。
液体スープのラミにアルミ使えよ!なんて気軽に言えないし、(小ロットやってくれない)
見て見ぬフリだ。
知らない方が幸せなこともある。
定期縛りではないのが良き。見ているだけでテンションあがる!
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子どもに奪われる覚悟で自分が欲しい。