IVYファッションって日本人が勝手に解釈してつくった名称だと思っていた。
ところが、アメリカで正式に存在しているものだと知って驚いた。
その上、日本のメンズクラブ誌が出版した「TAKE IVY」という写真集が
彼の地のファッション関係者の間で、ものすごい評価をされていることを知ってさらに驚いた。
一昨年、e-bayで1500ドルの値を付けていたというから・・・。
そのアメリカのIVYファッション好きたちのイコンとも言えるのが、
ジャック・レモンとジェームス・スチュワートらしい。
「Bell, Book and Candle」(58年)でレモンと共演したジェームス・スチュワートの服装(写真)は
IVYではないが、非常にウェルドレッサーであることを証明している。実に品がいい。
一方、レモンと言えば完璧なまでのIVYファッション小僧で、「Under the Yum-Yum Tree」(63年)で
見せた服装は、「TAKE IVY」の南カリフォルニア版としてご当地アメリカでは評価されている。
で、レモンのきわめつけは、やはり「酒とバラの日々」というのがアメリカのIVY好きにとって
議論を待たない選択だそうだ。全編を控えめなミッドセンチュリー・スタイルで通し、
ナチュラル・ショルダー、3/2ロール、サックフロント、ラペルシーム、ダブルベンツなど
まさにIVYディテール満載のスーツで登場してくれる・・・と拍手喝采の評価。
いま、アメリカではIVYやプレッピーが見直されているらしい。





