昨日、阪神競馬場に日帰りで行ってきました
阪神2レースから最終レースまで+小倉メインをやったのですが、馬券的には中京記念のシャドウゲイトの複勝と阪神最終の馬単ゲットのみというなんともしょっぱい結果に終わりました
ま、そんなことはさておいて・・・
今回の阪神競馬場弾丸ツアーで感じたことをいくつか書いていこうと思います
①とにかく競馬が戻ってきてよかった
どのような形であれ、まずは競馬が開催されたのはよかったと思います
被災者感情を考えれば時期尚早という意見もあろうかと思いますが、被災を受けていない人たちが日常生活に戻ることが日本経済の観点からも必要だというのは以前から言い方は違えど言ってきたことであって、経済を動かしていかなければ更なる悪循環を生むと考えていたので、その点ではよかったと思います
とは言え、競馬場に行くと競馬は行われていましたが何かいつもと違う感じというか何か違和感みたいなものを感じずにはいられませんでした
②粛々と行われた競馬
競馬は行われていたんですが、入場曲の中止・競馬場内のBGMの自粛・イベントの中止など活気という点ではこの状況を考えれば仕方のないことかなぁ~と思いました
騎手は喪章をつけ、国旗は半旗掲揚
競馬という日常が戻ってきた反面、非日常の状況がそこにはありました
③競馬場に来たファンのモチベーション
競馬場には沢山のファンが来てました
指定席は早々に満席になったみたいですし、皐月賞トライアルの若葉ステークス・重賞の阪神大賞典と注目レースもありレースの内容としては震災前と何ら変わりがないように思えました
ただ
ファンの声援が心なしかトーンダウンしていたような気がしました
関西って結構アツい声援を送るというイメージがワタクシの中ではあったので不思議な感じがしました
確かに最後の直線では「差せ~」とか「○○~(←騎手の名前を言う)」といった競馬場ではおなじみの光景が見られたんですが、なんかいつものアツい声援というのが今日は少なかったというかおとなしめの声援だったような感じでした
競馬が戻ってきたのはウレシイ、でも・・・
というのが本音でしょうか
④最終レース終了後の募金活動
最終レース終了後、騎手が総出で義援金の呼びかけをしていました
若手騎手からベテラン騎手まで全員が二手に分かれて募金の呼びかけをしていました
騎手自らが大きな声を出して義援金の協力を呼びかけていました
そこには長蛇の列がありました
普通なら騎手の代表何人かが表舞台に出てお願いをするという形になるところを、全員参加で協力のお願いをしていました
ここに騎手の総意を感じました
騎手に限らず、JRA・調教師・馬主が「できる限りの支援をしていく」と言っていること
競馬を通じて復興支援に協力していくことがひしひしと伝わってきました
ワタクシもほんの少しですが募金をしてきました
騎手を間近で見れるということで列に並びなおして2回募金してきました
ちなみに余談ですが・・・
幸騎手に握手してもらいました
競馬界のヨン様はさわやかだし、なんかいい人柄がにじみでていました~
震災から1週間後に競馬を再開することにもどかしさを感じていたと思います
競馬が好きな人も同様の感情を抱いていたと思います
ですが、立ち止まってはいけないし前に進まなければならないと思います
たとえ震災前のような日常じゃなくても、そこに競馬というものが戻ってきたことが重要であって、復興へ向けての一歩を被災していない私たちからはじめなければならないと思いました
何が正解で何が不正解だなんて関係ない
それがどんな形であれ、どのようなやり方であれ思いは1つなのだから・・・
そんなことを感じた阪神競馬場弾丸ツアーでした