イイデ~!うどん
850円 2階内野 1塁側3番・4番通路の間
「波奈エクスプレス」さんで購入。イ・デウン投手プロデュースの冷やしうどん。関西風のスープに牛肉、キムチ、わかめ。韓国海苔にはマヨネーズで背番号「38」を描く。
イイデ~!うどん
850円 2階内野 1塁側3番・4番通路の間
「波奈エクスプレス」さんで購入。イ・デウン投手プロデュースの冷やしうどん。関西風のスープに牛肉、キムチ、わかめ。韓国海苔にはマヨネーズで背番号「38」を描く。
秋の3連休の真っ只中、東京と札幌を舞台に熱戦が繰り広げられているクライマックスシリーズファーストステージ。
そんななか、何故か忙しくなかなか野球がゆっくり見れないなか、唯一予定が空いていた連休2日目に、野球…ではなくサッカーを見に行った話である。
テレビで見るCSよりも、現地で見るJFLの方がやっぱりいいと思う現地主義。
本日やって来たのは2年ぶりのJR藤枝駅である。
JR藤枝駅からの相棒。
駅前にある観光案内所で借りた電動レンタサイクル。
自分が借りたものが、ちょうど最後の1台であったとのこと。今日は雨が降るあいにくの天気なのだが、いったい誰がそんなに借りているのやら…。
ということで、電動自転車で上り坂をえっちらおっちら登ること30分、やって来たのは藤枝総合運動公園サッカー場である。
本日行われるのは、藤枝MYFCとグルージャ盛岡という、今年J3で下位に低迷するチーム同士の組み合わせという試合である。
前述のとおり、藤枝の試合を見に来るのは2年ぶりでこれが2回目。前回来た ときは、藤枝はまだJFLに所属していた。
今日は、
1.降格のないJ3において下位に低迷し、モチベーションを保ちにくい状況にある2チームがどのような試合をするのか確認することにより、2年目を迎えたJ3の現状を見てみよう。
2.一昨年ぐらいから、藤枝の運営がアレだとSNSでよく見るので、一度自分の目で確かめよう。
という崇高なテーマを掲げつつも、本当は「ここのところ野球観戦が続いていたから今度は無性にサッカーが見たくなったが、本日近場でやっているのがここだけだった。」という裏の理由もあり、要するに実態は思い付きで立てた無計画な日帰り遠征という訳である。
さて、こちらのスタジアム、藤枝市の北方、瀬戸川の上流に位置しており、非常に山深いところを切り開いて作られている。
天候も相まって正直寒い…。
無計画遠征なので、「もしかしたら寒いかも…」とはゆめゆめ考えず薄着で来てしまい、ガタガタ震える羽目に…。
とはいえ、国体のために、このような山の中に1万人以上も収容できる球技場を作ってしまうのだから、サッカー王国の名はやはり伊達じゃないとしみじみと感じる。
スタジアムの横に停められていた、岩手ナンバーの観光バス。
グルージャの選手はバスで盛岡から移動してきたのか…。
財政面ではいろいろと厳しいであろうJ3の現実を、これだけでもまざまざと見て取れる。
さて、本日は「カップラーメン試食会」と題し、場内でマルちゃんの無料試食会を開催していた。
寒い日に無料で体を暖めることができるとは、なんともありがたい…。 それは正に冬空の下、腹を空かせ迷い込んだ民家の暖炉の前で、毛布に包まりながらスープを飲む子供の心境である。
それなのに…、なぜお湯がヌルい…。
関係者の方には猛省して頂き、もし次回開催することがあれば改善を強くお願いしたい。
グルージャ盛岡の試合ではおなじみの「雨ニモマケズ」の横断幕を発見。
一方、こちらは藤枝側に貼ってあった「お帰りなさい!」の横断幕。
最初は意味がよく分からなかったが、「サポーターが出してるわけではなく、総監督、前監督ら、ゆかりのレジェンドが戻ってきてくれたことに対してのもの(写真には映っていないが、実はこの幕の横に山口名誉総監督と菊川総監督の横断幕が貼ってあった)。実情はスポンサーバナーが相当数足りなくなった穴埋め。」と、親切な方にTwitterで教えてもらった。
全体的に藤枝側は横断幕の数が少なかったが、恐らく一昨年から昨年にかけて、サポーター団体をも巻き込んだゴタゴタがあったことと決して無関係ではないのであろう…。
そんななかでも、クラブを応援してくれるサポーターはここに存在する。
本当にありがたい限りである。雨の中でも元気いっぱいに応援する藤枝MYFCサポーターの皆さま、いつもゴール裏に掲げてある「元気よく!がむしゃらに!」の横断幕の言葉を、一番体現しているのは彼らであろう。
一方アウェイ側、グルージャ盛岡サポーターの皆さま。
声出し組の数は明らかにホームの藤枝サポよりも多く、試合中も熱い声援を送り続けていた。
チームは下位に低迷し、サポーター的にもモチベーションを保ちづらい状況であると推察するが、それでもこれだけの数のサポーターが遠く藤枝まで遠征してきたのは素直に凄いと思う。
本日のスタメン。
写真では分かりづらいが、文字がアンバランスだったり、漢字を間違えたのか手書きの人がいたりと、恐らく試合を開催するにあたり、致命的に人手が足りていないのだろうなぁと…。
正直縁もゆかりもないJ3の下位チームの実情まではよく把握していないので、事前知識は一切持たずにやって来た。
先制点は盛岡。
前半8分、フリーキックのチャンスから、抜け出した益子がフリーで頭で合わせ、見事ゴールを決める。
同点に追いつきたい藤枝、何度かシュート場面までもっていくもゴールを割ることはできず、前半は盛岡リードで折り返す。
後半も立ち上がりは盛岡ペースで進んだが、徐々に藤枝のパスが前線に通るようになり、惜しいシュートシーンも見られるように…。
そして、意外な形で藤枝が同点に追いつく。
後半36分、味方からのバックパスを盛岡GKの田淵がトラップミス。
詰めていた大石が豪快に蹴りこみ、相手のミスから藤枝が同点に追いつく。
ホームの声援を受け、一気に押せ押せムードになる藤枝。
そして後半終了間際…。
右サイドからのクロスを枝本がボレー、詰めていた大石に当たりコースが変わり、これがゴールに吸い込まれる。
大石は今日2得点。
個人的には元FC刈谷の選手ということでも馴染み深い。
今日の動きを見ていると、今オフくらいにJ2に引き抜かれても不思議はないなという印象。
ということで、本日の最終スコア。
前回来たときも藤枝が見事な逆転勝利をおさめており、なんとなく自分はこのスタジアムと相性がいいのかなぁと、勝手に自己満足に浸る。
サポーターと喜びを分かち合う選手たち。
本日雨にも負けなかったのは、藤枝の選手たちの方であった。
一方、失点につながる致命的なミスを犯してしまった盛岡GKの田端…。
非常に痛々しかった…。キーパーは一つのミスが致命傷になってしまうから怖い。奮起してまた次回頑張って欲しいところ…。
試合後のヒーローインタビュー。
本日2得点の大石。来週、天皇杯でJ1の山形と対戦するが、「僕たちチャレンジャーなので、相手に気後れもないし、真っ向勝負で勝ちに行きたいと思います」と力強い言葉。
…なのはいいのだが、このヒーローインタビュー、インタビュアーが横におらず、場内アナウンスからの質問に対して選手や監督がピッチ上で一人で応答するという珍しいパターン。
監督がサポーターに向かって応援の感謝を述べているのだが、こちらももちろん一人。
パッと見た感じでは、なんとも不思議な光景だが、「もしかしたらインタビュアーを雇うお金がないほど運営に苦労しているのでは…」と考えると、正直笑えない…。
さて、試合前に掲げた壮大な2大テーマであるが、今日見たところだと、試合はともかく運営はまだまだJFLレベルか…というのが個人的な印象。
恐らくお金や人手が回らないのであろうし、藤枝に限らず一部のクラブを除いてこれがJ3の現実なのだろう。J2を経験したり地道に這い上がって来たクラブはともかく、J3創設に伴い飛び級してきたクラブは、ハード・ソフト両面において解決しなければならない問題点がとかく多いなと…。
しかし、今日のスタジアムの雰囲気は決して悪くはなかった。
運営面では物足りなく感じても、個人的には「ああ、やっぱり静岡はサッカーの町だなぁ」と感じた部分も多々あった
スタジアムもアクセス以外は悪くないし、工夫次第でまだまだできることは沢山あると思う。
下部リーグならではの光景。大人も子供もみんないい笑顔。
この笑顔を未来へ繋げていくためにも、より一層藤枝には奮起してもらいたいと心から思いながら、見事な逆転勝利を前に機嫌がよくなり、ご祝儀替わりに購入した藤枝MYFCサポーターズキャンディを握りしめ、帰宅の途に着いたのであった。
藤枝には、間隔をおいてまた見に来たいと思う。
葱塩牛タン丼
800円 2階内野 3塁側11番・12番通路の間
風味など微塵も感じない固い牛タンがひたすらに残念すぎる。まるでレモン味のゴムを食べてるような気分にすらなった。楽天ファンに怒られないか甚だ心配である。
千葉の思い出編をもう少し…。
10月3日の試合後、やって来たのは京成船橋駅から徒歩5分のところにある「大輦」さん。
ここは、かの有名な梨の妖精もご贔屓にしているという中華料理屋で、船橋発祥のB級グルメ「船橋ソースラーメン」が食べられるとのこと。
前から存在は知っており気にはなっていたものの、一度も食べたことがなかったので、本日は遠征ついでにやって来た次第。
ということで、注文したのは「ソースらーめんハムカツのせ」850円。
炒められたキャベツ、モヤシ、紅ショウガ、青のり、ねぎ、ひき肉が麺の上に。そしてスープから漂うソースの香り。うん、これは焼きそばだ。
しかしこのスープ、甘味と酸味をしっかりと感じとることができ、見た目以上にさっぱり。ソース味なのにゴクゴク飲むことができる。揚げたてのハムカツは厚切り、サクサク衣の食感、スープとの相性抜群。
想像していたものと全然違っていたが、これこれで病み付きになる味わい。2度目も十分にあり得るなと。
また来年、今度は違うお店のソースラーメンもぜひ食べ比べてみたいと思わせるくらいのものでした。
600円 3塁側3階内野コンコース21通路横
「プレセンス」で購入。ラズベリーの酸っぱさとチョコの甘さがお互いの味を引き立てている。KitKatのfacebookに掲載されていた写真とは、どうみても違うもののような気がするが、「ヘルメット付きでこの値段ならまぁ…」という気にはなる。
10月4日のステージの写真を…。
今年会えるのはもう最後かな。来年もここで会えるといいな…、こなつお姉さん。
「Typhoon/DAISHI DANCE ×Pia-no-jaC」より。
こういうシーンが綺麗に撮れると地味に嬉しいものである。
キャラクターショーより。
昨日はズーちゃん、今日はリーンちゃん。マスコットは日替わり出演なのね。
こなつお姉さんにたぬきと間違われ、お怒りのリーンちゃん。
南総里見八犬伝、千葉県が舞台であることをこのステージを見て初めて知った…。
こなつお姉さん「千葉県市川市にある「八幡の藪知らず」。一度入ると二度と出てこられなくなるという森…。なぜ未だに立ち入り禁止なのか…」
リーンちゃん「う~ん、なるほど…。」
この日は古畑リーン三郎でしたが、昨日のズーちゃんは「名探偵コナン」。
「見た目は子供、頭脳も子供」の名台詞を残しておられました…。
こなつお姉さん「お姉さんにも分からない!」
「R.Y.U.S.E.I. 」のランニングマン。
こなつお姉さん「木更津、中の島大橋の伝説…。」
リーンちゃん「若い男女がおんぶしてこの橋を渡ると、恋が実る!信じるか信じないかは、あなた次第…」
こなつお姉さん「お姉さんが若い女子に含まれるか分からないけど、信じるよ!」
「GOLDEN GIRL / いきものがかり」。
「マーくん体操/元M☆Splash!!つかさちゃん」。
M☆Splash!!美奈ちゃん「優しい美奈先生と一緒に踊っていきましょう!!」
鴎たち「えっ!?」
こなつお姉さん「厳しめの美奈先生、ありがとうございました!」
「STEP/Mmjp」より。
M☆Splash!!静花サブリーダー。
「JUMP!!/MMJP」
M☆Splash!!杏菜リーダー。いつだってかっこいいです
「終わりなき輪舞曲(ロンド)/C&K」より。M☆Splash!!の皆さんは本当に楽しそうにダンスするよね。
続いて試合中のコンコースにて。
COOLさん&M☆Splash!!成実ちゃん&静花サブリーダー。
リーンちゃん&M☆Splash!!彩加ちゃん。
試合終了後は今年最後のお楽しみ。「キャラクター&M☆Splash!! Special Stage Final 」。
「Ahead Of The Light/MIYAVI」
「HANDS UP/Big Bang」
リーンちゃんで「Darling/西野カナ」 。
COOLで「ごきげんだぜっ!~Nothing But Something~/DA PUMP」
こなつお姉さん「今シーズンもこの曲の時だけはかっこよかったCOOL、ありがとう!」
マーくんで「コンピューターおばあちゃん/POLYSICS」。
「千葉、心つなげよう/Mmjp」。安定の名曲です。
2015年マリーンズダンスアカデミーのテーマソング。
「愛's/元M☆Splash!!貴代ちゃん&現M☆Splash!!友里ちゃん」。
リーダー&サブリーダーのご挨拶…と言う名の、静花サブリーダーと美奈サブリーダーのコントでした。
ラストナンバーは「終わりなき輪舞曲(ロンド)/C&K」。
この日だけは特別、フルコーラスで…。
ということで、長いような短いような今シーズンの野球観戦はすべて終了…。
今シーズンもお疲れ様でした。皆さんのおかげで楽しく過ごせました。
また来年、この場所でまた夢の続きを…。
今シーズンのホームゲームもあと3試合。すなわちステージイベントもあと3試合。
まずは、10月3日のステージ等々の写真をつらつらと…。
試合中にコンコースにて遭遇。
マーくん&M☆Splash!!利香ちゃん。
リーンちゃん&M☆Splash!!明日香ちゃん&有里子ちゃん。
ズーちゃん&M☆Splash!!紗蓉ちゃん&さくらちゃん。
「M☆Splash!!Anthem/MMJP」より。こういうシーンが綺麗に撮れると嬉しいもの。
今年のキャラクターショー、よくよく考えると見るのは今日が初めてだった。
最後の最後に見ることができて良かった。
今年は千葉県にまつわる都市伝説をテーマにしたキャラクターショーでした。
「にっぽん昔ばなし」。デンデン太鼓を持った子供を乗せた龍が空を飛ぶアレです。
今回は、殺陣シーンもあり。
M☆Splash!!由似ちゃん。
M☆Splash!!友里ちゃん。
「Winner」より。終盤の前列後列と飛ぶシーンが好きで…。
「終わりなき輪舞曲(ロンド)/C&K」。
試合終了後のステージ。
名曲「千葉、心つなげよう」を歌っているEisukeさんが登場して生歌を披露。
なんでも3日前に突然出演依頼が来たとか…。
QVCマリンのステージイベントは、こんなギリギリまでスケジュール立てているのか…。
そしてM☆Splash!!の友里ちゃんも登場。
MMNの曲から「JUMP!!」、「足跡」、「CONNECT」の3曲の生歌を披露。
MMNの曲をまたライブで聞ける日が来るとは…。
随分昔のことのような気がするが、MMNの解散は今年だったんだよなぁと…。
今年の総決算にふさわしいステージでした。まだ明日も明後日もあるけど…。
2月に開催された2014年M☆Splash!!メンバーの卒業公演 の際も、ここで宿泊したのだったなぁと。
あれから早8ヶ月が経過。今日が2015年最後の野球観戦である。
見慣れた光景、通いなれた道も、本日をもってしばしのお別れ。
ということで、今年最後のQVCマリンフィールドである。
気合を入れて朝早めに来てみたところ、人がほとんどいない…。
しばらく味わえなくなる幕張の潮風を存分に堪能しながら、時が過ぎるのを待つ。
さて、本日の個人的重要イベント。
「九十九里の焼きはまぐり無料配布」である。
本来は先週 配布される予定であったが、台風の影響により漁に出られず中止になってしまったため、この日に振り替えとなったもの。
先週食べ損ねているため、これはぜひリベンジしたいところ。
10時から整理券配布とのことなのだが、9時前ぐらいから列が形成され始め、慌てて並ぶ。
そしてあっという間に長蛇の列に…。
正直こんなに混み合うとは思ってもいなかった…。
Twitterから拾ってきた、アパホテルから見たハマグリ待機列。
暑い中並んでいるうちに、「果たして自分は一時間並んでまでしてハマグリを食べたいのか?」と改めて考えてみたところ、「別にそこまでは…」とだんだん思うようになって来た訳なのだが、さりとて今さらあとには引けないので、このまま並び続ける所存である。
ということで、1時間近く並んで手に入れた戦利品。
いざ貰う際、漁協の人と思われしおっちゃんから「日ハムファンさんも並んでいただきありがとうございます!」と声をかけてもらえたので、疲労も一気に吹き飛んだ。
正直はまぐりよりも、こういった心遣いが何よりも嬉しい。九十九里漁業協同組合の皆さま、ありがとうございました。
ということで、本日のスケジュール確認。
QVCマリンでは、今シーズン最後の日曜開催ということでイベント盛りだくさん。
そして、千葉ロッテにとってもCS進出決定まであと1勝ということで、非常に重要な意味合いの試合となる。
注目の試合ということで、いつも座っている内野自由席2階も大混雑。
ちなみにこの試合のマイシートは、こんなこともあろうかと内野指定席Sを購入しておいたので、ちょっとだけ優越感を感じながら1階へと移動。
グランドが近いのは良いのだが、ネットと支柱が凄まじく邪魔…。
そして昨日に引き続き日差しが強いなか、遮るものが一切ないQVCマリン1階内野席では、日焼けは避けられそうにない…。
ちびっ子が持っていた、「スタメンよそう」と書かれた段ボール。
見事全員的中で、スタンド全体から拍手が湧き上がるという、スタメン発表中の一コマ。
ということで、本日のスタメン。
何はなくとも、谷保さんの「サブロオオオオオォォォォォ!」を聞けただけで、愛知県からの往復交通費の元は取れたようなものである。
何を思ったか、ボイレコに録音までしてしまった。
散々迷ったあげく購入を見送った「のりたまライス」。
一体なぜこれを売ろうと考えたのか、ぜひ一度聞いてみたい。
スタジアムグルメマニアとしては、ものすごーく気になった訳なのだが、これは来年の検討課題の一つとしたい。
ということで、2015年最後の野球観戦の始まり。
いつ見てもその大きさに驚かされる千葉ロッテのビッグフラッグ。
千葉ロッテ先発の石川歩投手と…。
日本ハム先発の武田勝投手。
勝さんはこのタイミングでの登板となると、「内容次第では来季の契約に影響してくるのではないか!?」と、思わず心配せずにはいられない…。
幸先よく先制したのはファイターズ。
2回表、1死1・3塁のチャンスの場面で、市川友也がセンターへ犠牲フライを放つと…。
さらに陽岱鋼にもタイムリーが飛び出し、都合2点を先制。
その裏、すぐさま中村奨吾の犠牲フライで1点を返されるも、3回表には近藤にタイムリーツーベースが飛び出し、再び2点差に。
この辺りで、日差しが強かったので休憩がてらマスコットの写真を撮りにコンコースへ…。
なお、日ハムファン的に試合が楽しかったのは、ここまでの僅かな時間のみであったことを、後ほど知ることとなる。
コンコースでマスコットの写真を撮り、たまたま会った観戦仲間に挨拶したりM☆Splash!!にサインを貰ったりと「ごく普通の」野球観戦の日常を満喫して席に戻ると、スコアがこういうことに…。
福浦&サブローの両ベテランにタイムリーを打たれ、逆転されてしまった…。
武田勝は3回途中で降板し、マウンドには2番手の谷元が。
こちらは戦略上の交代だったようだが…。
両先発が3回もたずして降板するという、序盤からグダり気味の展開。
その後は両チームの中継ぎ陣が踏ん張りこう着状態が続くが、迎えた6回裏、2死2塁の場面から今江がピッチャー強襲のタイムリーを放ち、千葉ロッテが追加点。
この日の千葉ロッテ応援団、試合序盤からチャンステーマを多用するなど、相当気合が入っていた様子が伺える。
実際、昨日に比べても格段にライトスタンドから声が出ていた印象。
やはり本気になった時のこのチームの応援は凄いものがある。
一方、日ハムの打線は石川以降、藤岡→益田→松永→大谷と繰り出す千葉ロッテの継投を前に1安打に抑えられる始末。
日ハム中継ぎ陣も奮闘してはいたのだが、なにぶん点を取れなければどうしようもない…。
9回、久しぶりに日ハムファンが沸いたのはこの男が代打で登場したとき。
しかし、千葉ロッテ6番手の内の前に、あえなく三振に倒れてしまう。
やたらとトンボが飛んでいたこの日のQVCマリン、秋が確実に近づいていることを存分に感じた試合は、結局千葉ロッテがこのまま逃げ切る。
これで千葉ロッテはクライマックスシリーズの進出が決定。
1週間後に札幌で日ハムと戦うことになる。
そして、日ハムにとっては、これで公式戦から最大7試合連続千葉ロッテ戦という珍しい事態が確定。
CS進出を決め、勝利の余韻に浸る千葉ロッテファン。
試合後のWe Love Marinesの際、1塁側内野席の人も皆タオルを掲げていたのが印象的。
改めて最終スコア。
両軍合わせて11名の投手が登場した試合に、「いろんなピッチャー見られたなぁ…」と無理矢理前向きに捉えるのが精一杯の、なかなか切ない今季最終観戦となったのであった…。
最後に1年間お世話になった観戦仲間への挨拶のため、外野席に向かう。
これで今シーズンの「野球観戦納め」も無事に終了。個人的には今のCSの制度は嫌いなので、クライマックスシリーズは一切見ない予定。
また来年、日本全国の野球場での様々な「出会い」を楽しみに、シーズンオフに入りたいと思う。
んで、30分後…。
藤岡投手を見るために集まった千葉ロッテファンに囲まれる、日ハムユニの自分…。
このシチュエーションにおいても、「罵声が飛んでくる」とか「襲われる」と言ったトラブルが全く発生しない日本の球場は素晴らしい!…とトラブルの火元になりかねない自分が褒めてみる。
目的はこのあとのM☆Splash!!のダンスステージなのだが、その辺のまとめはまた後日で…。
劇的なサヨナラ勝ちでヤクルトが14年ぶりの優勝を決め、史上初となる鳥類マスコット同士の優勝チームが出そろった昨日から一夜明け…。
去りゆくシーズンを惜しむが如く、今年最後の野球遠征の旅に。
思い起こしてみると、2013年 、2014年 そして今年と、QVCマリンで3年連続シーズン観戦納めを迎えている。
2011年春、東日本大震災の混乱が続き、当たり前の生活が当たり前ではないと気づかされたなか、唐突に決まった東京への出向。
そのようななか、居を構えて2年間過ごした思い出の地である千葉県で、今こうして3年連続シーズンの最終戦を迎えることになったのは、単なる偶然の産物である。
例によって開門2時間前に現地到着、いつものように周辺をフラフラする重要なルーチン。
グッズショップにて発見。他球団の選手であろうと、若手に負けず頑張るベテラン選手は自然と応援したくなる。
千葉ロッテ一筋19年。ドラフト7位で投手として指名され、同期には立川隆史、大塚明、諸積兼司、小野晋吾…。本当に時の経過を感じる…。
プロ野球史上初となる、ドラフト最下位指名選手の2000本安打が達成される光景を、ぜひ見てみたい。
ご覧のとおり、この日は気持ちのいいくらいの青空。
野球のある日常も今年はあと少し…。毎年この時期になるとセンチメンタルな気分になるのは、決して自分だけではなかろう。
本日は、個人的今季最後のイーグルス戦観戦となる予定のこの試合。
つまりはこのお方の姿を生で目の当たりにするのも、恐らくこれが最後。
願わくば「天の声」なしで采配を振るったら今年楽天がどのような未来を描いたのか見てみたかった。
こういった光景を見ることができるのもあと少し。
残り少ない野球のある時間をしっかりと噛みしめる。
本日のスタメン。
CS進出がかかっている千葉ロッテは完全にガチメンバー、楽天の方は若手選手の名前もチラホラと、好対照な印象の両チーム。
そんな楽天の先発は森雄大投手。
期待度の高い若きサウスポーだが、今シーズンはやや伸び悩んでいる印象。
一方、千葉ロッテの先発投手は大嶺祐太投手。5月以来、今シーズン2度目の生観戦となる。
今季はここまでマリーンズ一軍戦を7試合観戦。
最初のオープン戦で涌井投手を見て以降、藤岡、大嶺、唐川、石川と、いい具合に先発投手がばらけており、そういう意味では今年は千葉ロッテと相性が良かったのかもしれない…と、西勇輝&山﨑福也をそれぞれ3回ずつ見届けた今年のオリックス戦を思い出しながら物思いにふける。
楽天先発の森。立ち上がりはかなり危うかった。
先頭の荻野貴司にいきなりヒットを許すと、盗塁→四球と無死1・2塁のピンチを招く。
おいウィーラー、言葉は分からないかもしれないがとりあえず早くマウンドに行っとけ。
その後、投球フォームで気になることでもあったのか、審判が2度マウンドにいる森の元へ注意に向かう。
これで完全にリズムを崩したか、このあと森はダブルスチールまで許してしまう。
しかしここから踏ん張った。
デスパイネから三振を奪うと、福浦をサードゴロに打ち取り、この回は無失点で切り抜ける。
デスパイネ、ベンチからヤジでも飛んだが三振後猛激怒。
なんとなく波乱の幕開けを予感させる立ち上がり。
2回表、今度は楽天がランナー2塁の場面からフェルナンドがセンターへ大きな打球を飛ばすが、ここはセンター伊志嶺がファインプレー。
今日は谷保さんの「サブローコール」を聞けただけで、愛知県からの交通費の元はとれたとしみじみと感じる。
この日は10月とは思えないような日差しの強さ。
「恐らくこれが今年最後か…」とかき氷を食べながら戦況を黙って見守る。
序盤はドタバタしたものの、尻上がりに調子を上げていく森による投手戦が繰り広げられていた。
初回の森のピッチングを見たとき、まさか7回まで無失点で来るとは夢にも思わなかった…。
7回裏、千葉ロッテの攻撃。
中村奨吾の打球はライト岡島がスライディングキャッチ、田村のセンターへ抜けようかという当たりは後藤光尊の好守に阻まれる。
2つとも「これぞプロ!」と言った感じの素晴らしいプレー。
そして、とうとう大嶺の方が先にマウンドを降りてしまった…。
千葉ロッテ2番手の大谷に対し、レフトスタンドは「ベニーランド→イモニレンジャー→関東大チャンス→京阪電車」と、チャンステーマ攻勢に出るも、この回も得点はならず。
そして迎えた8回裏、楽天2番手のクルーズが大乱調。
球は速いがなかなかストライクが入らない。ヒット2本+四球で満塁のピンチを作ってしまうと…。
千葉ロッテ・岡田を直球で押しまくって何とか三振を奪ったまでは良かったが、続く鈴木大地にはボールが完全にすっぽ抜け、まさかの押し出し…。
さらに、続く中村奨吾の打球をサード・ウィーラーが弾いてしまう…。
何故楽天が今年この順位にいるか、理由が凄く分かったような気がする。
最後は故障した西野に代わって守護神を務める千葉ロッテ・内竜也が、きっちり3人で9回を締め、千葉ロッテが見事逃げ切る。
これで、今シーズンのQVCマリンフィールドでの楽天戦は全て終了。レフトスタンドへ挨拶する楽天の選手たち。
谷保さんからも、今シーズンイーグルス最終戦であること、声援に感謝するというアナウンスが流れ、場内からは大きな拍手が。
今シーズンは不甲斐ない成績に終わってしまったが、来年の捲土重来を期待したい。
そして、勝った千葉ロッテは、とうとうCS進出まであと1勝というところまでこぎつける。
個人的には、秋の季語に「千葉ロッテ」という単語をぜひ付け加えて欲しいと思うくらい、この時期はやはりロッテのイメージが強い。
日ハムファン的にも非常に気になる3位争い、果たしてどのような結末を迎えるのだろうか…。
最後に今日の一コマ。
翌日QVCマリンで行われる試合のための、レフト外野席の場所取りの様子(18時現在)。
前にも似たような出来事 に遭遇したことがある気がするが、今日だって日ハムがここで試合をやったわけではないのに、いったいどこからファイターズファンがこんなに来たのか…。
ファイターズにとっては明日が今シーズン関東最後の休日開催、やはりファンの期待度も高いのであろう。明日も素晴らしい試合を見せてくれることを期待したいと思う。