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佐藤竜志 オフシャルブログ

はじめまして
不動産業25年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
日々の出来事や営業職についてなど、楽しみながら発信してゆきます

家づくりで「付けて良かった」「いらなかった」と後悔しないためのおすすめオプション&注意点を本気不動産の佐藤が徹底解説!住宅新築・リフォームを考える方必見の内容です。

家づくりを考え始めると、「どんなオプションを付けるべきか?」「削ってもいい設備はどれ?」と悩みますよね。こんにちは、本気不動産の佐藤です。今回は、実際に建てた方の声や現場で感じた「付けて良かった!」「付けなくても良かった…」をもとに、家づくりにおすすめのオプションと注意点をお伝えします。

「一生に一度の買い物だから、後悔したくない!」という方に向けて、ぜひ参考にしてください。


■【玄関】暮らしをラクにする便利設備

まずおすすめなのが、玄関の便利オプション。意外と「ここ付けとけば良かった…」が多い場所なんです。

電子キー・スマートキー
→ 車のリモコンキーのように、カバンやポケットに入れておくだけでドアの開閉ができる優れモノ。鍵の出し入れでドアにキズが付く心配も減ります。スマホ操作対応も可能で、荷物が多い時に大助かり!

インターホンのモニター解除ボタン
→ 来客が来た時、わざわざ玄関まで行かなくてもリビングから鍵を開けられるのが便利。小さなお子さんが外で鍵を忘れた時にも対応できます。

玄関ベンチ
→ 買い物袋を一時的に置いたり、靴の脱ぎ履きの時に大活躍。折りたたみ式や収納式も選べます。


■【収納&ポスト】外からも中からも便利に

玄関外ポスト
→ 雨風の影響を受けにくい位置に設置することで、郵便物の取り出しがラクに。

宅配ボックス
→ ネットショッピングが当たり前の時代。不在時でも荷物が受け取れる宅配ボックスは一戸建てにも必須級!

玄関先の鏡
→ 外出前にサッと全身チェックができる鏡。設置コストも安く、使い勝手良し。ただし風水を気にする方は配置にご注意を。


■【キッチン&水回り】家事をもっとラクに

食器洗い乾燥機
→ 手洗いより時短&清潔。水切りカゴが不要になり、キッチン周りがスッキリ。

タッチレス水栓
→ 手が汚れていてもセンサーで水が出る便利さ。一度使ったら手放せないと大好評。初期費用は高めですが、長い目で見れば価値あり。

カジカウンター(作業台)
→ 洗面所に設置することで、アイロンや洗濯物たたみのスペースに。朝の混雑時も家族で同時に使えます。


■【家全体】収納と災害対策で後悔しない家に

お掃除ロボットの基地
→ 階段下などのデッドスペースにコンセント付きで作ると、掃除ロボットが自動で出入りできて便利。

ファミリー収納
→ 家族の衣類や季節物を一括で収納。洗濯動線が短縮でき、各部屋の収納を小さくできる分、居住空間も広く使えます。

パントリー
→ 食品や災害時の備蓄スペースとして1畳でも十分。可動棚にすると収納力アップ。

電気自動車用コンセント
→ 将来の電気自動車普及を見据えた200Vコンセント。新築時の設置がコスパ◎。

非常用コンセント
→ 停電時に役立つガス発電機やポータブル電源用コンセント。防災意識の高い今、ぜひ備えておきたい設備です。

センサーライト
→ 玄関、トイレ、クローゼット内などに設置で消し忘れ防止&防犯対策にも。


■【節約できるオプション&注意点】

一方、「無くても困らない」「後からでも付けられる」設備は節約ポイントです。

キッチンの吊戸棚 → 高い位置の収納は結局使わないことも。不要なら削ってコスト削減。

ウォークインクローゼットのドア → ドア無しにして10万円前後の節約。オープン収納でおしゃれに。

バルコニー → 外干し派でない方、バルコニー不要論も。洗面所を広くして室内干しスペースを作るのも一案です。

ただし!
コンセント位置やスイッチ位置は「後から変更が難しい設備」の代表例。
生活動線に合わせてしっかり計画することが超重要です。


■まとめ:後悔しない家づくりの秘訣

家づくりは「最初に付けないと後から大変」な設備を見極めるのがポイント。電子キー、センサーライト、宅配ボックスなど、“日々の小さな便利”が暮らしを大きく変えます。

一方で「無くても大丈夫」な設備は思い切って削減し、コストを他に回すのも賢い選択。

そして私自身も、建築士試験に挑戦中。今年は“頑張らない”をテーマにリラックスして臨みます(笑)。知識を活かして、皆さんにもっと良い家づくりのアドバイスができるよう頑張ります!

家づくり、楽しんでいきましょう!

 

 

フラット35の仕組みや金利、審査基準、メリット・デメリットをわかりやすく解説。住宅ローン選びで失敗しないためのポイントを不動産のプロが語ります。

 

こんにちは、本気不動産の佐藤です。
今回は「フラット35」について、専門家の目線から分かりやすくお話しします。住宅ローン選びって本当に悩みますよね。特に「固定金利がいいのか、変動金利がいいのか」で迷っている方、多いのではないでしょうか。そんな中でよく耳にする「フラット35」。でも、実際のところ何が“フラット”なのか、どんな人に向いているのか、ちゃんと理解していますか?

ここでは、メリット・デメリット、そして実際の利用実態まで、リアルな情報をお届けします。


フラット35とは?──国が支える全期間固定金利の住宅ローン

まず「フラット35」とは、住宅金融支援機構が提供する全期間固定金利の住宅ローンです。
簡単にいうと「最初から最後まで金利が変わらないローン」。国がバックについているから、銀行やネット銀行、地方銀行など色んな窓口で利用できるんです。

実際には当初5年間と5年目以降で金利が変わる“段階金利”の仕組みです、完全固定と思い込むのは要注意。しかも申し込み時ではなく、実際に融資実行する日の金利が適用されるので、金利の変動リスクはゼロではありません。

返済期間は基本35年。でも最近は40年、50年ローンの商品も出てきています。若い方や、長く安定した支払い計画を立てたい方には選択肢が広がっていますね。


フラット35のメリット

じゃあ、何が良いのか?
一番の魅力はやはり**「金利の安定性」**です。
固定金利なので、途中で市場金利が上がっても返済額は変わりません。ライフプランが立てやすく、安心感があります。

さらに、審査面でも民間の住宅ローンに比べて柔軟なんです。
例えば「契約社員」「アルバイト」といった非正規雇用でも、安定した収入があれば借りられるケースがあります。これ、意外と知られていないポイントです。

また、セカンドハウス親族が住む家にも融資可能という柔軟さも魅力。ふつうの銀行だとこういう用途は断られがちですが、フラット35ならOKだったりします。

しかも、自分が普段利用している金融機関を変えなくても申し込めるのも利点。取り扱い金融機関が多いので、選択肢に困らないのも助かります。


フラット35のデメリット

とはいえ、良いことばかりではありません。
まず、**「事前審査が甘い」**という声もあります。
「仮審査はOKだったのに本審査で減額・不承認」というケースがあるんですね。申込書類や建物の条件をしっかり確認して臨む必要があります。

また、手数料が意外と高い。
保証料や事務手数料など、他の住宅ローンでは無料や安いものもありますが、フラット35ではほぼ必ず発生します。

さらに建物にも条件があります。
昭和56年以前の旧耐震基準の建物では融資が難しいんです。新築や高性能住宅じゃないと利用できない可能性があります。

あと、**団体信用生命保険(団信)**も注意が必要。基本の団信は無料ですが、がん保障や三大疾病保障など追加すると金利が上乗せされます。民間銀行なら無料でつく保障が有料になることも。ここは見落としがちなポイントです。


フラット35が向いている人・向いていない人

【向いている人】

  • とにかく返済額を安定させたい

  • 新築や高性能住宅を購入する

  • 雇用形態に不安があり、他ローンが通りにくい

【向いていない人】

  • 繰り上げ返済を積極的にしたい

  • 短期で完済するつもり

  • 低金利の変動金利ローンを利用できる人


フラット35の利用実態と今後

実際には新築購入でも利用者が減少傾向です。
理由は、民間銀行がより低金利やお得な商品を出してきたから。金利もサービスも、競争が激しくなっているんです。

ただ、**セカンドハウス用や高齢者向けの「リバース60」**といった特殊な商品では、まだまだ有用性があります。


まとめ

「フラット35」は“万人向け”ではありません。
でも、**「金利上昇リスクを避けたい」「新築高性能住宅を長期ローンで購入したい」**という方には強い味方になります。

最後に大事なのは、「他のローン商品と比較すること」
住宅ローンは人生最大の借金です。
選ぶ前に、自分のライフプランと照らし合わせて、冷静に比較してみてください。

少しでも参考になれば嬉しいです。
では、また次回の記事でお会いしましょう!

 

 

マンションの寿命はコンクリートだけでは決まらない。設備や配管、修繕積立金、所有者不明問題…知らないと後悔する維持管理のポイントを解説します。

 

こんにちは、本気不動産の佐藤です。
今回は「マンションの寿命と維持管理」について、ちょっと踏み込んだお話をしていきます。これからマンション購入を検討している方、すでに所有している方にも、ぜひ知っておいてほしい内容です。

■ コンクリートの寿命ってどれくらい?

まず、よく聞かれるのが「マンションって何年持つの?」という質問。
実は、コンクリート自体の寿命は何もしなければ50〜60年程度と言われています。でも、これは放置した場合。適切に修繕を重ねれば、100年、150年持たせることも技術的には可能なんです。

最近では、ひび割れ部分に薬剤を注入して再生する技術も発展しており、寿命を延ばす選択肢も増えてきました。

でも、忘れてはいけないのが「設備や配管」の存在。
配管の寿命は20〜25年ほど。コンクリートよりずっと短いんです。特に古いマンションだと配管が壁や床に埋め込まれているケースも多く、修理が大変。一方で、2000年以降のマンションはメンテナンス性を考えて設計されているので、修繕のしやすさに差が出ます。


■ 修繕積立金、ちゃんと足りてる?

マンションを長く維持するために欠かせないのが修繕積立金
これが不足すると、大規模修繕ができなくなり、建物の劣化が一気に進みます。特に怖いのが「水の侵入」。コンクリートは水に弱く、ひび割れから水が入ると内部から劣化が始まります。だからこそ、修繕積立金が適正に管理されているマンションを選ぶことが大切なんです。

そして注意したいのが投資用マンション
投資目的の所有者が多いと、修繕費への意識が低いケースも。自分が住まないため、維持管理の責任感が薄れやすい傾向があります。

管理費はある程度節約が可能ですが、修繕積立金は削れない費用。ここをケチると、マンション自体の寿命を縮めてしまう結果に…。


■ 取り壊しの壁…所有者が多いと難しい

「古くなったらマンションを取り壊せばいいじゃない」
そう思う方もいるかもしれませんが、実は簡単ではありません。マンションを取り壊すには区分所有法に基づき所有者の4/5以上の賛成が必要。所有者が多ければ多いほど、合意形成が難航します。

さらに最近増えているのが「所有者不明問題」。
相続手続きが放置され、登記上の所有者が誰かわからない部屋が出てくるんです。こうなると管理費や修繕積立金の徴収ができなくなり、マンションの維持が一気に厳しくなります。

空室や所有者不明の部屋が増えると、ゴーストマンション化のリスクも現実味を帯びてきます。取り壊しに必要な弁護士費用や調査費用も高額。これが、今後の大きな社会課題とも言われています。


■ タワーマンションの解体は桁違い

タワーマンションに住みたい方も多いですが、修繕費や解体費用が桁違いに高いことを忘れてはいけません。

例えば一軒家の解体費用が200〜300万円だとしたら、タワーマンションは数億円規模。これを所有者全員で分担するわけですが、簡単に集まる金額ではありません。
結果として「解体したくてもできないマンション」が生まれるリスクも。


■ 未来を見据えたマンション選びを

最近は修繕技術も進化し、建物自体の寿命は延ばせるようになりました。
でも、問題は「建物」より「人」や「お金」。
所有者の高齢化、所有者不明、修繕積立金不足…これらの問題がマンションの寿命を左右します。

マンション購入時には、物件自体の状態だけでなく、修繕積立金の積立状況、管理組合の意識、所有者の構成にも注目してください。
「自分が住むためのマンション」を選ぶことが、将来の安心に繋がります。


■ おまけ:北海道のおすすめスポット

せっかくなので、少し息抜きのお話も。
今の時期、北海道旅行に行くなら、日高地方や旭山動物園の桜が見頃です。
夏には富良野のラベンダーや美瑛のパッチワークの丘も最高。
山の緑が美しい季節、朝の運海を見に行くのもおすすめです。
温泉も各地に点在しているので、旅の疲れも癒せますよ。


今回は「マンションの寿命と維持管理」についてお話しました。
購入を検討されている方も、すでに住んでいる方も、自分のマンションの“未来”に意識を向けてみてくださいね。

何か気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!

 

 

こんにちわ

「本気不動産」の佐藤です

 

昨日はラジオの放送日でした

ラジコで聴くことができるので、お時間がありましたら

下記のアドレスよりご確認ください!

 

 

よろしくお願い致します😊

「老後の住まい選び、賃貸と持ち家どっちがいい?年齢を重ねたときのリスクや費用、メリットを不動産のプロが解説。後悔しない住まい選びのポイントとは?」

 

年齢を重ねるにつれて、**「このまま賃貸でいいのかな?」「やっぱり持ち家の方が安心?」**と住まいについて悩む方、増えていませんか?
実は、若い頃は意識しなかった“住まいのリスク”が、年齢とともに大きくのしかかってくるんです。

今回は、賃貸と持ち家、それぞれのリスクとメリット、老後に後悔しない住まいの選び方について、不動産のプロの目線からお話しします!


◆ 賃貸のリスク 〜年齢を重ねると入居のハードルが上がる〜

賃貸って気軽に引っ越せるし、修繕費もかからない。
でも、年齢を重ねると「入居させてもらえない」リスクが出てくるんです。

なぜかというと、賃貸では「家賃の支払い能力」や「保証人」が重視されるから。
年金暮らしで収入が少なくなったり、頼れる親族がいなかったりすると、保証人が見つからず、入居を断られるケースも。

さらに、賃貸物件は建物の老朽化で立ち退きを迫られるリスクもあります。
「高齢になって引っ越し先が見つからない」…そんな不安が現実になる可能性もあるんです。


◆ 持ち家のメリット 〜老後の安心は「自分の家」にあり〜

一方、持ち家の場合はどうでしょう?

ローンを完済していれば、あとは固定資産税や管理費だけで住み続けられます
家賃のように“払わなきゃ追い出される”心配はありません。

さらに、資産として家を売却したり、リフォームで価値を保ったりする選択肢も。
最悪のときは家を売って現金化し、生活費に充てることもできます。

そして何より、持ち家は近隣住民や管理人との関係性を築きやすい
賃貸と違い、住民の入れ替わりが少ないため、地域コミュニティの一員として支え合える環境になりやすいんです。


◆ 老後の住まい選び、どこに気をつける?

じゃあ、結局どっちがいいの?
私が思うポイントはこれです。

老後、家賃を払い続ける余裕があるか?
保証人を引き受けてくれる人がいるか?
資産として家を残したいか?

もし、「家賃を払えなくなったら困る」「保証人を頼める人がいない」「万一の時に資産を活用したい」
そんな想いがあるなら、早めのマイホーム購入を強くおすすめします。

たとえ50代、60代での購入でも遅くありません。
「賃貸に払い続ける家賃」でローンを返済し、自分の資産に変えていけるんですから。


◆ 不動産購入は「自分の未来への備え」

結局のところ、不動産購入は「ただの家探し」ではありません。
自分の未来、家族の将来、老後の安心を守る備えなんです。

将来、子どもや周囲に負担をかけないためにも、
“住まい”を自分で決めることが、自立した人生の第一歩。

「どんな住まいが自分に合うのか」
今一度、見直してみませんか?

不安や疑問があれば、ぜひ一度専門家に相談してみてください。
あなたに合ったベストな選択、きっと見つかりますよ!


【まとめ】

  • 年齢を重ねると賃貸の入居が難しくなるリスクがある

  • 持ち家は資産になる・家賃不要で住めるという強みがある

  • 50代・60代の不動産購入も「遅い」わけではない

  • 自分の将来のため、早めに住まいの選択を考えることが大切