こんにちわ
「本気不動産」の佐藤です!
本日はラジオの放送日です
12:00から放送のAIR’G FM北海道80.4 Tip Hopに出演します!
12:45頃から「本気不動産」のコーナーです
ラジオでも本気で話します‼︎
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公道と私道の違い、私道に潜むリスク、建築基準法との関係、不動産購入時の注意点まで徹底解説。不動産取引で後悔しないために「道路の種類」を理解しましょう。
こんにちは、本気不動産の佐藤です。
今回は、家や土地を買う前に「絶対にチェックしておきたい道路の種類」についてお話します。
不動産の現場では、見落としがちな“道路の種類”が、あとあと大きなトラブルにつながることが多いんです。
まず基本から。
「公道」とは、国・都道府県・市区町村などの公共機関が管理している道路のこと。
一方「私道」は、個人や法人が所有していて、管理責任もその所有者にあります。
ちなみに、公道は国道・県道・市道などに分類されます。私道でも舗装されていて一見キレイな場合もあるので、見た目だけで判断するのはNG。
不動産の販売図面などには、「接道:公道〇〇m」などと記載があります。
でも、確実に調べたいなら市役所や法務局での確認が一番。私道なら所有者情報も取得できます。
見た目でのチェックポイントとしては、砂利道・雑草・幅が狭い道路などは私道の可能性大です。
私道には注意すべきポイントがたくさんあります。
通行制限:歩行はOKでも、車両や工事車両の通行には所有者の許可が必要な場合があります。
所有者変更のリスク:現在は通行OKでも、所有者が変わると条件が変わることも。
管理費用:修繕費などを請求されるケースもあり。
所有者不明地の問題:誰が管理しているか分からないと、配管工事などができないこともあります。
ここが大事なポイントです。
不動産会社は物件販売前に、私道の所有者・通行権・配管の使用状況などを調査します。
購入前に、その情報をしっかり確認することでリスクは減らせます。
私道が絡む場合は、
通行・配管工事の許可が得られているか
他の住民との共有持分があるか
なども要チェックです。
あります。実は、価格が公道よりも安い傾向にあるんです。
さらに、所有者が市や区に寄付して「公道化」することで、将来的な建築の自由度が上がるというケースもあります。
例えば「公道に接道していないと再建築できない」など、建築基準法上の制限があるため、公道化は不動産の価値を高める戦略にもなります。
再建築を考える際、道路幅が4m未満の場合はセットバック(道路として土地を提供すること)が必要になります。
この分、建てられる建物の大きさが減るので要注意。
また、現存する建物があっても、再建築時には道路要件を満たす必要があるため、将来的なプランも見据えた確認が重要です。
最後に、私道は安くて魅力的に見えますが、所有者や管理の状況によって大きなトラブルにつながるリスクがあります。
不動産会社は事前にしっかりと調査し、購入者に説明する義務がありますが、購入者自身も「なぜ安いのか?」「再建築に影響しないか?」を納得するまで確認しましょう。
安心して暮らせる土地選びは、道路から始まります。
こんな方におすすめの記事です:
これから土地や戸建てを買おうと思っている方
相場より安い物件を見つけた方
再建築や建て替えを検討している方
ご不明な点があれば、いつでもご相談くださいね。
ビルトインガレージは雨や雪を避けて快適に車を使える理想のガレージ。この記事では、設計の注意点から活用方法まで、後悔しないためのポイントをプロ目線で解説します。
こんにちは、本気不動産の佐藤です。
今日は、「ビルトインガレージ」について、ちょっと深掘りしてお話しします。
最近、都市部や雪国で人気が高まっているビルトインガレージ。
ただ、設計を間違えると“便利”どころか“後悔”になることもあるんです。
まずは基本から。
ビルトインガレージというのは、建物の一部に車庫が組み込まれているタイプのガレージのこと。
つまり、外に別棟で建てる車庫とは違い、家の中に車をしまえるんですね。
何がいいって、雨の日でも濡れずに家に入れる。雪の日でも車が汚れない。
それに、デザイン的にも建物と一体化していてスマート。
一見、理想的なガレージの形に見えます。
① 道路との取り合いは超重要!
ビルトインガレージは「位置」が命です。
道路からの出入りがしづらいと、駐車のたびにストレスに。
特に積雪地域では、建物を前寄せにすることで除雪の手間が減りますよ。
② 玄関までの動線が快適か?
車庫と玄関が離れていたら、結局傘が必要になります。
理想は、車庫から直接玄関にアクセスできる設計。
そのためには、玄関ポーチの広さも計画段階で要チェックです。
③ スペースにゆとりを持つ
最低でも2.7m、できれば3.6mの幅がほしいところ。
荷物の積み下ろしやドアの開閉のしやすさが大きく変わります。
「狭くても停まるからOK」は、あとで絶対後悔します!
● 床の高さと排水対策を忘れずに!
道路との高低差があると水がたまりやすくなります。
排水溝やグレーチングの設置は必須。
湿気と落ち葉で臭いが出る…なんて話、よく聞きます。
● シャッターの高さは“未来の車”にも対応を
今はコンパクトカーでも、将来SUVやキャリア付きの車を買うかもしれません。
シャッターの高さは余裕を持って。
電動タイプを選ぶと、開け閉めも楽でおすすめです。
● 換気と明かり取りも忘れずに
ガレージ内の空気はこもりやすいです。
換気扇+通気口+小窓の組み合わせが理想的。
自然光が入るだけでも、グッと快適になります。
ビルトインガレージって、実は使い方は人それぞれ。
キャンプ道具やバイク、DIYの作業スペースとして使う方も増えています。
高級住宅なんかだと、車を魅せる“展示スペース”のような設計をすることもあるくらい。
壁材をビニールクロスにしたり、ダークトーンで仕上げたりするだけでも、グッと雰囲気出ますよ。
ビルトインガレージは「設計が9割」といってもいいくらい重要です。
快適に使えるか、ストレスを感じるかは設計次第。
・道路と玄関との取り合い
・換気や排水計画
・そして日々のメンテナンス
このあたりをしっかり抑えておくと、「建ててよかった!」と思える空間になりますよ。
「車庫=車を置くだけの場所」ではなく、「暮らしを便利にする空間」として、ぜひ前向きに活用してみてくださいね。
住宅価格の上昇が続く理由を徹底解説。東日本大震災からコロナ禍、ウッドショック、資材・人件費高騰、金利上昇まで、今なぜ家を「早めに買うべき」なのかを不動産のプロが語ります。
こんにちは。本気不動産の佐藤です。
今日は、みなさんが一番気になっているテーマ、「住宅価格はなぜ上がっているのか?」そして「今は買い時なのか?」について、リアルな現場の声とデータを交えながらお話ししていきます。
まず押さえておきたいのは、住宅価格の上昇は今に始まったことではありません。実は東日本大震災(2011年)以降がスタートラインなんです。
あの時、職人さんたちは被災地の復興に集まりました。他の地域では人手が足りず、新築工事が進まず…。結果的に新築が減り、中古住宅の需要が一気に高まりました。
リモートワークの普及により、「家で過ごす時間」が一気に増えましたよね。都心のワンルームから、郊外の広い戸建てに人気がシフト。
でも一方で、トイレやボイラーなど住宅設備の部品が世界的に不足し、建築が遅延 → 価格上昇の流れが生まれました。
2021年には「ウッドショック」。アメリカ発の木材不足が日本にも波及し、木材価格は1.5倍以上に。国内木材も加工が追いつかず、コストは下がりません。
木材は住宅の心臓部。ここが高くなると、当然建物価格全体に響いてくるわけです。
加えて、最近では半導体不足でウォシュレットや給湯器が製造ストップ。燃料費や電気代も高騰し、物流コストが住宅価格に転嫁されています。
さらに国が推進する「ゼロエネルギー住宅」の導入により、高性能な断熱材や設備が必須に。省エネ=高コストなのが現状です。
高性能住宅はメリットが大きい反面、書類も増えて手続きが複雑に。その分、建築会社の事務負担や人件費も増加しています。
また、確認申請が7日→最大35日に延長されたり、工期が延びたりと、「時間=コスト」が目に見えて上がってきています。
職人さんの高齢化が進み、若手が入ってこない現実も、住宅価格を押し上げる一因。
育成に時間もコストもかかるため、どうしても「人件費の上昇」が止まりません。
注文住宅、分譲、マンション…どのジャンルでも新築供給は減っています。
そこにきて住宅ローン金利がジワジワと上昇。借入額に対する月々の返済額が増え、「買いたくても手が出ない」という声が増えています。
最近は、都心の好立地に投資家が殺到。一般の方がマイホームを買いたくても価格がつり上がってしまい、手が届かない状況に…。
結果、賃貸需要は高まり家賃も上昇傾向。買うにしても借りるにしても「しんどい時代」に突入しています。
ここまで読んで「やっぱり今は買うべきじゃない」と思った方、それは違います。
むしろ今こそが「最も価格が安い時期」になる可能性が高い。
というのも、
住宅価格は今後もジリジリ上昇する
金利も今後上がる可能性が高い
40歳を超えるとローンが組みにくくなる
…こうした背景があるからです。
仮に40年ローンを組んだとしても、家賃と同じ支払額で「財産になる家」が手に入るなら、購入は“投資”と考えるべき。
しかも、賃貸は家賃が上がるリスクがありますが、ローンは固定で支払いが一定。物価高時代の“防衛策”としても有効です。
私たち建築会社も、なんとか価格を抑えるために日々努力しています。
でも、価格を戻すことはほぼ不可能。だからこそ、「買える今」に行動することが後悔しない選択なんです。
家を買うか迷っている方へ。
不安ならまずは情報収集を。
相談・質問もお気軽に。
そして「買いたいと思った今」がベストタイミング。
人生で一番高い買い物だからこそ、タイミングを逃さないでください。
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