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佐藤竜志 オフシャルブログ

はじめまして
不動産業25年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
日々の出来事や営業職についてなど、楽しみながら発信してゆきます

住宅価格の上昇が続く理由を徹底解説。東日本大震災からコロナ禍、ウッドショック、資材・人件費高騰、金利上昇まで、今なぜ家を「早めに買うべき」なのかを不動産のプロが語ります。


こんにちは。本気不動産の佐藤です。

今日は、みなさんが一番気になっているテーマ、「住宅価格はなぜ上がっているのか?」そして「今は買い時なのか?」について、リアルな現場の声とデータを交えながらお話ししていきます。


■ 住宅価格の高騰、その始まりは震災から

まず押さえておきたいのは、住宅価格の上昇は今に始まったことではありません。実は東日本大震災(2011年)以降がスタートラインなんです。

あの時、職人さんたちは被災地の復興に集まりました。他の地域では人手が足りず、新築工事が進まず…。結果的に新築が減り、中古住宅の需要が一気に高まりました。


■ コロナ禍で「家の広さ」が再評価された

リモートワークの普及により、「家で過ごす時間」が一気に増えましたよね。都心のワンルームから、郊外の広い戸建てに人気がシフト

でも一方で、トイレやボイラーなど住宅設備の部品が世界的に不足し、建築が遅延 → 価格上昇の流れが生まれました。


■ ウッドショックと木材不足が直撃

2021年には「ウッドショック」。アメリカ発の木材不足が日本にも波及し、木材価格は1.5倍以上に。国内木材も加工が追いつかず、コストは下がりません。

木材は住宅の心臓部。ここが高くなると、当然建物価格全体に響いてくるわけです。


■ 資材・燃料・人件費のトリプルパンチ

加えて、最近では半導体不足でウォシュレットや給湯器が製造ストップ。燃料費や電気代も高騰し、物流コストが住宅価格に転嫁されています。

さらに国が推進する「ゼロエネルギー住宅」の導入により、高性能な断熱材や設備が必須に。省エネ=高コストなのが現状です。


■ 手続きも後期も長くなってる

高性能住宅はメリットが大きい反面、書類も増えて手続きが複雑に。その分、建築会社の事務負担や人件費も増加しています。

また、確認申請が7日→最大35日に延長されたり、工期が延びたりと、「時間=コスト」が目に見えて上がってきています。


■ 職人不足が深刻化、若手の育成も追いつかない

職人さんの高齢化が進み、若手が入ってこない現実も、住宅価格を押し上げる一因。

育成に時間もコストもかかるため、どうしても「人件費の上昇」が止まりません。


■ 新築供給は減り、金利は上昇中

注文住宅、分譲、マンション…どのジャンルでも新築供給は減っています。

そこにきて住宅ローン金利がジワジワと上昇。借入額に対する月々の返済額が増え、「買いたくても手が出ない」という声が増えています。


■ 不動産投資家の参入で、買えない人が増加

最近は、都心の好立地に投資家が殺到。一般の方がマイホームを買いたくても価格がつり上がってしまい、手が届かない状況に…。

結果、賃貸需要は高まり家賃も上昇傾向。買うにしても借りるにしても「しんどい時代」に突入しています。


■ それでも「買うなら今」が正解な理由

ここまで読んで「やっぱり今は買うべきじゃない」と思った方、それは違います。

むしろ今こそが「最も価格が安い時期」になる可能性が高い。
というのも、

  • 住宅価格は今後もジリジリ上昇する

  • 金利も今後上がる可能性が高い

  • 40歳を超えるとローンが組みにくくなる

…こうした背景があるからです。


■ 賃貸より持ち家。ローンは味方にできる

仮に40年ローンを組んだとしても、家賃と同じ支払額で「財産になる家」が手に入るなら、購入は“投資”と考えるべき

しかも、賃貸は家賃が上がるリスクがありますが、ローンは固定で支払いが一定。物価高時代の“防衛策”としても有効です。


■ まとめ:住宅購入は「買いたい時が買い時」

私たち建築会社も、なんとか価格を抑えるために日々努力しています。

でも、価格を戻すことはほぼ不可能。だからこそ、「買える今」に行動することが後悔しない選択なんです。


■ 本気のアドバイス

家を買うか迷っている方へ。

  • 不安ならまずは情報収集を。

  • 相談・質問もお気軽に。

  • そして「買いたいと思った今」がベストタイミング。

人生で一番高い買い物だからこそ、タイミングを逃さないでください。


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未来の自分に「ありがとう」と言われる選択を、今、してみませんか?

 

 

太陽光発電や床暖房、ウッドデッキなど一見便利そうな住宅設備も、実は「無駄」になるケースがあります。この記事では、後悔しやすい設備の特徴と本当に必要なものをプロの視点で解説します。


こんにちは、本気不動産の佐藤です。家づくりの打ち合わせを進めていると、「これって本当に必要?」と感じる住宅設備がいくつか出てきます。実際、費用をかけて設置したものの「使わなかった」「メンテナンスが大変すぎた」という声も少なくありません。

今回は、導入コストが高くて実際には活用されない住宅設備や、メンテナンス費用が重くのしかかる設備を中心に、「コストパフォーマンスの悪い設備10選」をご紹介します。


■ 太陽光発電は本当に元が取れるのか?

導入費用が200万円を超えることもある太陽光発電システム。一見すると省エネに見えますが、20〜30年のパネル寿命に加え、10年ごとに必要なコンディショナーの交換費用(約30万円)、そしてメンテナンスの手間。屋根に重みが加わることで地震リスクも上昇するため、慎重に検討すべき設備です。


■ 調光照明はオシャレだけど使わない?

「ムード照明」として人気の調光照明ですが、実際には使わず終わる家庭が多数。LED照明の発展で明るさ調整も十分対応できるようになっており、わざわざ高価な調光機能を付けるメリットは薄くなっています。


■ 部屋の広さに合わないエアコンはコスパ最悪

エアコンは見落とされがちですが、適正サイズを選ばないと効率が大幅に低下します。特にリビングのような広い空間に小型エアコンを設置しても効果が薄く、電気代もかさみます。


■ バルコニーは意外と使い道が少ない?

ベランダやバルコニーは「とりあえず付ける」ことが多いですが、実際には物干し場としてしか使われないケースも。修繕時には防水工事などのコストが発生し、マンションでは避難経路制限もあるため、使い勝手に制約が多いのが実情です。


■ デザイン重視の間仕切りドアに注意

おしゃれな間仕切りドア、実は40〜50万円かかる高額設備です。透け感がありプライバシーの確保が難しいこともあり、来客時に「丸見えだった」と後悔する方も多いです。


■ 換気設備は初期費用よりランニングコストを

「とりあえず安い第3種換気で」という考え方は、長期的には損になることも。熱交換機能を備えた第1種換気は初期費用が高めでも、快適性と光熱費の抑制で結果的にお得になる場合が多いです。


■ 床暖房は本当に必要?

床暖房は快適ですが、基礎断熱が普及してきた今では「なくても十分暖かい」という家庭も多くなっています。窓が大きいなど、特定の条件下でしか本当の効果を発揮しないため、予算とのバランスが重要です。


■ 造作家具は後々の自由度を奪う

壁付けのタンスや学習机などの造作家具は一見便利ですが、配置変更や撤去が困難。高額な費用のわりに「飽きた」「場所が合わない」といった問題が後から出やすいため、可動棚や置き型家具のほうが柔軟性があります。


■ ウッドデッキはメンテナンス地獄

木製ウッドデッキは年1回の塗装が必要で、放置すると一気に劣化。長持ちさせたいなら、樹脂製ウッドデッキを選ぶ方が圧倒的にラクです。初期費用は少し高くても、長期的に見ればお得です。


■ 無垢フローリングは手入れが命

見た目は抜群にオシャレな無垢材。しかし、日常的な手入れを怠るとワックス剥がれや色ムラが目立ちます。家具移動の手間や汚れやすさもあり、実際に「メンテが面倒でやらない」という人が多数。


■ コスパの良いおすすめ設備もある

省エネかつ利便性の高いセンサーライトはおすすめです。廊下やトイレ、洗面所などで「自動で点灯・消灯」してくれるだけでも、日々のストレスと電気代の両方を減らしてくれます。


■ まとめ:見た目や営業トークに惑わされない

設備選びで大切なのは、「将来にわたって本当に使うか?」「維持管理は負担にならないか?」を冷静に見極めること。ハウスメーカーや工務店は高単価オプションを勧めてきますが、生活者目線での判断を忘れないでください。

無駄を省き、必要なところにお金をかける。それが「後悔しない家づくり」の基本です。

 

 

 

 

こんにちわ
「本気不動産」の佐藤です!

 

本日は隙間時間を利用して宿題をしています💦

 

明日は打ち合わせが二件入っているのと、動画編集の勉強をしたくて

火曜日は朝から夜までYouTubeの撮影を予定しているので時間がない

 

宿題の提出日は水曜日ですが、本日ある程度のところまで終わらせたい

 

今日は朝から配信分のチェックやブログのチェック、更新など

もう少しでお昼ですよ

時間が足りない・・・

 

でも、集中して宿題のプランがまとまってきたので図面に移ります😁

今日中に宿題を終わらせたい!

 

集中します😆

理想のリビングをつくるには「広さ」「家具配置」「動線」「照明」など多角的な視点が重要。本記事では、設計士も実践するグリッド設計や立体空間の考え方、インテリアの工夫、掃除のしやすさまで具体的に解説します!


こんにちは、本気不動産の佐藤です。

今回は**「理想のリビングをつくるための設計ポイント」**について、プロの視点から解説します。

リビングは家族が最も長く過ごす場所。だからこそ、ただ広いだけじゃなくて、快適で、機能的で、家族みんなが使いやすい空間にすることが大切なんです。


■ まずはリビングの「広さ」と「形」を考える

設計の基本は91cm角の「グリッド」設計です。
リビングの横幅は最低でも4グリッド(約3.6m)以上は確保したいところ。

これ以下だと、ソファやテーブルの配置が窮屈になることが多いんです。実際、「家具を置いたら思ったより狭く感じた」という声、けっこう聞きます。


■ テレビ・ソファの配置と“動線”の確保

テレビは壁付け、ソファは壁から少し離して置くのが基本です。
このときに大事なのが動線の確保。家族がすれ違う場所や、リビングからキッチン・玄関に抜けるルートがスムーズか、必ず確認しておきましょう。


■ 天井や窓で「立体的」なリビングに!

平面だけでなく立体的な設計もリビングの印象を大きく変えます。
例えば天井を少し高くしたり、吹き抜けをつくることで自然光が奥まで届きやすくなります。窓の高さを家具に合わせると、視覚的なバランスも取れますよ。

建築ソフトやイラストを活用すると、よりリアルにイメージが湧きます。注文住宅の場合、設計士とのコミュニケーションがとても大事です


■ 照明とインテリアで「居心地のよさ」を演出

最近はダウンライト+間接照明の組み合わせが人気です。
空間に陰影ができることで、ホテルライクな落ち着いた印象になります。

さらに、観葉植物やオブジェを取り入れることで、シンプルでもおしゃれな空間に仕上がります。成長するグリーンを選べば、飾る楽しさも続きますよ。


■ ペットと共に過ごすリビングなら…

ペットを飼っているご家庭は、あらかじめ専用スペースを設ける設計がポイント。
猫ならキャットウォーク、犬なら床素材の滑りにくさなどもチェックしましょう。


■ メンテナンス性も忘れずに!

最近は掃除ロボットが通れる家具の脚高を意識する方が増えてます。
リビング設計の時点で「掃除のしやすさ」を織り込むと、後悔しません。

中古住宅を検討中の方は、現地で家具の配置や掃除のしやすさまで**実際に動いて確認するのが◎**です。


■ 家族全員で「理想のリビング」をつくろう!

リビングは全員が使う場所。
だから、家族一人ひとりの意見を設計に反映させることが大切です。

また、設計士や不動産会社に相談する際は、ネットや雑誌から気に入ったリビングの写真や寸法を見せると伝わりやすいですよ。


■ まとめ:リビングは“平面”と“立体”で考える!

理想的なリビングをつくるには、

  • グリッド設計による空間の確保

  • 動線・採光・照明・掃除のしやすさ

  • 家族の意見やライフスタイルへの配慮

この3つの視点がカギになります。
家族全員が「ここが一番落ち着くね」と思える空間を、ぜひつくってくださいね。

 

 

不動産価格交渉は可能?嫌われない交渉術とは?成功の秘訣からNG行動、信頼される買主になるための具体的な方法まで、現役不動産のプロがわかりやすく解説!
 

こんにちは!本気不動産の佐藤です。

今回は「不動産価格交渉」について、皆さんからよくある質問にお答えしながら、実際の現場でのポイントや注意点をお伝えしていきます。


◆ 不動産価格交渉はできるの?

よく聞かれるのが「価格って交渉できるんですか?」というご質問。

答えは「できます」。実際、多くの方が交渉にチャレンジしています。ただし、やり方を間違えると、売主や不動産会社の印象を悪くしてしまうこともあるんです。

不動産は“人”と“信頼”が大きく関わる取引です。「この人には売りたくない」と思われてしまえば、それだけでチャンスを逃してしまうこともあるんですよ。


◆ 買主の心理:「少しでも安く」から始まる交渉

買う側としては当然「少しでも安く買いたい」と思いますよね。でも、ただ安くしてほしいと伝えるだけでは、なかなか上手くいきません。

「リフォームにこれだけ費用がかかるので...」「予算が少しオーバーしていて...」といった具体的な理由を示すことが、交渉成功のカギなんです。


◆ 売主の心理:「自分の家」に対する想い

売主さんにとって、物件はただの商品ではなく“思い出”や“誇り”が詰まった場所です。

そこに対していきなり「300万円下げてください」なんて言われたら...やっぱり気持ちの良いものではないですよね。

「この人になら売ってもいいかも」と思ってもらえるような姿勢が、結果的に値引き成功にもつながります。


◆ 適切な交渉額の目安は?

目安としては、数十万円単位の調整が現実的です。200万〜300万円といった大幅な値引きは、特別な理由がない限り通りにくいもの。

実は、売出価格にはある程度の“交渉余地”が織り込まれているケースもありますので、「いくらまでならOKか?」を担当の不動産会社と相談しながら詰めていきましょう。


◆ 不動産会社は交渉の橋渡し役

買主さんと売主さんが直接交渉することは基本的にありません。不動産会社が仲介役となり、双方の気持ちをうまく調整していきます。

だからこそ、不動産会社選びは超重要!

しっかりとこちらの意図をくみ取り、売主にも配慮しながら伝えてくれる会社や営業担当を選ぶことが、交渉成功の大きな鍵になります。


◆ 成功例と失敗例から学ぼう

成功例

「リフォームに予想以上の費用がかかるため、○○万円だけでもご相談できないか」と具体的な理由と熱意を持って伝えたところ、売主が共感してくれ、値引きに応じてくれた。

× 失敗例

「とにかく安くしてほしい」「今すぐ決めるから100万円引いて」といった無根拠な交渉は、売主の反感を買って交渉が破談になってしまうことも。


◆ 最後に:信頼と配慮が、交渉成功のカギ!

不動産価格の交渉は、テクニック以上に気遣いと誠実さがものを言います。

相手の立場に立って考えること。
理由や背景をしっかり伝えること。
そして、信頼できる不動産会社を味方につけること。

この3つがそろえば、交渉はグッと成功に近づきます。

少しの配慮で、気持ちよく、そして満足のいく住まい探しにしていきましょう!


ご希望があれば、価格交渉に強い不動産会社の選び方や、具体的な相談の仕方も別記事でご紹介します。気になる方はコメントかお問い合わせをどうぞ!