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大器は早成し、小器は晩成する

50代で仲間と一緒に飲食業を起業、煩悩即菩提的なブログ

社会でもスポーツでも、ルールを守るのは当たり前のことで、実際には多くの約束事があります。

約束事というのは、相手の立場を尊重する、相手を侮辱しないなどです。


ことに日本のスポーツでは、ルールさえ守っていれば良いという風潮があります。


という私も、アメリカやヨーロッパからスポーツが日常的に中継される前は、日本ローカルに染まっていました。


最初のショックは、日本のプロ野球に派遣されてきた3Aの審判がシーズン早々に帰ってしまったことです。当時の日本では、ボール・ストライク、アウト・セーフの判定に色をなして抗議するのは当たり前、手を出すことも日常茶飯事でした。


次は、大リーグで大量得点差で勝っているチームの選手が盗塁をしても記録されなかったことです。勝負と関係ないプレーは、公式記録に残らないばかりか、非難されたり、報復されたりします。


極めつけは、ツールドフランスなどのロードレースです。

落車でエースが遅れたりした場合、集団は復帰するまでスピードアップするようなことはしません。

とにかく、ロードレースは暗黙の約束事だらけです。でも、これが理解できると、本当に気持ちの良い戦いをしていることが分かります。


そして、いわゆる武士道の精神を一番欠いているのが日本のスポーツだということが分かりました。

こないだTVで、地域通貨のことが紹介されていました。

これまでに500あまりの地域通貨が発行され、現在も2百数十が利用されているそうです。


通貨は、社会に商品の交換や流通が発生したことから、必要に迫られて発明されたものです。

ところが、地域通貨は、最初に通貨ありきで、通貨の発行によってある目的(エコ、相互扶助など)を達成しようとするものです。


ですから、地域通貨を発行するときには、同時に地域社会の人々の中に目的を共有し達成しようとするムーブメントを起こす必要があるわけです。


で、どちらが困難かといえば、当然ムーブメントを起こすことです。


相互扶助の場合、人を助けたい・支援したいという気持ちのない人が、地域通貨があるからやろうとはならないということです。


従って、多くの地域通貨は消え去ってしまうのです。



昨日、口蹄疫について書いたのは、TBSラジオの「荒川強啓のデイ・キャッチ」を聞いたからです。


番組で、専門家?(ジャーナリスト)が、対応が遅れたとか措置が誤ったような発言をし、それを肯定的に伝えてていたからです。

狂牛病・鳥インフルエンザの時のように死人が出ると思いました。


今日、番組を聞いていたら、東大教授が、今回の流行は現状のマニュアルでは対応できないものであり、今後の検証で新たな対応策が見つかるかもしれない、と行政当局への安易な非難を戒める至極もっともなコメントをしていました。


荒川氏も、今は責任がどうだということを言っている時ではない、やれることはすべてやって欲しいとおっしゃっていました。


ところが、時事川柳のコーナーでは、口蹄疫の対応を揶揄する川柳が挑戦者4首のうち2首を占め、そのうちの1首が全員一致(荒川氏、杉浦さんなど)で挑戦者に選ばれ、チャンピオンの1首(東国原知事の記者会見を皮肉るもの)を倒しました。

選者は、近藤勝重氏(毎日新聞夕刊編集長)です。


新たにチャンピオンになった方の川柳が「口蹄疫牛歩の措置(処置?)で拡大し」でした。

チャンピオンは、おそらく口蹄疫の専門家ではないでしょう。記事を読んでまた放送を聞いて、対応が拙劣だと思い、この川柳を作ったのでしょうか。

もしかしたら、一生懸命対応し、疲れきっている行政当局・担当者を誤って鞭打つことになるかもしれないのに。


この番組は、一体聴取者に何を伝えたいのか。ただただ、無責任なことを言い散らかしているとしか思えません。

口蹄疫が宮崎県に蔓延しています。

マスコミでは早速感染を食い止められなかった原因の追及が始まっています。


その報道を聞いた人々は、誰誰の責任と声高に叫んで、それをまたメディアが報道しています。

こうしていれば防げた、こうすれば良かったの非難の嵐です。


これとよく似ているのが、戦争での作戦の失敗の追及です。当事者の置かれた状況などお構いなしに、結果の責任を問うことが、旧軍隊ではよくありました。


ここ最近日本では、あまり良いことが起こっていません。これからも良いことは起こらないでしょう。それら全ての事象について、メディアや国民は誰かが悪い、誰かが失敗したと言い続けるのでしょうか。


そうじゃなくて、悪い事象を受け入れ、それをどの程度で納めるのか、その対応を評価することが大切だと思います。何を正解・何を及第点と考えるか、その基準をどこに置くべきかを考えるべきです。


口蹄疫についても同様です。

犯人探しは止めましょう。

長い間、筋力トレーニングをやっていました。

個人経営のジムで入会した時は当然知り合いはいなかったのですが、声を掛けられ2・3箇月ぐらいで一緒にトレーニングをしましょうということになりました。

6箇月もするとベンチプレスで100kg上がるようになりました。


トレーニングは、自分より力のある人とやると伸びるということです。


昔、20代のころ、まだジョギングが一般的でない頃、一人で毎日走っていました。結構追い込んでいました。

大会に出たとき(15kmから20kmぐらいの)、周りのペースにつられてオーバーペースになっていました。でも、完走できました。想定タイムより早かったです。


一人のジョギングは、追い込んでいるようでそうでないということです。


ところが、最近は知識先行で、やる前に本などをしっかり読む人が増えています。

特に、ハードワークを戒めたところが初心者にはうけるようです。

結果、ハードルが低くなります。いつまで経っても成果が出ません。


なんか、勉強や仕事とよく似ていますね。