タランティーノの久々の作品、「Inglourious Basterds」がようやく日本で
11月に公開される。待ち遠しい。同名のイタリア映画を下敷きにしたナチスもののコメディらしいが、
彼の作風から言うと往年の名作や映画アーカイヴからの引用で楽しませてくれるに違いない。
今回は、それが60年代イタリアのマカロニウエスタンとB級戦争映画のミックスだと言う。
何よりもサウンドトラックがいい。エンニオ・モリコーネ、ラロ・シフリン、デビッド・ボウイ、
ビリー・プレストン、ジャック・ルーシェなど最高の布陣。
サウンドトラック・オタクにはたまらない選曲だ。
サントラCDはすでに発売されているので、早速、アマゾンでGet!
ちなみに主演は、ブラピ。やっぱ、タランティーノらしいデタラメな映画を期待する。
この映画の下敷きになった「地獄のバスターズ」はベトナム終戦の翌年に公開されているが、
いまアメリカが取り組んでいるアフガン戦争に対する何らかのメッセージなりメタファーなりが
あるのかどうか、ぜひ確かめてみたい映画である。