固定資産の購入 | 暗記不要の簿記独学講座【簿記革命】

固定資産の購入

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この記事には改訂版がございます。改訂版は固定資産の購入時の取引と仕訳をご覧下さい。


固定資産の購入についてお伝えします。

固定資産とは…

企業が営業のために1年を超えて使う建物や備品、車両運搬具、土地などを固定資産といいます。
1年を超えてというところがポイントです。
1年以内に使い切ってしまうものは消耗品となります。

ちなみに、備品と消耗品は金額で分けることが多いですが、税法の問題になってくるので簿記においては気にする必要はありません。
簿記検定では、問題文に備品とあれば備品で処理し、消耗品とあれば消耗品で処理すれば全く問題ありません。

固定資産の取得原価

固定資産を取得した場合、取得原価は購入代金に付随費用を足した金額になります。

取得原価=購入代金+付随費用ということです。

有価証券仕入諸掛の場合と考え方は同じです。

固定資産の付随費用とは、その固定資産を取得してから使えるようにするまでにかかった費用と考えてもらって構いません。

以下、具体的に固定資産を見ていきましょう。

建物

営業用の店舗や事務所、倉庫などが当てはまります。
付随費用としては、不動産取得税や仲介手数料などがあります。

備品

営業用の机、イス、パソコンなどが当てはまります。
付随費用としては、送料や据付費などがあります。

車両運搬具

営業車やトラックなどが当てはまります。
付随費用としては自動車取得税などがあります。

土地

駐車場などが当てはまります。
もちろん建物を土地つきで持っている場合も当てはまります。
付随費用としては不動産取得税や仲介手数料などがあります。

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