読み応えのある本だったけど、勉強にもなった。
この本の主題。それは、
大人の自閉スペクトラム症当事者と、その周りの人たちが生きづらさを軽減させる方法。
そして、その答えは、
非常に細かにコミュニケーションを取る。
それに尽きる。
私が、この本で納得したり、反省したり、勉強になったなぁと思うこと4点+αを書いてみることにする。
今日は、一つ目。
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生きづらさは当事者だけのものではない
「生きづらさ」と聞くと、ASD(自閉スペクトラム症)当事者の困りごと、周りに分かって貰えなさを指すように思うよね。
でも、当事者の周りにいる人たちにとっても
「え?なんで?これくらい当然でしょ?
」
「なんで出来ないの?![]()
」
「迷惑かけないでよ!
」
ってイラつかされるって気持ちがいいことじゃないのよね…
怒ってる自分、いいな~
って思いながら、怒る人はいないし。
そういう不快な気持ちで過ごさなければいけない、これも「生きづらさ」なのよね。
つまり、当事者だけでなく、周りの人間も、お互いに「生きづらさ」を感じている。
だから、お互いに歩み寄ってできることをやることで、お互いの生きづらさを軽減させる。
自分の周りにいる、特性が障害となってしまっている人をサポートするのは、自分のためにもなることだという理解が必要なのだ。
生きづらさを感じてるのは、みんな、同じってこと。
「やってあげなきゃいけない」ってなると、自分ばっかり損しているというような思いが湧いてきてしまいがちだけどね…
この本でも「サポートすることを負担に感じる」心の動きは当たり前のことだから、その自分の抱く気持ちに罪悪感や自責の念を感じる必要はないと書いてあった。
負担だと感じるのは当然なんだね。
でも、なんで負担なのにやるかって言ったら、自分のためでもあるからってことだね。
だけどね、あまりに傷ついている時って、「自分のためでもある」と言われても
やりたくない!!
って思っちゃうんだよね…(^^;;;
思い返してみれば、カウンセリングで最初の頃に、心理士に言われたもん。
私が夫をサポートする →
夫は色々とやりやすくなる →
やりやすくなったおかげで余力が多少生まれる →
その余力で私がやって欲しいことを夫にやらせる
っていう構図で、
最終的には自分に返ってくるから、自分が出来そうと思うところだけでもいいから、ご主人をサポートしてあげるのはどうでしょうか?
って。
分かってるけどね。
そうだけど。
それも確かに正論だけど。
人の心は正論だけで動いてるわけじゃないんだよねー。
自分の気持ちと正論。
どちらをどれだけ優先させる?
難問で、かつ、王道の正解はないと思う!笑
従って、結論は出ず笑笑
即答はできないけど、でも、どこまで自分の中で許せるのか、それはいつも自分の心と話し合って、「今の私の答え」っていうのを考えて行こうとは思った。
それが、自分の心の健康バロメーターでもある気がする。
1ミリだって譲れない!全部、嫌!無理!お断り!!
って、答えの時は、無理しちゃいけないと思うから(^^;;
②へ続く…
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