前回は・・・

 

 

↓初めから読んで頂けると、少々の『政治・経済』が分かると思います・・・

 

HACARI

 

 

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・・・・・

 

<<前書き>>

 

ご都合主義のストーリーと、政治風刺になっていますので、エンタメとして読んでみて下さい

”これは違うだろ”って言う部分もありますが・・・”異世界”って事でご勘弁を

 

『溝口財政省事務次官の妻子誘拐未遂事件』の真相は・・・・

 

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第30話 救国への道・内政編(5)・日本国の『団結と連携』への見直し

 

 

私は、この異世界の日本国内閣総理大臣の駿河義弘

 

中身は、現実世界で、事故で亡くなり、この世界に転移した、只の政治オタクの一般サラリーマン

 

『溝口財政省事務次官の妻子誘拐未遂事件』の真相を突き止めるれそうになった処で、重要参考人となる反社会的組織に所属する2人が、何者かによる襲撃で死んでしまい、あらゆる証拠となるものが破壊された事により失ってしまった

 

秘書の佐々木は、それを報道番組で知り、折角“特異体質”で、真相に近づけたのに、振り出しに戻ったと、相当落ち込んでしまい、何とか励ましてある程度、元気を取り戻してくれた

 

その事件の真相は、“首相警護隊”に任せ、早速『重要な地位にいる官僚の安全保障の法案』の策定に取り掛かり、政策秘書や、アドバイザーの弁護士の協力を得て、たった3日で法案が完成した

 

佐々木曰く

 

「総理の“相手の能力を無限大に発揮させる特異体質”の効力と範囲が拡がったのが原因でしょう・・・総理と仕事をすると、みんな“頭が冴え、身体が漲り疲れ知らずになっている”と言ってます」

と、驚いていた

 

これが、日本国国民全員にその“特異体質”に触れるようになったら、どれだけ良いかっと思ったほどだ・・・

 

・・・・・

 

『重要な地位にいる官僚の安全保障の法案』の原案を、私の同志でもある、私の政権の民自党・政調会長をして貰っている「日本の国力と威信を護る会」代表・為永議員と、前代表・井之頭前議員と共に「国民たちを豊かにし、日本国を繁栄させよう会」を支えていた現代表・金森誠治(かなも・りせいじ)地精型(ドワーフ)・男・45歳)に

 

「是非とも、この“法案”を、それぞれの会に発表し、意見や提案をして欲しい」

と、『重要な地位にいる官僚の安全保障の法案』の原案を渡し、意見を求めた

 

為永議員が、“原案”を読みながら

 

「この法案をぱっと読んでみると、重要な地位にいる官僚だけでなく、国会議員や地方議員、重要な地位の地方公務員の身体と命の安全保障をすると、それを賄う為の膨大な人材が必要ですね・・・」

と、口ずさみ、その後、考え事をしながら

 

「正直、警察や防衛隊・・・それに関連する人財だけでは、人手が足りませんね」

と、語ってくれ

 

金森議員も、その意見に同調し

「“掛かる費用”は、直ぐに作れるが・・・“人材とそれに伴う道具(機材)”を揃えるとなると、長い時間かかりますね」

と、おっしゃってくれた

 

「実は“そこ”がネックなんですよ・・・」

と、私が嘆いたあと

 

3人は、“う~~ん”と呻きながら、腕を組み考え事をしていた

 

そんな時、為永議員、何か閃いたのか

「あっ!!!そうだ!!!!」

と、唸ったあと

「この際ですが、我々日本国民は、個人主義が行き過ぎたせいか、“お祭り”や“町内会”、“消防団”、“自警団”などが廃れ、人々の“連帯感”が失って来ています」

 

と、言った後、金森議員も

 

「そうですね~~、日本の多くの企業も、昔は“日本型経営”と言われた、経営者と従業員が、企業体の維持と発展にお互いに能力を出し合い“連携”を取っていたものが・・・バブル崩壊を切っ掛けに、“日本型経営”は、企業が“新しい時代”に対応できない、昔懐かしい“ビックバン”とか訳の分からないキャッチフレーズに惑わされ、“サラリーマン利権”など散々な非難の上で、日本民族得意の“連携プレイ”の一つ“日本型経営”が潰えてしまったのですからね」

 

と、おっしゃり、“重要な地位の公人の安全保障”だったのが、日本国民の“団結・連携”についての話まで飛躍し、大いに議論が盛り上がっていた

 

日本企業特有の経営者と従業員が一体になって“連携”し、日本経済を邁進し、世界最強の“カメリア合衆国”をも凌駕した“日本型経営”を、カメリアを後ろ盾にしている“SC(えらばれし、子供たち)”が、危機感をもって、何かと“いちゃもん”を付けて潰したのが真相だろう

 

それだけでなく、マスコミなど情報発信媒体を使って・・・

 

やたら“所構わず、誰にでも自己主張をして良いのだよと言う個人主義”を謳って、国民の“連携”を崩し

 

その上で3S(スポーツ、スクリーン、セックス)を推進し、国民を快楽に堕とし“政治”に感心を持たせないように仕向け

 

やたらと“サクセスストーリー”みたいなものを流し、誰でも成功する様な空気感を醸し出す宣伝を行い、国民に無理な競争をさせ“心の余裕”を持たせず

 

過去の戦争で傷ついた国の人々、女性、社会的被差別者などを使って“弱者だから大事にしろ”と持ち上げ、国民の心に贖罪感を植え付け

 

ある国民は特別扱い、その国民は不遇扱いと仕訳をし、国民間で“対立”をさせ

 

団結力ある良き“カリスマ”をスキャンダルや中傷誹謗中傷し叩き、国民間に“不信感”を植え付け

 

人を助けたのに、助けられた人が、助けた人に対し被害の訴訟が起きる事例を、事細かく、しかもその事例が如何にも多い事を報道し、国民間で“助け合い”の精神を払拭させ

 

“デモ”や“集会”などの“団結して世の中に意を唱える”行為に対し、“迷惑行為”と中傷したり、その事を報道しなかったり、行政機関が許可を降ろさなかったり

団結した時の不自由・理不尽さ・不正行為をする醜い部分を大々的に宣伝し、国民が団結出来ないよう仕向け、言論を封じ込める

 

見事に、国民の“団結・連携”と言う“横の繋がり”を破壊していき、“不信・諍い”の種をまき、バラバラの“個人”にし、国民を纏める一部の者が、テレビ・ネットを通じての“縦の繋がり”を作り、バラバラの国民を誘導する

 

最終的に“SC”は、国民・・・いや人類すべてを、“団結する事が出来ない、お互いに助け合う事が出来ない”そして、“SC”と言う支配者から扱き使われ、ギリギリ生きる事の出来る“餌”しか与えられない“家畜ロボット”に仕上げ、永遠の固定した階級制度を構築する

 

人を人と思わない、下劣で鬼畜な“人間牧場”のような支配体制を構築しようと企む“SC”には、唾棄してしまう・・・

 

何の為に、私たちは生まれてきたのだ・・・家畜になるために生まれてきてないのは確かだ・・・

 

そして、“SC”なる集団が何故、そこまでして人を支配しようとするのか?

 

そう、私が考え事をしている間に

 

 

「バラバラに成りかけた国民を一つに纏め“連携”出来きれば、最終的に“重要な地位にいる官僚の安全保障”に繋がるかも知れないです・・・・俗に言う“隣の人は良く知っている”って事になり、何か異変があれば直ぐに対応できるし、危害を与えようとする連中も直ぐにバレてしまうので、そう簡単に手出しが出来なくなるでしょう・・・今は、昔みたいに特定に者でしか扱えなかった“テレビ”だけではない・・・多数の人たちが扱う事の出来る“インターネット”もある・・・・」

 

と、為永議員は語り掛け

 

「為永議員のおっしゃる通りです・・・本来なら啓蒙を以って、国民を一致団結させるべきですが、今の社会情勢・国際状況ではとてもじゃないが間に合わない・・・・法律を以って、強引に国民を“団結”させながら、それによって皆が幸福になるよう説いて行きましょう・・・『国民の“団結”する権利の保証と、緊急事態に備えての平時の“団結”の義務の法案』も作成してはどうでしょうか」

 

と、金森議員も、為永議員に同調し、“団結のための法案”造りをする事を提案

 

「それは良いですね・・・国民の基本的人権を基に、国内・国外あらゆる不測事態を想定しながら、どの様にして国民が“一致団結”し“連携”出来るよう“法律”に落とし込んでいかないとね・・・その法案造りを、為永議員、金森議員に頼めないでしょうか?」

 

と、2人にその法案造りを頼むと

 

「了解しました!!!」

と、為永議員、金森議員は快く返答してくれた

 

 

後に、「重要な地位にいる官僚の安全保障の法案」と共に「国民の“団結”する権利の保証と、緊急事態に備えての平時の“団結”の義務の法案」に国会に提出

 

「重要な地位にいる官僚の安全保障の法案」に関しては、最初は“何で一部の人間だけに国債発行するんだ!!!”とかの批難があったが

 

“その人たちは、色んな処から命が狙われいる事”を、国民に説いていったが、最初は信じてくれなかったので、私自身の身の周りの事、溝口財政省事務次官など、重要な地位いる者に対しての危害事例を持ち出すと、やっと国民は納得してくれた

 

「国民の“団結”する権利の保証と、緊急事態に備えての平時の“団結”の義務の法案」については、国民も思う処があったのか、それほど非難をうけなかった

 

だが、一部の“何かと色んな権利”を主張する集団が“国民を一つに纏めて、戦争にもって行くつもりだ!!!反対!!!!”と叫んではいたが、国民に総スカンを喰らって、これ以上何も言わなくなった

 

この様に、2つの法案に対して、国会でも世間一般でも、賛否の議論はなされたが、最終的にこれらの法案が可決され、施行された後は、色んな問題が発生したが、その都度改正していった

 

これで、官僚たちも安心して国家運営に邁進出来るし、国民も“個人主義”の行き過ぎへの反省と“団結・連携”に対しての見直しも出来て、日本国が上手く繁栄出来ると感じている

 

そして、短期間の内に、官僚の質も上がり、国民も“団結と連携”が出来るようになっていった

 

これが、これから起こりうる“大きな事変”に、おおいに貢献するとは、私も周りの人々も露とも知らなかった

 

 

第31話へと続く・・・・・

 

 

<<後書き>>

 

『溝口財政省事務次官の妻子誘拐未遂事件』の真相は、結局は”闇の中”

 

「重要な地位にいる官僚の安全保障」から、日本人の団結と連携への見直しへと発展・・・これからの日本が良くなって行けば良いですね

 

次回も”お楽しみ”にして下さいね~~~

 

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