(画像は断食三日目の夕食、鶏むね肉のタンドリーチキンとザワークラウト)

今週始め三日間の断食をしました。


断食明けはとても体の調子が良いんです。

断食の効果としてはダイエットやデトックスが
有名ですが、それ以外にも免疫力がアップしたり、睡眠が深くなったり、肩こりや頭痛、気分の落ち込みが解消される、人間関係が良くなるといった実に様々な効果があります。

なぜ、食べないことで若返り効果を始め沢山の効果が出るのかと言うと、体に備わるオートファージという機能と長寿遺伝子であるサーチェイン遺伝子が働き出すからです。


①オートファージ
オートファージは体の中に栄養が入ってこないと、細胞の中のタンパク質を一度壊してそれを再利用する働きです。そうすると、全身の細胞で若返りが起きます。このオートファジーは、認知症の予防やパーキンソン病などの神経系の問題にも効果があります。


②サーチェイン遺伝子
次にサーチェイン遺伝子は老化を抑える効果がありますが、これは摂取したカロリーが30%から40%減ると体内で活性化します。

このオートファージとサーチン遺伝子によって、体が今回も一回り若返った感じがあります。特に私の体感として最近ウォーキングをすると息切れしてたのが断食後に歩いたらそれがすっかりなくなったんです。

では、断食はどういう風にやるのか?
私は今回は三日間完全に抜く方法だったのですが、これはお勧めできません。

特に低血糖の方や貧血冷え性の人は絶対やらないでください。

◎簡単で効果のある断食法
ハードルが低くて、誰でもできる方法として12時間から16時間の断食を週一回やることです。

これは一食をプロテインに置き換えると言うやり方です。
例えば夕食を夜8時に終えたとします。
翌朝、朝食を抜いてプロテインをとってお昼の12時までは何も取らないと言う方法です。
これだけでも効果があります。
試して見られるのもいいと思います。

私も三日間の断食はきついので16時間断食を週一のペースでこれからはやろうと思います。

補足ですが、断食中は運動はしないこと。
できるだけ早く休んでください。

また断食中はカロリーのない飲み物ならいくら飲んでも大丈夫です。
ブラックコーヒー、お茶、紅茶などホットでお飲みください。ただし抹茶はダメです。
私は結構塩昆布茶が好きです。

食べ物によって人は健康になりますが、同時に食べ過ぎてしまって、体を壊して、病気になる時代でもあります。

人類の歴史は、飢餓との戦いでした。

ですので、人間の体は、空腹に対しては対応する能力がしっかり身についています。

食べないと血糖値が下がりますが、下がった血糖値を上げるホルモンはアドレナリンなど10種類以上あります。ところが、食べ過ぎて上がった血糖値を下げるホルモンというのは、インスリン一つしかありません。
つまり、人間の体は空腹に対応出来ますが、過食には対応できないです。

 食べ過ぎに対応できない人間にとって、1日3食の食事を取る必要が本当にあるのかどうか、体にかかる負担を考えると食事内容や回数を見直す必要があります。

実際に人間の胃袋は、拳2つ分のサイズと言われています。
常日頃食べ過ぎていると胃袋はどんどん大きくなって食べ過ぎのセンサーが鈍くなってきます。
たまに食べないことによって胃袋をリセットすると食べる量って必ず減ります。

自分にとって適切な量を知ると言う点でも断食はオススメです。

以上、断食についての説明でした。
美味しい物がたくさん溢れてますんで、私もついつい食べ過ぎてしまいます。

たまには食を断つ、控えめにすることで自分のお腹の声を聞くと言うことを試してしてみられると良いですよ。