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大器は早成し、小器は晩成する

50代で仲間と一緒に飲食業を起業、煩悩即菩提的なブログ

新聞に北方領土でロシアと中国の企業が水産事業で合弁するとの記事が載っていました。

日本政府はこれに対し打つ手がないとのことです。


ちょっと考えてみたいのが、北方領土が豊かな収益を生み出す土地であれば、ロシアは他国の企業の参加を待つまでもなく事業を行っていたということです。また、他国の資本が呼び水になるというなら、ウルップ島以北でやっているはずです。


今の時点で、北方領土が豊かな水産資源があるとしても、短期的に収益を上げようとすればすぐに資源は枯渇してしまうに違いありません。それは、北海道沿岸の漁業をみればわかります。

北方領土に水産資源が豊富なのは、長く日本の漁民が自由に操業できなかったからです。


日本が北方領土の返還を訴えているのは、経済的理由ではありません。

経済上の利益を求めるとすれば、いまどき北海道でさえ投資対象にならないのですから、ましてまったくインフラが整っていない北方領土が投資対象になるわけはありません。


こういうことを言っては反感を買うでしょうが、北方領土が帰ってくれば、多くの開発資金の投入が国に求められます。そして、その投資は何の効果も生みません。1000兆円に届こうとする財政赤字をさらに悪化させるだけとはいえませんか。


先祖の土地と言いますが、もとはアイヌ人が居住していた地域で、明治になって日本が切り取ったにすぎません。


今のロシアに北方領土に投資する金が無いように、日本にもそんな金はないのです。


今日の新聞では、サッカーのエリート教育をしているプログラムに参加している少年たちを、川渕チェアマンが貴乃花部屋に連れていって相撲のけいこに参加させたと伝えています。体幹運動がサッカーの競技力向上につながるそうな。


少年たちは締め込み姿でした。


サッカー協会のパフォーマンスか、川渕氏のパフォーマンスか知りませんが、そのために締め込み姿を写真に撮られた少年たちのことを考えると、暗澹たる気持ちになります。


もちろん、参加してもいいという少年たちの意志を確認したうえでしょうが、彼らのおかれている環境から断るのは非常に難しかったと思います。


それでも、サッカーの競技力向上のためのプログラムであるなら許せるかもしれませんが、一過性の話題作りに協力させられる少年たちには同情を禁じえません。


テレビやマスコミも何も考えず報道しています。まともな、記者や編集者はいないんですかね。

中学生のころ、近畿放送でやっていたゴールデンリクエストという番組を楽しみにしていました。桂米朝さんと小松左京さんが今でいうパーソナリティーで、聴取者が投稿したはがきを読むコーナーが人気でした。


その投稿の内容は、特に古典文学のパロディーが多く、いずれは僕もこんな作品を作れるようになりたいとの思いを強くしました。もっとも、古典や漢文は得意ではなく、また番組もそのうちなくなってしまったので投稿することはありませんでした。


このラジオ番組のことは、そんなに内容を覚えているわけでもないのですが、強く記憶に残っていて、自分の物事の考え方の基礎になったような気がします。米朝さんと左京さんが人生の師というわけです。


お二人が、投書やテーマについて、いろんな角度から議論を展開しているのを聞いて、結論(答え)が最初からあるのではないということを感じ取っていたのかもしれません。それに気づくのはだいぶ後で、当時は、お二人の膨大な知識の量に圧倒されていました。


わからないことが沢山あるにも拘らず、その番組を楽しく聴けたのは、お二人の会話が率直でごまかしのないものだったからかもしれません。




小学館から発売された「昭和の名人 完結編」の第1巻が桂枝雀で、しかも490円であれば買うに決まっています。


中学生のころ、カセットテープレコーダーを買ってもらって録音したのは、枝雀の落語でした。当時は小米でしたが、結構売れていて、ラジオやテレビで頻繁に聞くことができました。多分、10巻以上録音しましたが、それも経年変化で聞くことができなくなりました。


寝床、どうらんの幸助、宿替え、佐々木裁き、不動坊、鷺とり、雨乞い源兵衛、代書、蛇含草などです。


20歳で東京に出てきましたので、その後の枝雀での活躍を、大阪で身近に体験することはできませんでした。枝雀になって爆笑王になったといわれますが、小米でも十分に爆笑王であったと思います。


天才だとか言われますが、まさに努力の天才で、芸の出来について満足することを知らず、研鑽を続けた人でした。それが、命取りになったわけです。


大阪にいた頃の吾妻ひなこさんとのラジオ、もう一回聴きたいなあ。


宮川左近ショー、人生幸朗、Wヤング、花紀京、最近は、ただただ懐かしいですね。

八百長事件解決後の本場所再開を表明している相撲協会ですが、解決の選択肢はそんなにありません。


今回八百長を認めた3人と若干名を罰しただけでは不公平感がぬぐえません。現役時代に行った親方、証拠のない現役力士は責任を問われることがありません。


一番良いのは、過去の一切の八百長について責任を問わないことを条件に、八百長に関する調査を行うことです。自ら八百長を報告することなく、後になってその事実が明らかになった場合は、責任が問われます。


今後の八百長については規律委員会のようなものが厳格に対処します。

もっとも、今のように誰が責任者か分からないような協会の体制は改めます。