バックハンドの考え方(その①) | ドッピョのバドミントンブログ

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^^こんにちはっ

 

今回はバックハンドについて自分なりの考え方を書いてみます。

最近はYouTubeでもハイバック関連の動画が増えたし情報が増えたね。

昔の自分に今の自分がレクチャーするとしたら、一体どんな風に説明するだろうか。

m(_ _)m そんなことを思いながら、ちょぃと書いてみます。

 

 

まず一言でいうなら、バックハンドはフォアハンドと表裏一体。

表がフォア、裏がバック、まぁ言葉で言えばそれだけの事なんだけど。

その意味をそのまま素直に理解するのが、意外と難しい。

 

例えば、ハイバックでよくやってそうな練習としてこれがあるよね↓

 

バック奥に球出しをして、それを追いかけて行きハイバックでクリアーを打て!というもの。

だけど、ハイバック初心者にこういう練習から始めさせるのは無謀だし、理屈もおかしい。

(-_-;) 昔、自分もよくやってたけど・・・;;w

 

どうしておかしいのか?

それは、フォアと比較して考えればすぐ分かる。

基本練習でフォアのクリアーを打つ時、あんな場所に球出しする人いる?いないでしょ;;

基本ショットの練習で、コート奥に球出しをする場面なんてありませんよね。

 

フォアとバックは表裏一体。

フォアでやってることをバックでもやるし。 フォアでやってないことはバックでもやらない。

これが自分の基本的な考え方です。 だったら練習方法も一緒のはず。

 

 

↑普通、フォアでクリアーを打つ練習をするなら、練習者がいる場所に球出しをするはず。

だったらハイバックも一緒。ごく普通に、練習者がいる場所に上げてあげればいい。

そもそも、その居場所で打てもしない人に、追い込んだ球出しをする意味が分からない。

 

では、なぜこんな練習がいきなり始まるかと言ったら。

それは実際のゲームでハイバックが使われるシーンがバック奥だからですよね。

そのイメージがあるから、ハイバックは特別な打ち方・・・という先入観が染みついてしまう。

でも、ハイバックは単なるバックハンドであり、特別でも何でもない。

 

また、ハイバックのグリップの仕方が分からない・・・というのも、こうした先入観が原因。

また、ハイバックは背中を向けろ・・・という説明も、実はちょっと不自然。

(-_-;) 自分も過去にそういう説明をしてた事がありますけどね・・・;;

さて、この辺りの事情をこれから説明していきます。

 

 

星 まず、そもそも論から理解する必要がある。

表裏一体の意味・・・からです。

 

フォアは回内。

バックは回外。

聞いたことがある人もいるだろうけど、単に逆向きの話か?と言えばそうじゃない。

↓こんな風な考え方は正確ではないので、注意してくださいバツレッド

 

 

表裏一体の意味は、対称性にあります。

↓こっちが正しいイメージです、こっちならOKっOK

 

 

つまり、対称軸に対して逆向き(反転した向き)の動きとなります。

↓そして対称軸によっては、フォアとバックはこういう向きにもなる。

 

 

 

↓さらに、こんな向きにも成り得ます。

 

対象軸は、何も地面に対して水平とか垂直とかではありません。

これらは人間の体の稼働域が関係しています。

体各部の稼働域に対して、表裏一体なんです。

 

 

↓更に、こういうイメージもごく普通のことなんだと分かってきます。

 

 

当然ながら、モーションに対称性があるなら、構えの段階にも対称性があります。

↓フォアでクリアーを打つ時の構えと、ハイバックの構えには対称性がある。

 

 

↓こうした構えになる理由がそれです。 特別なことは何もない。

 

 

また、モーションに対称性があるのだから、力の流れにも対称性がある。

↓これはフォアハンドのラギングバックイメージ。

 

 

↓バックには、その逆向き(反転した向き)の力の流れがある。

 

 

ハイバックが特殊な打ち方だと思ってる人は、格好に騙されてるのかもしれませんね。

↓フォアとバックでクリアーの打ち終わりを見てみると、格好がまるで違う。

 

 

だから、これらが表裏一体の関係にある・・・と説明しても、すぐには信じ難い。

でも、格好ではなくて体各部の稼働域に対して対称性をみれば、意味が分かる。

対称軸がどこにあるのかを意識しながら、稼働域に対する逆を考えるんです。

 

↓つまり、こういう事が起きています。

 

体の各部が、どこからどこまで動くのか。

その稼働域を基準にして考え直せば、割と簡単に理解できるはずです。

打ち終わりの格好が全く違って見えるのは、不思議でも何でもありません。

 

人間はロボットじゃないので、地面に対して対称に作られてるわけじゃない。

だから当然のことです。動く部位に着目すれば真相は見えてくる。

 

m(_ _)m 続きはその②で。