マスクは本当に必要なのか? | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

マスクをしたママ

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、マスクは本当に必要なのかというお話です。


新型コロナウイルスが収まるところを見せません。


政府は、2月27日に突然、全国の小中学校、高校、特別支援学校を3月2日から春休みまで臨時休校とするよう、要請すると言い出しました。


約一ヶ月も休校されると共働き世帯は仕事を休むと家計に響きます。シングルマザー世帯は、タダでさえ収入が少ないのに生活が一気に逼迫してしまいます。


そういう受け皿を設けた上での休校処置ならいいのですが、政府は、そのことに対して「走りながら考える」と言っています。


つまり、なにも考えていないということです。困りましたね。案の定、戸惑いや不安の声が溢れかえっています。


その声を聞いて、初めて「こりゃダメだ」とばかりに、小出しに対策を発表しています。安倍首相は28日の予算委員会で「経済界に有給休暇を取りやすいように対応をお願いする」と述べました。


しかし、ネット上では、この首相の発言に対し


「有給休暇は労働者が自分の都合で休みたいときに使うもんだ」
「有給休暇は各々が使いたい時に使うもの」
「意味知ってますか?」
「有給休暇ではない 休業手当だ」
「なぜ首相が有休の使い方を指示?」
「誰か有給休暇の意味教えてあげて」


と総突っ込みが入っています。


また、大企業なら在宅勤務やテレワークを取り入れることで従業員は対処できますが、日本の99.7%を占める中小企業では難しいでしょう。


特に製造業は休まれると製品を作ることができなくなります。そこまで考えがが至らないのが今の政府です。


ちょっと話が逸れたので元に戻しましょう。


相変わらずマスクの品切れ状態が続いています。近所のドラッグストアーにも遠くのホームセンターの薬局の棚も空っぽです。


それでもマスクをしている人を見かけますので、もしかしたら、お店が開店する前から並んで購入しているのかもしれません。


わずかですが死亡者も出ていますので、恐怖のあまり、なんとしてもマスクをしなければいけないという思いなのでしょう。


しかし、本当にマスクで新型コロナウイルスを予防する効果はあるのでしょうか?


結論から先に言えば、効果はないということです。


なぜなら、ウイルスの大きさです。新型コロナウイルス粒子の大きさは0.1umです。それに対して市販のマスクの目の大きさは3umですので簡単に通り抜けてしまいます。


また、どうしても隙間ができてしまいますので、どんなに高性能なマスクをしても飛沫は充分に防げるものの、感染を100%防げるわけではありません。


発生源となった中国で取材したウォール・ストリート・ジャーナルの記者も紙面で「マスクの感染防止効果、一部専門家は疑問視 多くはコロナウイルスの防御にあまり効果はなく、着用が逆効果になるケースも」と発表しています。


つまり、マスクをする目的は、感染者が自分の唾液や飛沫を拡散させないため、つまり自分が他人に感染させないために使うということです。


「せめて、我が子にはマスクをさせてあげたい」という親心もわかります。しかし、子供にマスクは親以上に効果がありません。


マスクをした子供


まず、子供はマスクを嫌がります。新陳代謝が活発な子供は安静時の呼吸数は大人が16-18であるのに対し、幼児は20-30と倍近くになっています。


これは新生児から学童期までは肺の発育段階であり、1回の換気量が少ないので呼吸数の増加で補うためです。


一生懸命呼吸をしている子供がマスクを付けるのを嫌がるのはこういう理由があるのです。


また、説得してマスクを付けさせても、子供は何でも触ります。そして、マスクも気になって余計に触るでしょう。


となれば、マスクにもしウイルスが付いていたら手に移ってしまうということになります。


マスクをすることによってウイルスに触れる機会が多くなってしまうのです。


■まとめ




マスクは感染者がつけるべきものです。非感染者が着けても、あまり効果はありません。


それよりも、しっかりと手洗いをすることです。手についているかもしれないウイルスを家庭内に持ち込まないようにすることで感染を予防することが出来ます。


出来れば、玄関ドアのそばにアルコール消毒スプレーや次亜塩素酸水スプレーを常備しておいて、帰ってきたらすぐに消毒することを心がけて頂きたいですね。


そして、その足で洗面所に行って正しい手洗いをすることです。ここで手抜きをすればすべてがおじゃんです。


ウイルスを洗い残した手でドアノブを触るとそこにウイルスが付いてしまいます。


洗い残しがある部位は、こちらです。


洗い残しの多い部位


洗い残しがないように正しい手洗いを心がけてください。正しい手洗いはこちらです。





日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。