本支店間の取引と仕訳(1)
この記事には改訂版がございます。改訂版は本支店間の取引と仕訳をご覧下さい。
今回からしばらく本支店会計における本支店間の取引と仕訳についてお伝えしていきます。
本店から支店へ現金送付
「本店は支店に現金200,000円を送金し、支店はこれを受け取った」場合の仕訳を考えてみましょう。
本店の仕訳
本店は支店に現金を200,000円送金することで現金が200,000円分減少しています。
よって、『(貸)現金200,000』となります。
問題は借方です。
この現金は支店に送金しています。
これは支店に出資していると考えることもできます。
よって支店勘定を使います。
『(借)支店200,000』となります。
まとめると、
(借)支店 200,000/(貸)現金 200,000
となります。
支店の仕訳
支店は本店から現金を200,000円受け取っています。
よって『(借)現金200,000』となります。
問題は貸方です。
この現金は本店から受け取っています。
これは本店から出資されていると考えることもできます。
よって本店勘定を使います。
『(貸)本店200,000』となります。
まとめると、
(借)現金 200,000/(貸)本店 200,000
となります。
本支店それぞれの仕訳は下のようになります。
本店:(借)支店 200,000/(貸)現金 200,000
支店:(借)現金 200,000/(貸)本店 200,000
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簿記3級を独学で学習されている方は学習のペースの参考にしてください(時間は目安です)。
1.簿記学習の前の指ならし(1分~5分)
まず、電卓練習用計算問題(電卓版ハノン)で指慣らしをしましょう。
指を動かすことで脳も活性化します。
2.前日の復習(10分~15分)
次に前日の復習をしましょう。
まずはいきなり問題を解きます。
問題が何の不安もなくきちんと解ければテキストを見る必要はありません。
もし不安があったり間違えてしまったりした場合は下の記事で確認しましょう。
3.1週間前の復習(10分~15分)
次に1週間前の復習をしましょう。
まずはいきなり問題を解きます。
問題が何の不安もなくきちんと解ければテキストを見る必要はありません。
もし不安があったり間違えてしまったりした場合は下の記事で確認しましょう。
4.簿記の練習(15分~20分)
今日は特に新しい内容に入るのではなく、精算表の総合問題を解くことに集中しましょう。
このタイミングで精算表の総合問題を解いておくとこれまでの内容のいい復習になります。
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本支店会計で出てくる本店勘定と支店勘定についてお伝えします。
本店勘定と支店勘定
企業が大きくなって支店が作られるようになってくると、本店だけで帳簿を作成していては支店ごとの利益が把握できなくなってしまいます。
そこで支店でも独立して帳簿を作成するようになります(支店独立会計制度といいます)。
支店独立会計制度では本店と支店では独自に記帳を行うことになりますが、本支店間での取引(内部取引)があった場合には、特別な勘定科目が必要になります。
それが支店勘定と本店勘定です。
本店の帳簿には支店勘定を、支店の帳簿には本店勘定を設定します。
支店勘定
支店勘定は「本店が支店に出資している金額」を表す勘定です。
出資しているということはこの金額を回収することもできると考えることもできます。
よって、この支店勘定は資産ということになります(負債になることは通常ありません)。
本店勘定
本店勘定は「支店が本店から出資されている金額」を表す勘定です。
出資されているということはこの金額を本店に返す義務があると考えることもできます。
よって、この本店勘定は負債ということになります(資産になることは通常ありません)。
支店勘定と本店勘定の性質
本店と支店がそれぞれ正しく帳簿を記帳しているかぎり、必ず本店勘定の残高と支店勘定の残高は等しくなります(貸借は逆になります)。
「本店が支店に出資している金額(支店勘定)」と「支店が本店から出資されている金額(本店勘定)」は同じことを言っているので当然といえば当然です。
この性質を利用して、本店勘定を支店勘定の残高を比較することでお互いの帳簿が正しく記帳されているかを確認することができます。
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簿記3級を独学で学習されている方は学習のペースの参考にしてください(時間は目安です)。
1.簿記学習の前の指ならし(1分~5分)
まず、電卓練習用計算問題(電卓版ハノン)で指慣らしをしましょう。
指を動かすことで脳も活性化します。
2.前日の復習(10分~15分)
次に前日の復習をしましょう。
まずはいきなり問題を解きます。
問題が何の不安もなくきちんと解ければテキストを見る必要はありません。
もし不安があったり間違えてしまったりした場合は下の記事で確認しましょう。
- 固定資産の売却(直接法)
- 固定資産の売却(直接法)の取引と仕訳
- 固定資産の売却(間接法)
- 固定資産の売却(間接法)の取引と仕訳
- 資本金
- 引出金
- 資本金(引出金)の取引と仕訳
- 租税公課
- 租税公課の取引と仕訳
- 当期純利益(損失)
- 当期純利益(損失)の資本金勘定への振替
3.1週間前の復習(10分~15分)
次に1週間前の復習をしましょう。
まずはいきなり問題を解きます。
問題が何の不安もなくきちんと解ければテキストを見る必要はありません。
もし不安があったり間違えてしまったりした場合は下の記事で確認しましょう。
4.簿記の学習(5分~10分)
今日ははここまで身につけましょう。
決算手続と精算表について理解しておくことが重要です。
5.簿記の練習(15分~20分)
この範囲に該当する問題集を解きましょう。
問題を解きながら「この問題を解くのに必要な知識・理解は何か」という点を意識することが重要です。
もし問題が解けなければ、必要な知識や理解が不足しているということなので、もう一度上の記事を読み直しましょう。
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簿記3級を独学で学習されている方は学習のペースの参考にしてください(時間は目安です)。
1.簿記学習の前の指ならし(1分~5分)
まず、電卓練習用計算問題(電卓版ハノン)で指慣らしをしましょう。
指を動かすことで脳も活性化します。
2.前日の復習(10分~15分)
次に前日の復習をしましょう。
まずはいきなり問題を解きます。
問題が何の不安もなくきちんと解ければテキストを見る必要はありません。
もし不安があったり間違えてしまったりした場合は下の記事で確認しましょう。
3.1週間前の復習(10分~15分)
次に1週間前の復習をしましょう。
まずはいきなり問題を解きます。
問題が何の不安もなくきちんと解ければテキストを見る必要はありません。
もし不安があったり間違えてしまったりした場合は下の記事で確認しましょう。
4.簿記の学習(30分~35分)
- 固定資産の売却(直接法)
- 固定資産の売却(直接法)の取引と仕訳
- 固定資産の売却(間接法)
- 固定資産の売却(間接法)の取引と仕訳
- 資本金
- 引出金
- 資本金(引出金)の取引と仕訳
- 租税公課
- 租税公課の取引と仕訳
- 当期純利益(損失)
- 当期純利益(損失)の資本金勘定への振替
今日ははここまで身につけましょう。
固定資産の売却・資本金・引出金・租税公課・当期純利益(損失)の取引と仕訳について理解しておくことが重要です。
5.簿記の練習(15分~20分)
この範囲に該当する問題集を解きましょう。
問題を解きながら「この問題を解くのに必要な知識・理解は何か」という点を意識することが重要です。
もし問題が解けなければ、必要な知識や理解が不足しているということなので、もう一度上の記事をを読み直しましょう。
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簿記革命メルマガ「簿記革命通信~簿記1級にラクラク合格する方法~」に興味がある方はリンクをクリックしてください。本支店会計
この記事には改訂版がございます。改訂版は本支店会計(概論)をご覧下さい。
本支店会計についてお伝えします。
本支店会計
企業が1ヶ所(本店)しかなく、本店で全ての取引が行われている場合、全ての仕訳と転記を本店で行うことになります。
下図のような感じになります。
しかし、企業が大きくなってきて支店を出した場合どうなるでしょうか。
下図のような感じになってきます。
本店だけで全ての取引が行われているというわけではなくなってきます。
このような場合、本店は本店で帳簿を作り、支店は支店で帳簿を作ることになります(支店が独自に帳簿を作成することを支店会計の独立といいます)。
このような会計手法を本支店会計といいます。
本支店会計で重要なのは本支店間の取引
「支店ありの場合」の図で示されている取引は全て外部との取引になります。
取引がこのような外部との取引の場合は、本店の取引は本店が本店の帳簿に、支店の取引は支店が支店の帳簿に記帳すればそれで大丈夫です。
今まで学習してきた仕訳と何も変わりません。
帳簿が2冊になるだけと言えます。
本支店会計で重要なのは本支店間の取引です。
上図に書かれている「内部取引」が本支店間の取引です。
このような仕訳の例は今まで出てきたことはありません。
内部取引を学習することが本支店会計の中心になります。
本支店会計は絶対必要?
そもそも内部取引の仕訳は必要なのでしょうか。
内部取引は本当に取引なのでしょうか。
この点について考えてみます。
例えば「本店が支店に商品を送った」場合を考えてみましょう。
もし支店にではなく外部の企業に対して同じことを行ったのであれば、商品の売却と考えることもできます。
しかし、本店も支店も同じ企業です。
本店が支店に商品を送っても、ただ商品を移動しただけです。
右の本棚にある物を左の本棚に動かしたのと同じになります。
これは取引とはいえません。
内部取引は本当の意味での取引にはならないのです。
そういう意味では本支店会計は絶対に必要な会計処理ではないといえます。
ちなみに、本格的な本支店会計を取り入れない場合、支店は帳簿を持たずに支店で発生した取引は伝票で本店に報告するという方法もあります。
これを本店集中会計制度といいます(検定試験ではまず出題されません)。
本支店会計を行う理由
ではなぜ本支店会計を行うのでしょうか。
それは「各支店がどれだけ営業活動で役に立っているのかを把握するため」です。
本店は通常は1つですが、支店は企業によっては数百数千と作る場合があります。
本支店会計を行っていなければ、どの支店が利益が上がりどの支店が利益が上がっていないのかを把握することができません。
支店ごとの利益を把握しなければ、出店や撤退などの重要な判断ができなくなってしまいます。
これではまずいので本支店会計を行います。
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簿記革命メルマガ「簿記革命通信~簿記1級にラクラク合格する方法~」に興味がある方はリンクをクリックしてください。簿記3級独学合格講座(37日目)
簿記3級を独学で学習されている方は学習のペースの参考にしてください(時間は目安です)。
1.簿記学習の前の指ならし(1分~5分)
まず、電卓練習用計算問題(電卓版ハノン)で指慣らしをしましょう。
指を動かすことで脳も活性化します。
2.前日の復習(10分~15分)
次に前日の復習をしましょう。
まずはいきなり問題を解きます。
問題が何の不安もなくきちんと解ければテキストを見る必要はありません。
もし不安があったり間違えてしまったりした場合は下の記事で確認しましょう。
3.1週間前の復習(10分~15分)
次に1週間前の復習をしましょう。
まずはいきなり問題を解きます。
問題が何の不安もなくきちんと解ければテキストを見る必要はありません。
もし不安があったり間違えてしまったりした場合は下の記事で確認しましょう。
4.簿記の学習(20分~25分)
今日ははここまで身につけましょう。
固定資産と減価償却の取引と仕訳について理解しておくことが重要です。
5.簿記の練習(15分~20分)
この範囲に該当する問題集を解きましょう。
問題を解きながら「この問題を解くのに必要な知識・理解は何か」という点を意識することが重要です。
もし問題が解けなければ、必要な知識や理解が不足しているということなので、もう一度上の記事をを読み直しましょう。
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簿記革命メルマガ「簿記革命通信~簿記1級にラクラク合格する方法~」に興味がある方はリンクをクリックしてください。貸借対照表(勘定式)
この記事には改訂版がございます。改訂版は貸借対照表(勘定式)をご覧下さい。
貸借対照表(勘定式)についてお伝えします。
簿記3級で学習した貸借対照表
簿記3級で学習した貸借対照表は下のようなものでした。
このような貸借対照表の書式を勘定式といいます。
貸借対照表(勘定式)
損益計算書は報告式なのに貸借対照表はなぜ勘定式なんだとお思いの方も多いかと思います。
検定試験では貸借対照表はほとんどの場合勘定式が出題されます。
貸借対照表の場合、勘定式と報告式の違いはそれほどありません。
借方と貸方を左右に並べて表示するのが勘定式、借方と貸方を上下に並べて表示するのは報告式です。
具体的には上のようになります(金額は例です)。
書式自体は簿記3級で学習したものと変わらないのですが、上のように簿記2級では損益計算書(報告式)のように表示区分があります。
今回はこの表示区分についてお伝えします。
Ⅰ流動資産
この区分には、
- 通常の営業活動で使われる資産の勘定科目
- 1以外のものについては、次期に現金や費用になる予定のもの
を表示します。
1に入るものとして『現金預金』『売掛金』『受取手形』『商品』などが、2に入るものとして『有価証券』『貸付金(返済日が次期)』『前払費用(次期に費用になるもの)』『未収収益』などがあります。
ここに挙げたのはあくまでも一例です。
徐々に覚えていくようにしましょう。
Ⅱ固定資産
この区分には、次期よりも先にしか現金や費用にならないものが入ります。
もちろん現金にする予定の無い建物なども入ります。
この区分には「有形固定資産」「無形固定資産」「投資その他の資産」というさらに細かい区分があります。
1.有形固定資産
この区分には形のある固定資産が入ります。
『建物』『備品』『車両運搬具』『土地』『建設仮勘定』などあります。
ここに挙げたのはあくまでも一例です。
徐々に覚えていくようにしましょう。
2.無形固定資産
この区分には形のない固定資産が入ります。
『特許権』『実用新案権』『意匠権』『商標権』『著作権』『借地権』『のれん』などがあります。
ここに挙げたのはあくまでも一例です。
徐々に覚えていくようにしましょう。
3.投資その他の資産
この区分には1年以上の長期にわたって行っている投資などがあてはまります。
『貸付金(返済日が次期より先)』などがあります。
ここに挙げたのはあくまでも一例です。
徐々に覚えていくようにしましょう。
Ⅲ繰延資産
この区分には繰延資産が入ります。
『創立費』『開業費』『株式交付費』『社債発行費』などがあります。
ここに挙げたのはあくまでも一例です。
徐々に覚えていくようにしましょう。
Ⅰ流動負債
この区分には、
- 通常の営業活動で使われる負債の勘定科目
- 1以外のものについては、次期に1年以内に期限が到来する債務など
を表示します。
1に入るものとして『買掛金』『支払手形』『未払法人税等』などが、2に入るものとして『有価証券』『借入金(返済日が次期)』『前受収益(次期に収益になるもの)』『未払費用(次期に支払う)などがあります。
ここに挙げたのはあくまでも一例です。
徐々に覚えていくようにしましょう。
Ⅱ固定負債
この区分には、次期よりも先にしか期限が到来しない負債が入ります。
『社債(満期日が次期よりも先)』『借入金(返済日が次期よりも先)』『退職給付引当金』などがあります。
ここに挙げたのはあくまでも一例です。
徐々に覚えていくようにしましょう。
Ⅰ資本金
この区分には資本金が入ります。
Ⅱ資本剰余金
この区分には「資本準備金」と「その他資本剰余金」というさらに細かい区分があります。
それぞれ「資本準備金」「その他資本剰余金」が入ります。
Ⅲ利益剰余金
この区分には「利益準備金」と「その他利益剰余金」というさらに細かい区分があります。
それぞれ「利益準備金」「その他利益剰余金」が入ります。
このように資産・負債・資本はその勘定の性質に応じてそれぞれの部のどこかに表示されます。
勘定の性質を確認しながら覚えていくと理解が深まると思います。
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簿記3級を独学で学習されている方は学習のペースの参考にしてください(時間は目安です)。
1.簿記学習の前の指ならし(1分~5分)
まず、電卓練習用計算問題(電卓版ハノン)で指慣らしをしましょう。
指を動かすことで脳も活性化します。
2.簿記の学習(20分~25分)
今日ははここまで身につけましょう。
有価証券と受取配当金・社債利息の受け取りの取引と仕訳ついて理解しておくことが重要です。
3.簿記の練習(15分~20分)
この範囲に該当する問題集を解きましょう。
問題を解きながら「この問題を解くのに必要な知識・理解は何か」という点を意識することが重要です。
もし問題が解けなければ、必要な知識や理解が不足しているということなので、もう一度上の記事をを読み直しましょう。