マンションにありがちな「無駄な設備」や使われていない共用部分の具体例と、その転用・改善方法をわかりやすく解説。快適で無駄のない住環境を作るヒントをご紹介します。
こんにちは、本気不動産の佐藤です。
今日は、マンションにある“あの設備、ほんとに必要?”というお話をしましょう。
実際に住んでみて「あれ?これ使わないな…」と思う共用設備、意外と多いんですよね。しかも、維持管理費はしっかりと住民全員が負担している。今回はそんな**「無駄になりやすいマンション設備」と、逆に「あると嬉しい有効な設備」、さらには「使われていない設備の転用アイデア」**まで、まとめてお話します。
無駄になりがちなマンション設備、実例をチェック!
集中暖房って実は不便?
集中暖房って、聞こえは良いですが…正直、個別で調整できない不便さがあります。外出が多い人にとっては、使わなくてもコストがかかるので、ちょっと損した気分になりますよね。
周回室や展望室、使ってます?
平成初期のマンションによくある周回室、そして最近のタワーマンションにありがちな展望室。これ、年に何回使いましたか?
実際には、ほとんど利用されず「維持費だけかかる空間」になっているケースが多いです。
シアタールームよりNetflix?
今や映画は自宅で観る時代。シアタールームがあっても、使われないのが現実です。場所もコストももったいない…。
噴水・水盤の維持コスト
景観は良いけれど、使えない季節もあるし、水の入れ替えや清掃が大変。メンテナンス費用もバカになりません。
過剰すぎるセキュリティ
「ピッ」「ピッ」「ピッ」…エレベーターに乗るまでに3段階認証みたいなセキュリティ、ありませんか?
利便性が落ちてトラブルの原因にもなりがちです。
住戸内の設計にも“もったいない”が潜んでる!
長い廊下、なんか損してる気分…
細長い間取りにありがちな「無駄に長い廊下」。これ、居住スペースが減るだけです。最近のマンションはできるだけ廊下を短く設計しています。
和室、使ってます?
和室も減ってきています。現代のライフスタイルではリビングや洋室の方が活用しやすく、実際に和室を洋室にリフォームする人も多いです。
ウォークインクローゼット=広いとは限らない!
狭い空間に無理やりウォークインをつくると、かえって使いづらい収納に。通常のクローゼットの方がよっぽど便利なこともあります。
実は「便利!」な有効設備とは?
24時間ゴミシューターは神!
ゴミの曜日を気にせず、いつでも捨てられる。特に高層階の住人には大好評。設置されていたらラッキーです!
生ゴミディスポーザーで清潔キープ
キッチンの生ゴミ問題を解決してくれるディスポーザー。少しメンテナンスは必要ですが、実用性は抜群です。
良い管理人さん、実は一番ありがたい
設備以上に大事なのが「人」です。丁寧な管理人さんがいるマンションは、全体の雰囲気が良く、トラブルも減ります。
無駄設備を生かす!リノベーションと転用のススメ
使ってない部屋を有効活用!
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シアタールーム→トランクルームやリサイクルステーション
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展望室→ワーキングスペースや収益施設に
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駐車場→カーシェアリングや電動バイク充電ステーションへ
戦友(共用)部分の見直しで快適さUP
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和室→洋室にリフォーム
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無理なウォークイン→普通の収納に
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廊下→短縮してリビング拡張へ
管理総会で「使える意見」を出そう!
実際に設備を変えるには、管理総会での議論がカギ。他のマンションの事例を紹介しながら提案すれば、賛同を得やすくなります。
結論:設備は「活かす」も「変える」も選べる
マンションの設備って、時代や住む人のライフスタイルによって“無駄”にも“宝”にもなります。
だからこそ、**「活かす」か「変える」**かを、住民全体でしっかり話し合い、マンション全体の価値を高めていく姿勢が大事なんですね。
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