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Thoughts on living with style.      



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スコットランドで一番最初に
ライセンスを取得したとされる蒸溜所
Glen Dronach(グレン・ドロナック)の
シングルモルト・ウイスキーが
世界市場に帰ってきた。

シーバス、バランタイン、トーモア、
ワイルドターキーなどの有名ブランドを持つ
ワイン・スピリッツ部門で世界第一位の企業
「仏ペルノー・リカール」社の下、
妥協なき世界最高峰のスカッチをつくるために
その任を受け持っての再登場である。

Glen Dronachは、現代的な手が入っていない
1800年代のままの蒸溜工程を保持しており、
その古式ゆかしい生産工程が同蒸溜所の売りである。
ある意味、シングルモルト・ファンには朗報かもしれない。

日本ではオーク×シェリー樽のバッティッドによる12年物のみ販売されているが、
世界市場では新たにボトリングされたラインナップとして
今秋に12年、過去に終売していた15年、18年がリリースされ、
長期熟成の33年物は2010年の春に登場する。

とりあえずは、なじみのBarで飲んでみよう。



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タランティーノの久々の作品、「Inglourious Basterds」がようやく日本で

11月に公開される。待ち遠しい。同名のイタリア映画を下敷きにしたナチスもののコメディらしいが、

彼の作風から言うと往年の名作や映画アーカイヴからの引用で楽しませてくれるに違いない。

今回は、それが60年代イタリアのマカロニウエスタンとB級戦争映画のミックスだと言う。

何よりもサウンドトラックがいい。エンニオ・モリコーネ、ラロ・シフリン、デビッド・ボウイ、

ビリー・プレストン、ジャック・ルーシェなど最高の布陣。

サウンドトラック・オタクにはたまらない選曲だ。

サントラCDはすでに発売されているので、早速、アマゾンでGet!

ちなみに主演は、ブラピ。やっぱ、タランティーノらしいデタラメな映画を期待する。

この映画の下敷きになった「地獄のバスターズ」はベトナム終戦の翌年に公開されているが、

いまアメリカが取り組んでいるアフガン戦争に対する何らかのメッセージなりメタファーなりが

あるのかどうか、ぜひ確かめてみたい映画である。


ニール・ヤング、「ハーヴェスト」からオールドマン。

老いが目の前にある。そろそろ老いがリアリティを持つ年代に差し掛かる。

両親は高齢で起きている時間よりも寝ている時間の方が長い。

自分も些末なことはどうでもよくなりつつある。近くのモノはもう見えない。

「老人は俺の生き方を見て、おまえも俺と似たようなものさ・・」と歌う

ニール・ヤングの歌の意味が切実さをもって実感できるようになった。

先行きは不安だらけ。「老齢」ではなく、「労齢」であり、「朗齢」であり続けたい

という願いは儚い夢かもしれない。

もう一度「ハーヴェスト」を、と願う毎日。


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デトロイト・アーティストの代表と言えるBernie FuchsのイラストによるFORD EDSELの広告。

思慮を重ねたマーケティング活動をよりどころにFORD社の社運をかけて開発されたクルマだ。

しかし、結果は惨たるもので3年で姿を消し、FORD社の汚点とも言われるクルマになってしまった。

マーケティング史上に残る最大の失敗のケーススタディとさえ言われている。

でも、どうなんだろう。そもそもマーケティングが万能なのかどうかを見極める

ケーススタディだったのではなだろうか。

自動車ビジネスはそもそも博打の要素が強い。理詰めできちんとやったものが、

失敗した例など枚挙にいとまがない。それで、外資の傘下に入った企業などザラである。

やはり製造業というものは、作り手の情熱や確信がないとマーケティングだけでは

成功しないのかもしれない。このEDSEL、フロントデザイン以外はクルマ的に見ても実に凡庸。

でも決して悪いクルマではない。しかし、そういうクルマほど危ない。

やっぱ、「買わねぇヤツは買うんじゃねぇ」くらいの強引さがないとダメなんだろう。

さて、50年代末当時には失敗したクルマかもしれないが、

いま見ると悪くない。きっとオーヴァーマーケティングだったんじゃないか。

広告宣伝で度が過ぎた?

ちなみに、映画「アメリカングラフィティ」でリチャード・ドレイファスの妹役がEDSELに乗っていた。

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長谷部安春監督が今年の6月に亡くなったので、

追悼上映があり、デビュー作の「俺にさわると危ないぜ/Black Tight Killers」(66年)を観てきた。

長谷部安春監督がメガフォンを取る頃あたりから映画の斜陽が始まるため、

予算や作品にはかつての日活の監督たちほど恵まれていない。

だから、TV作品の方で彼の名前を知った。「西武警察」や「大都会」、「あぶない刑事」など

主にTVドラマで腕をふるった監督ではないだろうか。

さて、監督のデビュー作だが相当「雑でデタラメな007映画」という感じ。

コメディが入ると、東宝の方が俄然うまい。ご本家007映画の「007は二度死ぬ」などは

お金のかかった東宝映画と言われるほど(東宝が全面協力)だし、俳優陣も揃っていた。

一方、日活はというとヒーロー・アクションで稼ぎまくってきたが、アクションコメディとなると

ちょい寒い感じの作品が多くないだろうか。

小林旭にはジェームズ・ボンドのような、スノッブなヒーローはちょい難しかったようだ。

ブラックタイツ団という女性のグループが見せる戦法「忍法ガムガム弾」(ガムを相手の目に飛ばす)、

SEXで男性の秘部を締め付ける「忍法オクトパスポット」など、おバカ映画路線も垣間見せるが、

生半可な処理でそういう面白さが半減してしまっているのが残念。

清純路線の松原知惠子を相手役にもってきたのもミスキャスト。下着一枚で頑張ったが、

東宝ならナイスバディーの浜美枝をもってくるキャスティング。お色気がイマイチ伝わってこない。

こういう中途半端な面がすべてにわたって散見されるけれども、

デビュー作なんで監督ご自身も上層部や関係者との擦り合わせに苦労されたのだろう。

劇中にメルセデスの通称タテ目 W113(たぶん230SLだろう)が

北あけみのドライブでたびたび登場する。

これはよかった。エンジン音はだいぶ違うが新車の状態をスクリーンで見られるのはうれしいものだ。