青の誇り~プラチナ世代の軌跡~ -19ページ目

U-17日本代表2009候補@5/11-15

JFAは1日、5月11日(月)~15日(金)の日程で行われるU-17代表候補メンバーを発表した。なお、チームは6月にブルキナファソ遠征を予定している。


ブルキナファソは、かつてトルシエ率いるU-20代表がワールドユースの前に遠征した国。ナイジェリアと同じ風土を持つ国で、本番に向けた絶好のシュミレーションになるはず。黄金世代がスペインと決勝を戦ったワールドユースからちょうど10年。決戦の地は同じナイジェリアと、何かめぐり合わせみたいなのも感じる。ちなみに今朝、CL準決勝で見たバルセロナのシャビは、あの時の決勝戦に出場していた選手。


▼GK
嘉味田 隼 1992.01.17 183㎝ 80kg  ヴィッセル神戸ユース
松澤 香輝 1992.04.03 182㎝ 75kg  流通経済大学付属柏高校
渡辺 泰広 1992.10.04 180㎝ 70kg  アルビレックス新潟ユース


▼DF
藤原 賢土 1992.01.29 181㎝ 67kg  藤枝明誠高校
内田 達也 1992.02.08 177㎝ 70kg  ガンバ大阪ユース
望月 理人 1992.02.19 177㎝ 68kg  鹿島アントラーズユース
岸   光 1992.06.23 181㎝ 65kg  名古屋グランパスU-18
廣木 雄磨 1992.07.23 167㎝ 63kg  FC東京U-18
夛田 凌輔 1992.08.07 168㎝ 62kg  セレッソ大阪U-18
秋山 貴嗣 1992.10.07 178㎝ 67kg  ヴィッセル神戸ユース


▼MF
神田 圭介 1992.01.29 163㎝ 57kg  鹿島アントラーズユース
宮崎 泰右 1992.05.05 167㎝ 62kg  大宮アルディージャユース
鮫島 晃太 1992.06.24 178㎝ 68kg  鹿児島城西高校
小川 慶治朗 1992.07.14 168㎝ 62kg  ヴィッセル神戸ユース
小島 秀仁 1992.07.30 178㎝ 65kg  前橋育英高校
高木 善朗 1992.12.09 167㎝ 63kg  東京ヴェルディユース
堀米 勇輝 1992.12.13 168㎝ 62kg  ヴァンフォーレ甲府ユース
高野 光司 1992.12.23 173㎝ 60kg  東京ヴェルディユース


▼FW
宇佐美 貴史 1992.05.06 178㎝ 68kg  ガンバ大阪
宮吉 拓実 1992.08.07 170㎝ 63kg  京都サンガF.C.
杉本 健勇 1992.11.18 187㎝ 76kg  セレッソ大阪U-18
宮市 亮 1992.12.14 180㎝ 66kg  中京大学附属中京高校
小野 裕二 1992.12.22 169㎝ 58kg  横浜F・マリノスユース

C大阪ユース、プラチナ組について

3日に観戦したプリンスリーグ、C大阪U-18 vs G大阪ユースから、

プラチナ世代の選手たちのレポート、今回はC大阪U-18です。


▼夛田凌輔レポート

昨年12月のU-16代表候補合宿で初めて召集され、その後コパ・チーバス参戦を含め代表に定着しつつあるSB。彼を初めて見たのは昨年4月のプリンスリーグ だった。両SBが出来るユーテリティプレーヤーでスピードと球際の強さを兼備しているスプリンター系。G大阪ユース戦は、CBの扇原貴宏が出場停止だったこともあり、前半はCBで出場。168cmと小柄な為このポジションで定着することはないだろうが、コーチングと読みの良いカバーリングでG大阪ユースのチャンスの芽を摘み取った。後半は右SBで安定感のある攻守で勝利に貢献。周りに支持を出す姿が目に付き、リーダーシップの取れる選手。


▼杉本建勇レポート

U-14選抜から一貫して代表に選ばれている。宇佐美と並ぶプラチナ世代の代表格。AFC U-16選手権(予選も)ではツートップの一角を担い、貴重なゴールを量産した。昨冬のJユース杯あたりからC大阪U-18ではCBで起用され始めていて(他のポジションでも使われている。)、代表においてもコパ・チーバスでCBでテスト起用された。G大阪ユース戦では、CBで出場。代表のFWで先発を張っていただけに足元が確かなのは心強い。といっても持ちすぎることもなく、メリハリの効いたプレーが小気味良かった。187cmの長身で空中戦は完勝。FKからのヘディングシュートで先制点を奪うなど、セットプレーからの貴重な得点源としても期待される。今後FWとCB、どちらで定着するのか注目される。


▼永井龍&扇原貴宏レポート

1991年生まれの高3で厳密にはプラチナ世代ではないが、C大阪の将来を担う可能性のある選手なので取り上げさせていただきます。昨日の岐阜戦、SB席で見かけましたが、いつトップチームに昇格してもおかしくないと自分では思っています。永井は昨冬のJユース杯準決勝・FC東京戦でCFとしての真骨頂を見せたが、G大阪ユース戦でも順調に育っていることを見せてくれた。くさびとして確実にボールをキープできる懐の深さ、ひとりで状況を打開できる個人技、シュートを打つ意識の高さ、前線からの献身的な守備、が高いレベルでまとまっている生粋のCF。扇原は先日のU-20代表に飛び級で選ばれたレフティ。左SBとCBで使われることが多い。まだ線が細いこともあり、CLを見ていてアーセナルのGibbs(19歳)とプレースタイルが似ていると思った。


長身で足元が確かなCB(もしくは足元も上手い長身FW)、生粋のCF、激しい上下動を繰り返せるスプリンター系SB、ユーテリティ系ディフェンダー。


この4選手は、いずれも今のC大阪のトップチームが欲しいタイプのキャラを持った選手。順調に育って、香川&乾&柿谷たちと一時代を築いて欲しいものです。

09年 J2 第13節 C大阪 vs 岐阜

J2 第13節

5月5日(火・祝) 19:00 K.O @長居スタジアム 7,103人

セレッソ大阪 1(0-0、1-0)0 FC岐阜

【得点】

1-0 57分・カイオ(C大阪)

【シュート数】

C大阪   16    岐阜   12


▽ C大阪先発メンバー ▽

----------カイオ----------

----香川--------乾------

石神----------------酒本

----マルチネス----濱田-----

---江添---チアゴ---羽田---

-------キム・ジンヒョン-------


▽交代

56分・酒本→平島

84分・乾→黒木、濱田→小松

SUB 多田、藤本


▼マッチレポート

意外にも岐阜は勇敢だった。決して自陣に引きこもるわけではなく、チャンスにはしっかりと人数をかけてくる。50mほど全力疾走でPA内になだれ込んでくるカウンターは鋭利で、失点を覚悟する場面を何度か作られる。もし前線にマルキーニョスがいれば負けていた試合だった。


一方のC大阪。ここ数試合頼みの香川&乾がブレーキ気味で、攻撃に停滞感が漂っている。体調ではなくシステムが問題ならば、2人の距離が近過ぎることに弊害が出ているのでは?中央突破にこだわり過ぎというか、前に急ぎ過ぎというか。緩急の“急”を選択するプレーが多いような気がする。特に、乾は“急”ばかり。両サイドで攻撃の起点を作ることが出来ない試合が続いていたが、今日は石神も、酒本も、平島も良いクロスを挙げていた。


特に前節のマッチレポートで取り上げた平島。昨シーズンとは違う選手を見ているみたいで、まだ半信半疑だが(笑)、酒本が出場停止(イエロー累積)になる次節は先発出場のチャンスがめぐってくるはず。右SHのポジションを奪う意気込みを見せて欲しい。


MOMはキム・ジンヒョンで。前半、チアゴの足に当たってコースが変わったボールを下がりながらのビッグセーブで先制阻止。終了間際には地を這うようなGK。センターサークル付近にいた小松の足元に見事に収まったスーペルなキック。開幕からひとり進化を続けています。


※年間パス(SB・29,000円)コストパフォーマンス

@4,143円 (7/7試合観戦) 全25試合中 + SB招待券4枚

G大阪ユース、プラチナ組について

昨日観戦したプリンスリーグ、C大阪U-18 vs G大阪ユースから、

プラチナ世代の選手たちのレポートです。


まず、G大阪ユースの選手。内田達也、原口拓人、山田幹也、望月聖矢(以上、AFC U-16選手権代表)、大森晃太郎(AFC U-16選手権予選代表)、水野旭(U-16代表候補)と、プラチナ世代の代表組が目白押しの豪華なメンバー構成。2006年に中2主体でU-15高円宮杯を制した選手たちだ。(2007年も連覇している。)


その活躍でU-16代表に多くの選手が選ばれたわけだが、ユースに上がった昨年はそれぞれの選手がレギュラーポジションを確保するのに苦労した1年だった。早生まれの内田を除けば、先発に名を連ねることが多かったのは水野のみ。水野は早い時期からボランチとしてレギュラーを確保していたが、他の選手は結局最後までスタートの11人に入ることが出来なかった。比例して、今年からU-17代表の選考から漏れることが多くなっている。


そんな状況で迎えた新シーズン。高2になった彼らがどのような選手に成長しているのかを楽しみにして昨日の試合を観戦した。試合は負けたが失望はしていない。それでも、U-15で見せた圧倒的な個人技を垣間見ることは出来なかった。C大阪U-18が強かったのかもしれないが、5試合を終え4位(2勝2敗1分)に沈んでいる現実がそのチーム状態を示唆している。


それでもまだ新チームは動き出したばかり。彼らがU-17W杯(10月)のメンバーに選ばれるためには、やはりクラ選(7月)での活躍が必須でしょう。クラ選出場は堅いとしても、高宮杯出場は黄信号が点っている。関西からわずか2枠という狭き門を突破できるのかどうか?その過程は見ておかなければいけない、と思っている。

プリンスリーグ関西2009 第5節

プリンスリーグ関西1部 第5節

5月3日(日) 13:15 K.O @長居第2陸上競技場

C大阪U-18 2(2-0、0-0)0 G大阪ユース

【得点】

1-0 16分・杉本健勇(C大阪)
2-0 27分・永井龍(C大阪)

▽ C大阪ユースメンバー(先発) ▽

----永井-------坂口-----

高橋----------------山田  

----宮田-------細見-----

道上---夛田--杉本---小池

----------一森----------


▽ G大阪ユースメンバー(先発) ▽

----岡本-------原口-----

大森----------------望月  

----水野--------関------

山田---内田--平川---花木

----------金谷----------


▼マッチレポート
ユースの試合を見るのは、年末のJユース杯・決勝以来。そういえばあの試合も大阪ダービーだった。今年のG大阪は、原口、大森、水野、望月ら2年生が主力で昨年ほどの絶対的な強さはまだない。一方のC大阪は、飛び級でU-20代表合宿に選考された扇原(累積警告で出場停止)を筆頭に、永井(U-18代表)、杉本、夛田(U-17代表)と各年代の代表選手が目白押しで、勝負の年。ベンチで吠える新監督の中谷吉男氏のキャラが昨シーズンまで監督を務めていた副島氏(現富山コーチ)とは対照的で面白い。

試合は前線からの連動した守備でG大阪にスペースを与えないC大阪がペースを掴む。球際が激しく、躊躇なくスライディングを連発するC大阪のチームスタイルは昨シーズンにも感じたが、90分を通して走力が落ちず、走り込みをかなりこなしているような印象を持った。先制点は右サイドからの夛田のFKから。ニアに走りこんだ杉本がヘディングで合わせる。夛田はプレスキックの精度が高く、両サイドからのCKも担当していた。2点目はG大阪GKの金谷の捕逸から。後に逸らしたボールを永井がゴールライン上付近で押し込んだもの。

後半はG大阪が立て直しC大阪陣内に攻め込むものの、なかなかシュートまで持ち込めないもどかしい展開が続く。C大阪は前線に残る永井のキープ力が素晴らしく、一人でも局面を打開する力もありG大阪のDF陣を手こずらせる。結局、C大阪の強固な守備(トップチームとは逆のキャラ!)は最後まで崩れず、危なげなく逃げ切りに成功した。ちなみにC大阪はここまで5試合を戦って失点はわずかに “1”。今年の関西から高宮杯への出場枠はわずかに “2”。この極めて少ない出場枠を争う戦いは小休止を挟み、6月・7月に佳境を迎える。

明日は、プラチナ世代を中心に、各選手のレポートを。