青の誇り~プラチナ世代の軌跡~ -15ページ目

09年 J2 第21節 C大阪 vs 富山

J2 第21節

6月14日(日) 14:00 K.O @長居スタジアム 8,403人

セレッソ大阪 2(0-1、2-2)3 カターレ富山

【得点】

0-1 5分・石田英之(富山)

0-2 63分・船津徹也(富山)

1-2 69分・チアゴ(C大阪)

2-2 80分・黒木聖仁(C大阪)

2-3 89分・朝日大輔(富山)


【シュート数】

C大阪 17 富山 12


▽ C大阪先発メンバー ▽

----------小松----------

----香川---------乾-----

石神----------------酒本

----マルチネス----黒木-----

---羽田---チアゴ---前田---

-------キム・ジンヒョン-------


▽ 交代

3分・羽田→多田

41分・小松→藤本

74分・酒本→西澤


SUB 平島、濱田


▼マッチレポート

代表戻りの香川、ケガ明けのマルチネス、チアゴ、乾の主力4人がこぞって復帰し、ベストメンバーが揃ったこと、また相手が昇格組の富山ということもあり、楽観的な雰囲気に包まれていた長居スタジアム。9歳と6歳の女の子が見事にアンセムを歌い上げ、さぁこれから華麗なフットボールショーを!というタイミングで、ことは起きた。


0分。キム・ジンヒョン退場ガーン初夏の快晴にもかかわらず、一瞬にして凍りつくスタジアム。富山DFの一本の縦パスで簡単に裏を取られるチアゴ。石田の独走を許し、PA内でジンヒョンがトリッピングの反則。一発レッドだった。観客席からは怒号が飛び交っていたものの、判定は充分にありえる範疇だと受け入れる。まだ90分近く時間はあるし、この面子なら10人でもチャンスは作れるはず。。。


しかし、そのかすかな期待も一人のKYなブラジル人によってぶち壊された。34分、相手FKへの関与による遅延行為で1枚目。40分、相手陣内での不必要な過剰なチャージで2枚目。カードコレクター・マルチネスの退場で追撃の狼煙は急速に霧散した。


後半に一時同点に追いついたものの、90分近くを相手より少ない面子で戦った選手に体力的な余裕は残っておらず、89分の失点で万事休す。獅子奮迅の動きだった香川もさすがに最後はバテバテ。終了のホイッスルと同時にフィールドプレーヤーのほぼ全員が中腰になる消耗ぶりだった。


本来であればベストメンバーでの再スタートを勝利で飾り、前節の勢いを加速させたかったC大阪。“事故”というには痛すぎる敗戦を喫してしまった。気がつけば4位・甲府との勝点差はたったの“2”に。



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2010W杯アジア最終予選 日本 vs カタール ~Preview~

2010FIFAワールドカップ・アジア最終予選 第9節

6月10日(水) 19:35 K.O @横浜国際総合競技場

日本 vs カタール


消化試合になるのは日本だけで、カタールはもちろん、バーレーン、ウズベキスタンも固唾を呑んで見守る試合。日本としても無責任な試合をする訳にはいかず、カタールの息の根を止める覚悟を持って試合に臨みたい。
みどころは、“日本<対戦相手”というモチベーションの公式が成り立つ、国内の代表戦では稀な試合で、キリンカップのような内容を伴った戦いが出来るのか否か。
完全消化試合の豪戦(Away)は国内組だけで戦うようなので、海外組で出場機会の少なかった本田圭佑、松井大輔らにとっては今シーズン最後のアピールの場となる。

本番まで1年あるといっても、相手が100%本気で戦ってくる貴重な試合。文字通り“消化試合”で終わるのではなく、何か収穫を得たいところだ。




09年 J2 第20節 岡山 vs C大阪

J2 第20節

6月7日(日) 13:00 K.O @桃太郎スタジアム 7,333人

ファジアーノ岡山 0(0-0、0-2)2 セレッソ大阪

【得点】

1-0 85分・柿谷曜一朗(C大阪)

2-0 89分・柿谷曜一朗(C大阪)


【シュート数】

岡山 9 C大阪 10


▽ C大阪先発メンバー ▽

----------小松----------

----柿谷-------濱田-----

石神----------------酒本

----藤本-------黒木-----

---羽田---江添---前田---

-------キム・ジンヒョン-------


▽ 交代

73分・江添→西澤

82分・酒本→平島

89分・小松→山下


SUB 多田、苔口


▼マッチレポート

香川&ブラジル人トリオにプラスして乾もケガで欠場という非常事態。ケガ人続出で失速した昨シーズンの悪い記憶がちらつく。内容も今シーズン最低の出来だった前節(東京V戦)を踏襲する悪さで、ストレスばかりが増すゲーム展開が終盤まで続く。


しかし、残り5分の爽快な2点で、その悪い感情は一瞬にして記憶の圏外に。主役は、“待望”の柿谷曜一朗。濱田とのコラボで崩した1点目には思わずTVの前でガッツポーズをしてしまったメラメラ。そして圧巻の2点目に続く。ハーフライン付近で右サイドを突破した濱田に呼応して、センターサークル付近からBOX内に爆走する柿谷。低いクロスを右足インステップで軽く合わせゴールへ流し込んだ。極めて難易度の高いゴール。89分という時間帯に40m強を全力疾走した走力、速いクロスにぶれることなくインステップで合わせたところに(インサイドではなく、振り抜く事もなく)非凡さを感じる。


85分までの“暗”を補って余りある、残り5分の“明”。失速を止めた勝点3以上に貴重で、今後に期待を抱かせる柿谷の覚醒だった。

2010W杯アジア最終予選 ウズベキスタン vs 日本

2010FIFAワールドカップ・アジア最終予選 第8節

6月6日(土) 19:05 K.O @Pakhtakor Stadium(タシケント)

ウズベキスタン 0(0-1、0-0)1 日本

【得点】

0-1 9分・岡崎慎司


【シュート数】

ウズベキスタン   13     日本   15 


▽日本代表メンバー▽

---------大久保---------

岡崎-----中村憲---中村俊

------遠藤---長谷部-----

長友--闘莉王--中澤--駒野

----------楢崎----------


▽交代

66分・中村憲→本田圭

69分・大久保→矢野

90分・中村俊→阿部勇


▼マッチレポート

アジアVer.の戦いはこの試合で終わり。来年のW杯まで約1年、代表は世界を見据えたチーム作りの熟成を始めなければいけない。目標は岡田監督が公言した“ベスト4”。“世界を驚かせる覚悟がある”というスローガンを胸に刻み、チームを世界Ver.に明確にギアチェンジするべきタイミングだ。


日本でのテストマッチは今後一切不要。秋に欧州遠征が予定されているが、これから計画するテストマッチは全てアウェーゲームの方向で調整して欲しい。先日のチリ、ベルギー戦のようなゆるゆるな試合をして勘違いするよりも、メキシコやトルコ、スペインなんかで厳しいアウェーゲームを!


面子的には、森本貴幸(21=カターニャ)の融合がまず頭に浮かぶ。岡田ジャパンではまだ未招集の生粋のストライカーを早いタイミングで呼んで、このどこか異端児風の点取屋をチームに馴染ませる時間を確保したい。他に、中田浩二、稲本潤一の復帰、本田圭佑、香川真司、山田直輝ら若手組の台頭、そして、原口元気、宇佐美貴史の抜擢なども充分にありえるシナリオだ。


これから1年の過ごし方でW杯の結果は変わる、と信じよう。過去の教訓を生かし、進むべき道を淡々と歩むのみ。岡田監督が提示した日本サッカーが目指すべき道を。2010年W杯、再び岡田武史監督と心中する覚悟を持って、一丸となって今日からの1年間を歩みたい。選手も、スタッフも、そしてサポーターも。

2010W杯アジア最終予選 北朝鮮 vs イラン

青の誇り~プラチナ世代の軌跡~-090606nkorea
後半は北朝鮮がイランを凌駕した


2010FIFAワールドカップ・アジア最終予選 第8戦

6月6日(土) 17:00 K.O @平壌・金日成スタジアム

北朝鮮 0(0-0、0-0)0 イラン

【得点】


▼マッチレポート 

金日成スタジアムのバックスタンドは、北朝鮮のユニフォームと同色の真っ赤なTシャツを着た観客で埋め尽くされていた。といっても真っ赤なのはバックスタンドの一部だけ(TVに写りやすい部分だけ)で、他は普通の色というのがいかにも外面を気にする北朝鮮らしい。


前半は比較的静かな展開。アウェーのイランが攻撃の姿勢を見せ、ホームの北朝鮮が守りから入った印象。北朝鮮は中盤を作れずDFラインからのロングボールに頼る場面が多く、チョン・テセは孤立気味。特にイランにとっては勝点3が是が非でも必要な試合なので、後半はよりリスクを負った攻防が繰り広げられるかも。前半のシュート数は、北朝鮮1、イラン6。


後半。意外にも北朝鮮がギアを変えてイランを追い込む。46分、48分と立て続けに決定機を作りイランをけん制する。イランも失点すると即死亡の完全アウェーだけに、がむしゃらに攻勢を強めることはない。72分、途中出場直後のイラン11番の30m強のロングシュートは枠を捉えるも、北朝鮮GKのビッグセーブに阻まれる。80分を過ぎると両チームとも微妙に引き分けを意識した時間の使い方もあり、スコアレスのまま試合は終了。終了のホイッスルとともに両チームの何人かが膝をついて悔しがったが、どちらかというと北朝鮮にアドバンテージのある痛み分けだったといえるだろう。最終シュート数は、北朝鮮11、イラン9。イランは最終戦の韓国戦(アウェー)で勝たないと北朝鮮を勝点で越えれない状況に。言い換えれば、北朝鮮が3位以内に入る可能性が高まった。