マンション内見で後悔しないための10項目チェックを本気不動産が徹底解説。家具配置、設備寿命、管理状況の確認ポイントまで実践的にまとめました。
本気不動産の佐藤です。
マンションを買うとき「内見」は最大の勝負どころ。ここで見落とすと、後から「こんなはずじゃなかった…」と後悔することも少なくありません。今日は25年の不動産経験と1200件以上の取引実績から、マンション内見で必ずチェックしてほしい10項目をまとめました。
① 内見前の準備
まず大事なのは 荷物量と家具家電の整理。戸建てからマンションに移ると面積が縮むのは当たり前。段ボールだらけの生活を避けるため、持ち込む物と処分する物を家族で決めておきましょう。
② 敷地と周辺環境チェック
敷地を一周、外周も一周。ゴミ置き場の位置や動線、日当たり、生活音、人の往来をしっかり確認してください。案内が終わったら、一人でもう一度散策するのがおすすめです。
③ お部屋までの経路
エレベーター待ち時間に掲示板をチェック。住人のマナーや管理の雰囲気が伝わります。匂いや暗さ、清掃状況も大切なポイント。
④ 比較を手放し新しい生活像を描く
今の住まいと単純比較せず「必要十分な機能があるか」で判断しましょう。狭さにばかり引っ張られると大事な判断を誤ります。
⑤ 家具配置と動線確認
家具寸法は必ず持参。担当者と採寸して配置を具体化しましょう。エレベーターのサイズや廊下の幅も要チェックです。
⑥ 内装リフォームは入居前が基本
床・壁・天井はまとめて工事した方が効率的でコストも安く済みます。予算に合わせて優先順位を決めましょう。
⑦ 設備の寿命を見逃さない
見た目が綺麗でも、給湯ボイラーなど年数が経っていれば交換前提で。急な故障は生活に直撃します。交換費用30万円前後は初期費用に組み込みましょう。
⑧ コスト構造と管理運営のチェック
戸建てからの住み替えは光熱費が下がっても管理費・修繕積立金が増えることも。総合的なバランスを見極め、重要事項調査書類や議事録を必ず確認してください。
⑨ 外部要素も見落とさない
バルコニー床の防水シート、鳩の被害、換気フードの鳥の巣…。小さなことですが生活に直結します。売主への質問も活用しましょう。
⑩ 前向き思考で決断する
すべてを完璧に確認しようとすると、永遠に選べなくなります。必要十分なチェックを終えたら、次に進むかどうかをスパッと決めましょう。
住まい探しは「プラス思考」で。最悪の想定に縛られるより、次の行動を考える方が後悔しない選択につながります。
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