暗記不要の簿記独学講座【簿記革命】 -36ページ目

過去問を解いて得られるもの

簿記3級独学合格講座(24日目)

簿記3級を独学で学習されている方は学習のペースの参考にしてください(時間は目安です)。

1.簿記学習の前の指ならし(1分~5分)

まず、電卓練習用計算問題(電卓版ハノン)で指慣らしをしましょう。
指を動かすことで脳も活性化します。

2.前日の復習(10分~15分)

次に前日の復習をしましょう。
まずはいきなり問題を解きます。
問題が何の不安もなくきちんと解ければテキストを見る必要はありません。
もし不安があったり間違えてしまったりした場合は下の記事で確認しましょう。

3.1週間前の復習(10分~15分)

次に1週間前の復習をしましょう。
まずはいきなり問題を解きます。
問題が何の不安もなくきちんと解ければテキストを見る必要はありません。
もし不安があったり間違えてしまったりした場合は下の記事で確認しましょう。

4.簿記の学習(20分~25分)

今日ははここまで身につけましょう。
約束手形と為替手形の取引と仕訳について理解しておくことが重要です。

5.簿記の練習(15分~20分)

この範囲に該当する問題集を解きましょう。
問題を解きながら「この問題を解くのに必要な知識・理解は何か」という点を意識することが重要です。
もし問題が解けなければ、必要な知識や理解が不足しているということなので、もう一度上の記事をを読み直しましょう。

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費用の繰延べ(簿記2級)の取引と仕訳

簿記(TOP)>商業簿記2級>費用の繰延べ(簿記2級)の取引と仕訳


この記事には改訂版がございます。改訂版は費用の繰延べの仕訳(簿記2級)をご覧下さい。


費用の繰延べ(簿記2級)の取引と仕訳についてお伝えします。

保険料の繰延べ

「保険料は、毎年1月1日に1年分を支払っている。なお、保険料は毎年一定である(会計期間:平成×1年4月1日~平成×2年3月31日)。」場合の決算整理仕訳を考えてみましょう。
なお、決算整理前残高試算表は下のようになっています。
暗記不要の独学簿記講座-費用の繰延べ(決算整理前残高試算表)

以下、平成×2年3月31日の決算整理仕訳について考えるために、平成×1年1月1日から順を追って考えていきます。

平成×1年1月1日(前期の保険料の支払い)

毎年1年1月1日に1年分を支払っているので、平成×1年1月1日にも保険料を1年分支払っています。
なので、平成×1年1月1日には、

(借)支払保険料 12か月分/(貸)現金など 12ヶ月分

という仕訳を切っています(金額が現時点では不明なため、月数で表しています)。
この仕訳処理後の残高試算表は下のようになります。
暗記不要の独学簿記講座-費用の繰延べ(前期の保険料の支払い)

平成×1年3月31日(前期決算日)

前期の決算日である平成×1年3月31日に、費用の繰延べの仕訳である

(借)前払保険料 9か月分/(貸)支払保険料 9か月分

という仕訳を切っています。
この仕訳は前期の費用にならない平成×1年4月1日から平成×1年12月31日までの分の支払保険料9ヶ月分を次期(平成×1年4/1~平成×2年3月31日)に繰延べています。
この仕訳処理後の残高試算表は下のようになります。
暗記不要の独学簿記講座-費用の繰延べ(前期決算日)

平成×1年4月1日(当期期首)

決算日の次の日である平成×1年4月1日に再振替仕訳である

(借)支払保険料 9か月分/(貸)前払保険料 9か月分

という仕訳を切っています。
この仕訳は、前期に次期(平成×1年4/1~平成×2年3月31日)の分として繰延べた保険料が、期が変わって次期が当期となることで、当期分の費用となります。
そのため、費用に戻す仕訳となります。
この仕訳処理後の残高試算表は下のようになります。

暗記不要の独学簿記講座-費用の繰延べ(再振替仕訳後)

ちなみに、前期に資産に振替えた前払保険料は資産として前期から繰越されてきますが、前期に費用として計上した支払保険料は決算振替仕訳で損益勘定に集計され、当期には繰越されません
資産・負債・資本は前期から繰越されますが、収益・費用は繰越されないのです
この点は非常に重要なので、ぜひとも今理解しておいてください。

平成×2年1月1日(当期の保険料の支払い)

毎年1年1月1日に1年分を支払っているので、平成×2年1月1日にも保険料を1年分支払っています。
なので、平成×2年1月1日には、

(借)支払保険料 12か月分/(貸)現金など 12ヶ月分

という仕訳を切っています。
この仕訳処理後の残高試算表は下のようになります。
暗記不要の独学簿記講座-費用の繰延べ(当期の保険料の支払い)

平成×2年3月31日(当期決算日)

いよいよ当期の決算日です。
この時点で、支払保険料の残高は21か月分になっています(平成×2年1月1日から変わりません)。
保険料は毎年一定のため、この21ヶ月分が420,000円ということになります。
よって、1か月分は、(420,000円÷21か月分=)20,000円となります。

この21か月分のうち9か月分が次期(平成×2年4月1日から平成×2年12月31日まで)の分なので、これを資産として次期に繰越します。
9か月分は(20,000円×9ヶ月)=180,000円なので、この180,000円を次期に繰越すことになります。

よって、

(借)前払保険料 180,000/(貸)支払保険料 180,000

となります。
また、この仕訳により決算整理後残高試算表は、

暗記不要の独学簿記講座-費用の繰延べ(決算整理後残高試算表)

となります。
支払保険料が当期分(12か月分)、前払保険料が次期分(9か月分)になっていることを確認しておいてください。

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簿記3級独学合格講座(23日目)

簿記3級を独学で学習されている方は学習のペースの参考にしてください(時間は目安です)。

1.簿記学習の前の指ならし(1分~5分)

まず、電卓練習用計算問題(電卓版ハノン)で指慣らしをしましょう。
指を動かすことで脳も活性化します。

2.前日の復習(10分~15分)

次に前日の復習をしましょう。
まずはいきなり問題を解きます。
問題が何の不安もなくきちんと解ければテキストを見る必要はありません。
もし不安があったり間違えてしまったりした場合は下の記事で確認しましょう。

3.1週間前の復習(10分~15分)

次に1週間前の復習をしましょう。
まずはいきなり問題を解きます。
問題が何の不安もなくきちんと解ければテキストを見る必要はありません。
もし不安があったり間違えてしまったりした場合は下の記事で確認しましょう。

4.簿記の学習(5分~10分)

今日ははここまで身につけましょう。
買掛金元帳の記入方法について理解しておくことが重要です。

5.簿記の練習(15分~20分)

この範囲に該当する問題集を解きましょう。
問題を解きながら「この問題を解くのに必要な知識・理解は何か」という点を意識することが重要です。
もし問題が解けなければ、必要な知識や理解が不足しているということなので、もう一度上の記事をを読み直しましょう。

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費用の繰延べ(簿記2級)

簿記(TOP)>商業簿記2級>費用の繰延べ(簿記2級)


この記事には改訂版がございます。改訂版は費用の繰延べの仕訳(簿記2級)をご覧下さい。


費用の繰延べ(簿記2級)についてお伝えします。

費用の繰延べ

費用の繰延べは簿記3級で学習しています(詳細は費用の繰延べをご覧下さい)。

簿記3級では決算整理仕訳として

(借)前払保険料 ×××/(貸)支払保険料 ×××

という仕訳を学習しました。
簿記2級ではこれに加えて再振替仕訳という仕訳を学習します。

再振替仕訳

再振替仕訳とは、費用の繰延べなどの決算整理仕訳をした決算日の翌日(3月末決算であれば4月1日)に切る決算整理仕訳の逆仕訳のことです。

3月末決算の場合、

(借)前払保険料 ×××/(貸)支払保険料 ×××

という仕訳を3月31日に切っています。
これの逆仕訳である

(借)支払保険料 ×××/(貸)前払保険料 ×××

という仕訳(金額は同じです)を4月1日に切るのです。

では、なぜこの仕訳を切るのでしょうか。

再振替仕訳を切る理由

3月末決算の場合、3月31日に決算整理仕訳として

(借)前払保険料 ×××/(貸)支払保険料 ×××

という仕訳を切っています。
この仕訳は、当期に支払った支払保険料のうち翌期の分にあたるものを費用から引き(貸方に記入)、前払保険料という資産の勘定に振替えるという仕訳です。

この前払保険料という資産は、あくまで翌期の分だからと考えて資産としています。
期が変わって当期になったので、この資産は資産ではなく費用に戻ります。
よってこの前払保険料という資産の勘定を再び費用に戻さなければなりません。

そこで、前払保険料を資産から引き(貸方に記入)、支払保険料という費用の勘定に戻すのです。
この仕訳は、

(借)支払保険料 ×××/(貸)前払保険料 ×××

となります。
再び振替える仕訳なので再振替仕訳と言われます。

この仕訳は通常は期首に行います。

費用の繰延べの再振替仕訳を含む流れ

費用の繰延べの再振替仕訳を含む流れは下の図のようになります。
暗記不要の独学簿記講座-費用の繰延べ(簿記2級)

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簿記3級独学合格講座(22日目)

簿記3級を独学で学習されている方は学習のペースの参考にしてください(時間は目安です)。

1.簿記学習の前の指ならし(1分~5分)

まず、電卓練習用計算問題(電卓版ハノン)で指慣らしをしましょう。
指を動かすことで脳も活性化します。

2.簿記の学習(5分~10分)

今日ははここまで身につけましょう。
売掛金元帳の記入方法について理解しておくことが重要です。

3.簿記の練習(15分~20分)

この範囲に該当する問題集を解きましょう。
問題を解きながら「この問題を解くのに必要な知識・理解は何か」という点を意識することが重要です。
もし問題が解けなければ、必要な知識や理解が不足しているということなので、もう一度上の記事をを読み直しましょう。

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決算整理事項概論(簿記2級)

簿記(TOP)>商業簿記2級>決算整理事項概論(簿記2級)


この記事には改訂版がございます。改訂版は決算整理事項(簿記2級)をご覧下さい。


決算整理事項についてお伝えします。

学習済みの決算整理事項(簿記2級)

簿記2級の範囲の決算整理事項で学習済みの分について一言コメントを添えてお伝えしておきます。

銀行勘定調整表の整理

銀行勘定調整表の未記帳やご記入を問題文の指示にしたがって修正します。
受取手形や売掛金勘定の金額が変わるときには貸倒引当金の金額も変わるため注意が必要です。

該当する記事

有価証券の評価

売買目的で保有している有価証券は時価で評価します。
評価損と評価益は相殺します。

また、満期保有目的債権は償却原価法を使って評価します。

該当する記事

売上原価の算定

(借)仕入   ×××/(貸)繰越商品 ×××
(借)繰越商品 ×××/(貸)仕入   ×××

という仕訳は簿記3級で学習済みです。
簿記2級では、棚卸減耗費と商品評価損が出てきます。

損益計算書上の期末商品棚卸高は期末の簿価を表します
また、貸借対照表上の繰越商品は棚卸減耗費・商品評価損を引いたあとの金額となります。

ちなみに、決算整理前残高試算表の繰越商品の金額は期首の金額を、仕入の金額は当期商品仕入高を表します。

該当する記事

減価償却費の計上

償却方法(定額法、定率法、生産高比例法)、耐用年数、償却率、取得原価、減価償却累計額などから減価償却費を計算します。
期中に取得したり売却した場合は月数で計算します。

該当する記事

繰延資産の償却

創立費と開業費は5年、株式交付費と社債発行費は3年で償却します。
前期以前から存在している繰延資産は、残りの償却年数をチェックします。

該当する記事

社債の評価

償却原価法、社債利息を計算します。
償却原価法は償却期間で月割で計算します。

社債利息は利払日と決算日が同じどうかをチェックし、違っていれば未払社債利息を計算します
社債利息の当期分が計上されていない場合は未払利息ではなく未払金となります。

また、社債発行費と一緒に出題されることが多いです。

該当する記事

無形固定資産の償却

のれんは20年で償却します。
前期以前から存在している無形固定資産は、残りの償却年数をチェックします。

該当する記事

引当金の計上

貸倒引当金については簿記3級の範囲です。
簿記2級では退職給付引当金や役員賞与引当金などを学習しました。

該当する記事

これから学習する決算整理事項(簿記2級)

簿記2級の範囲の決算整理事項でこれから学習する分について箇条書きにしておきます。

これらについては次回からご説明していきます。

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決算手続の流れ(簿記2級)

簿記(TOP)>商業簿記2級>決算手続の流れ(簿記2級)


この記事には改訂版がございます。改訂版は決算手続(簿記2級)をご覧下さい。


決算手続の流れ(簿記2級)についてお伝えします。

決算手続の流れ(簿記2級)

決算手続の流れをおおまかに示すと、

  1. 決算整理前残高試算表の作成
  2. 決算整理仕訳
  3. 決算整理後残高試算表の作成
  4. 決算振替仕訳
  5. 損益計算書および貸借対照表の作成

となります。
手続きの流れは簿記3級で学習した決算手続の概要と同じです。
ちなみに、決算手続の概要では「決算整理前残高試算表」と「決算整理後残高試算表」が登場していませんが、これは、

  • 簿記3級の段階ではこれから決算整理そのものを学習していくため、まだなじみがない「決算整理前残高試算表」と「決算整理後残高試算表」は省略した
  • 「決算整理前残高試算表」と「決算整理後残高試算表」は決算手続に絶対に必要なものではないため、決算手続に絶対に必要な帳簿書類にしぼっている

という理由によります。

ここでは、「決算整理前残高試算表」から「決算整理後残高試算表」を作成させる問題の出題率が高いので、登場させています。

1.決算整理前残高試算表の作成

各勘定残高を集計して、期中の仕訳に誤りがないかチェックするために決算整理前残高試算表を作成します。

ちなみに、決算整理前であるため、

  • 繰越商品…期首商品棚卸高
  • 仕入…当期商品仕入高

となっています。

2.決算整理仕訳

1年間の費用・収益などをきちんと計算するために費用・収益の見越しや繰延べや減価償却などの計算をします。
これを決算整理仕訳といいます。

ちなみに、この決算整理により、

  • 繰越商品…期末商品棚卸高
  • 仕入…売上原価

となります。

3.決算整理後残高試算表の作成

決算整理後の各勘定残高を集計して、決算整理仕訳に誤りがないかをチェックするために決算整理後残高試算表を作成します。

4.決算振替仕訳

損益計算書を作成するために、費用と収益を損益勘定に振り替えて利益(損失)を計算します。
利益(損失)は、株主総会でどのように処分するかを決めるまで繰越利益剰余金勘定で記録しておきます

また、資産・負債・資本の各勘定を締切り、繰越資産表を作成します(本当は他にも方法はありますが、これについては後日お伝えします)。

この一連の手続きを決算振替といいます。

5.損益計算書と貸借対照表の作成

損益計算書貸借対照表は、その会社の財政状態および経営成績を明らかにするために、一定のルールによりまとめた報告書(財務諸表)です(2つの形式がありますが、これについては後述します)。

簿記一巡の手続を図で示すと下のようになります。

暗記不要の独学簿記講座-簿記一巡の手続

考え方の流れは簿記3級と同じです。

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簿記3級独学合格講座(20日目)

簿記3級を独学で学習されている方は学習のペースの参考にしてください(時間は目安です)。

1.簿記学習の前の指ならし(1分~5分)

まず、電卓練習用計算問題(電卓版ハノン)で指慣らしをしましょう。
指を動かすことで脳も活性化します。

2.前日の復習(10分~15分)

次に前日の復習をしましょう。
まずはいきなり問題を解きます。
問題が何の不安もなくきちんと解ければテキストを見る必要はありません。
もし不安があったり間違えてしまったりした場合は下の記事で確認しましょう。

3.1週間前の復習(10分~15分)

次に1週間前の復習をしましょう。
まずはいきなり問題を解きます。
問題が何の不安もなくきちんと解ければテキストを見る必要はありません。
もし不安があったり間違えてしまったりした場合は下の記事で確認しましょう。

今日は土曜日なので、次に進むことはしません。
ここまでにしておきましょう。

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決算手続概論(簿記2級)

簿記(TOP)>商業簿記2級>決算手続概論(簿記2級)


この記事には改訂版がございます。改訂版は決算手続(簿記2級)をご覧下さい。


決算手続(簿記2級)についてお伝えします。

決算手続(簿記2級)

会社の活動で生じた取引は、期中においては仕訳帳に仕訳され、総勘定元帳の各勘定に転記されます。
これにより、決算整理前残高試算表資産負債資本収益費用が求められます。

会社は1年を会計期間として、その1年の間にどれだけの収益と費用が生じたのか、どれだけ会社の財産が増減したのかを総勘定元帳などの記録を元に把握します。

このとき、総勘定元帳などの記録からその会計期間の費用・収益などを計算するために、費用・収益の見越し・繰延べや減価償却費などを計算し、各勘定の締切処理などを行います。

そして、損益計算書貸借対照表を作成して株主(投資家)に報告します。
この一連の手続きを決算手続といいます。

簿記3級の内容とほとんど同じですが、決算手続から遠ざかっていた方はしっかりと確認して思い出しておくことをおすすめします。

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