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佐藤竜志 オフシャルブログ

はじめまして
不動産業20年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
日々の出来事や営業職についてなど、楽しみながら発信してゆきます

中古マンションの売却で苦戦するケースは意外と多いです。売却しにくいマンションの特徴8項目と、資産価値を守るための対策を本気不動産の佐藤が徹底解説。購入前から知っておきたい注意点も紹介します。

こんにちは!本気不動産の佐藤です。

マンション購入を考えるとき、多くの方が「今住みやすいかどうか」を重視されますよね。もちろんそれは大切なんですが、もうひとつ見落としがちなポイントがあります。
それは 「将来売却するときにどうか?」 という視点です。

実は、中古マンションには「売りやすい物件」と「売りにくい物件」が存在します。そしてこの差は、将来の資産価値に直結する大きな要素なんです。

今日は【売却しにくいマンションの特徴8選】と、その注意点を分かりやすくまとめました。


📌 売却しにくい中古マンションの特徴8選

  1. 地域ニーズと合っていないコンセプト
     駅前なのにファミリー向け、郊外なのに単身者向け…など、立地とターゲットがズレている物件は不人気になりやすいです。

  2. 管理費や修繕積立金が高すぎる
     高級志向で作られたマンションほど、中古になると「コストが高い」という印象で敬遠される傾向があります。

  3. エレベーターなしの高層階
     4階以上で階段のみ…これは子育て世帯や高齢層に嫌われやすく、売却に苦戦するポイントです。

  4. 駐車場や駐輪場が不足している
     地方や郊外では「車が置けない」だけで候補から外されるケースも多いです。

  5. 管理意識が低いマンション
     共用部分が汚れていたり、掲示板に注意書きが多いと「このマンション大丈夫?」と不安を与えます。

  6. 立地に問題がある
     坂の上、繁華街の真ん中、飲食店の隣など、住みやすさを損なう環境は敬遠されがちです。

  7. 時代のニーズに合っていない
     IHコンロが設置できない、エアコンの容量が不足、古い規約でリフォームができない…こうした要素も売れにくさに直結します。

  8. 室内の使用状況が悪い
     タバコやペットによる臭い・汚れは、購入者の印象を大きく下げ、リフォーム費用もかさむため避けられがちです。


🛠 資産価値を守るためのポイント

  • 購入時から売却を意識すること

  • 管理規約や使用細則を時代に合わせて更新すること

  • 日々の管理意識・清掃を大切にすること

  • ニーズに合わせた設備改善を検討すること

実際に「売却が難しい」とされる物件も、清掃やリフォームで改善できる部分は多いです。資産価値を守る意識があるかないかで、大きな差が出ます。


🎥 関連動画でさらに学ぶ

もっと詳しく知りたい方はYouTubeでも解説しています!

ぜひあわせてご覧ください。


まとめ

売却しにくいマンションの特徴を知っておくことは、購入時にも役立ちます。
「今の暮らしやすさ」と「将来の資産価値」両方を意識して選ぶことで、後悔のないマンション選びができますよ。

皆さんのご意見や質問もぜひコメントでお寄せください!

築20年マンションは古い?それとも買い時?新築との違いや購入時の注意点、リフォーム・修繕計画・価格相場まで不動産歴25年の佐藤が徹底解説!
 

みなさん、こんにちは!本気不動産の佐藤です。
 

今回は「築20年のマンションってどうなの?」という疑問にお答えしていきます。昔は「20年=古い」というイメージが強かったんですが、今は全然違うんです。むしろ“狙い目”になることもあるんですよ。


🏢 築20年マンションの特徴

10年前なら「ちょっと古い」と思われていた築20年ですが、現在は「まだ新しいじゃないか」と感じる人も増えています。

理由は、新築供給が減っていること。そして、2000年代以降の建築は住宅品質確保法(品確法)施工後の基準を満たしているため、今の新築とほとんど基準が変わらないんです。

さらに、設備も充実してきた時代。オートロックから指紋認証、防犯カメラなどセキュリティも進化。北海道ではタイヤ置き場やトランクルームが標準装備になっている物件も多いんですよ。


⚠️ 購入時の注意点

もちろん、良い面ばかりではありません。

  • リフォームの必要性
     壁紙や水回りの設備は20年使えばそれなりに劣化します。購入費用にプラスしてリフォーム代も資金計画に組み込むことが大事。

  • 修繕計画と積立金
     1回目の大規模修繕が終わり、次の修繕に向けて積立金が値上げされるケースも。計画内容や残高は必ずチェックしましょう。

  • 価格設定の変化
     驚くことに、新築時より高値で売られるケースもあります。減価償却ではなく「需要と相場」で値段が決まる時代になっています。

  • リフォーム済み物件の増加
     業者がリフォームして販売するケースが多いため、自分好みに変えたい人には物足りないことも。ただし資金計画は立てやすいです。


👀 向いていない人の傾向

築20年マンションは万能ではありません。

  • 新築時の価格と比較して後悔しやすい人

  • Instagramで見た理想のリフォームをそのまま再現したい人

  • 小さな「プチ残念」に敏感な人

こういう方は、購入後に不満を感じる可能性があります。気に入らない部分は思い切ってリフォームで直すのがおすすめです。


🆚 他の年代との比較

  • 新築マンション:築20年と価格差が小さく、手頃感はあるもののお得感は薄い

  • 築50年マンション:価格は大幅に下がるが、老朽化や再建築問題が課題

結局は、予算やライフプラン次第なんです。


🎥 関連動画でさらに学ぶ

より詳しい話はYouTubeで解説しています👇


✨ まとめ

築20年マンションは、「新築に近い安心感」と「中古ならではの価格メリット」をあわせ持つ存在です。ただし、リフォームや修繕計画などの注意点も見逃せません。

迷ったらぜひ専門家に相談してくださいね。エリアネットや公式LINEからお気軽にどうぞ!

50歳以上で家を買うのは危険?ローンの組み方、頭金の考え方、老後の資産形成まで、不動産のプロが50代購入のリスクと賢い戦略を解説します。

こんにちは、本気不動産の佐藤です。


今日は「50歳を過ぎて家を買うこと」について、リスクや注意点を交えながらお話しします。

その前に、関連動画を3本ご紹介しておきます。
詳しい内容や実際の事例は動画のほうが分かりやすいので、ぜひ合わせてご覧ください。


■ 50歳は住宅購入の「節目」

「家を買うリミットって何歳?」と聞かれることがありますが、明確な年齢制限はありません。
ただし、ローンを組むなら50歳が一つの節目
50歳を過ぎると返済期間や金利条件が厳しくなることが多く、資金計画はよりシビアになります。


■ 頭金・自己資金の使い方に注意

「頭金を貯めてから買う方が安心」と思われがちですが、実は逆効果な場合もあります。

  • 全額現金購入は手元資金を減らしすぎるリスク

  • 頭金を入れすぎると、急な病気や支出に対応できない

  • 資産運用や予備資金を残すほうが安全


■ 家賃補助や賃貸の落とし穴

家賃補助があると「今は買わなくてもいいか」と思いがちですが、

  • 賃貸は家賃が資産にならない

  • 会社依存の生活になり、転職や独立の自由が制限される
    というデメリットがあります。


■ ローン返済戦略の考え方

50歳からの住宅ローンは、

  • 無理に短期間で完済しない

  • 繰り上げ返済よりも手元資金を優先

  • 退職金での一括返済は避ける

団体信用生命保険を活用すれば、万一の場合も家族が家を失わずに済みます。


■ 年齢を理由に買わない方がリスク

50歳以上で家を買うのは「危険」ではなく、買わないことのほうが将来のリスクになるケースが多いです。
年金生活に入る前に家を確保しておくことで、住居費の不安が減り、老後の生活設計が安定します。


■ まとめ

  • 頭金は入れすぎない

  • ローンは長めに組み、手元資金を残す

  • 退職金やボーナス払いは慎重に

  • 年齢を理由に購入を先送りしない

不動産は「資産づくりの道具」です。
50歳からでも遅くはありません。しっかり計画を立てて、安心できる住まいを手に入れましょう。

不動産歴25年のプロが資産価値が上がる可能性の高いエリア6つの特徴を徹底解説。駅前再開発、大型商業施設、企業進出、スポーツ施設など街の変化が価格を押し上げる理由と見極め方を事例付きで紹介します。


こんにちは、本気不動産の佐藤です。


今日は「将来の資産価値が上がるエリアの見極め方」について、事例と経験を交えてお話します。
不動産選びで“立地”が大事なのは常識ですが、実は街の未来予想図まで見通すことが、価格アップをつかむカギなんです。

まずはこちらの関連動画も合わせてご覧ください!


資産価値は「物件」よりも「エリアの未来」で決まる

家やマンションを買うとき、多くの方は築年数や間取り、広さなど物件の条件に注目しますが、実は資産価値を左右するのはエリア全体の成長力です。
再開発、企業進出、大型施設の建設など、街が変わるタイミングは価格が上がるサイン。


資産価値が上がる可能性大!6つのエリア特徴

① 駅周辺の大規模再開発

駅ビルの建て替えや駅前広場の整備はもちろん、駅周辺の商業エリアや住宅街の建て替えサイクルもポイント。
札幌駅のような一等地は高額ですが、メイン駅から1〜3駅離れたアクセス良好エリアは現実的で狙い目です。

② 商業・医療施設との複合開発

マンションにスーパーやクリニック、銀行ATMが併設される複合開発は資産価値が下がりにくい傾向があります。
日常の利便性が高まり、長期的な住みやすさが保証されます。

③ 市町村主導の分譲地とインフラ整備

北広島や南幌町のように、主要都市の価格高騰を背景に注目が集まるエリアは、道路や上下水道、公共施設の整備が進みやすく、暮らしやすさと将来性を兼ね備えます。

④ 大型工場・IT企業・半導体関連の進出

千歳や熊本のように大手企業が進出すると、雇用が生まれ、住宅需要が急増します。関連企業や商業施設も増えるため、街全体の価値が上昇します。

⑤ プロスポーツチームの本拠地移転

北広島のエスコンフィールド移転は好例。スポーツ施設は観光客や移住者を呼び込み、周辺の住宅や商業エリアの価値を押し上げます。

⑥ 複合商業施設の新設

イオン、コストコ、アウトレットモールなどの新設は、周辺人口を増加させ、住宅需要を押し上げます。生活利便性の向上は資産価値の安定にもつながります。


資産価値判断は「自分の価値観+情報収集」で

同じエリアでも「駅近が良い」「商業施設重視」など、何を重視するかは人それぞれ。
インターネットや地価公示データ、不動産会社の情報を活用し、将来の変化を見越して選ぶことが重要です。


まとめ|未来の街を先取りすれば資産価値も先取りできる

資産価値が上がるエリアは、必ず理由があります。
再開発、企業進出、大型施設の建設など、街の変化は価格アップのサインです。
今後もこのブログやYouTubeで最新の狙い目エリアを紹介していきますので、ぜひチェックしてください!

マンション大規模修繕工事に潜む談合・不正・議決権買収の実態を不動産歴25年のプロが解説。管理組合が取るべき対策と資産防衛の方法を詳しく紹介します。

 

こんにちは、本気不動産の佐藤です。

今日はちょっとシビアなお話、「マンション大規模修繕工事の裏側と管理組合が注意すべきポイント」について、現場経験からお伝えします。

まずは関連動画を貼っておきますので、読み進める前にぜひチェックしてください👇


■ 建築業界の談合構造と管理会社の利益構造

実は、建築業界では「談合」が未だに根強く残っています。
管理会社と工事業者がグループ内で工事を回すケースは珍しくありません。形式的には入札でも、事前に業者が決まっているなんてことも…。

さらに、工事費の10〜20%が管理会社に「紹介料」として流れる疑いもあります。億単位の工事なら、数千万円が管理会社の利益になる計算です。


■ 総会での成りすまし&議決権買収

衝撃的なのは、工事業者の社員が住民に成りすまし、総会で自社に有利な発言をする事件があったこと。途中でバレて逃げたそうですが…。

また、ポスティングで「簡単なアルバイト」と称して議決権を買い取る会社も存在します。代理人を立てて総会を操作する、いわば“闇バイト”です。


■ 区分所有法改正による新たなリスク

2025年の改正で、出席者だけで重大事項が決められるようになります。一見便利ですが、これを悪用すれば理事長や一部の人間に権限が集中し、不正の温床になりかねません。


■ 工事業者の選び方と不正防止のポイント

  • 管理会社主導だけに頼らず、第三者機関や自主管理での見積もり取得を検討

  • 修繕積立金と見積もり額が妙に一致していないかチェック

  • 工事内容が過剰でないか、時期が適正かを精査

適正な管理と透明な選定は、そのまま資産価値の維持につながります。


■ まとめ:自分のマンションは自分で守る

大規模修繕は一戸建てのリフォームと同じく、「自分の財産の工事」です。管理会社任せにせず、総会に出席して議決権を行使しましょう。

情報を共有し、専門家に相談しながら進めれば、談合や不正から資産を守ることができます。


この記事を読んで「うちの管理組合は大丈夫?」と不安になった方、コメントやメッセージでぜひ意見を聞かせてください。現場で培った知識でアドバイスします!