60年代はスポーツ雑誌がおもしろかった。
写真は61年と64年の「スポイラ」。
61年はゲーリー・プレイヤーがマスターズを制した年だ。
64年の前年、63年にはLAドジャーズがワールドシリーズを制した。
スポーツイベントがもたらす時代への影響やその興奮が
誌面からうかがえる。まさに全米中がスポーツに沸いていた。
先日、巨人がV3を達成した。けれども、かつてのような日本中を巻き込む話題にはなっていない。
クライマックス・シリーズ(CS)があるからかもしれないが、いまひとつ盛り上がらない。
ゴルフはといば、石川遼のおかげで何とか無理矢理盛り上げている感がある。
日本国内ではスポーツ誌は冬の時代。スポーツ誌といえば、
総合スポーツ誌「Number」くらいしか思い浮かばなくなった。
同誌も10万部は当然下回って半減しているのではないだろうか。
不況でスポーツを観る・話題にする余裕が失せてしまっているのか。
それにしても、街角をランニングor ジョギングしている人をたくさん見かける。
70年代のジョギング・ブームに散々走って、セカンドウィンドウを楽しんだ身にとって、
もういまさらという感じがするが、金を使わないで楽しめるスポーツといえば断然「走る」こと。
ここにも不況の影響が・・・?