こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。
今日は、脳の臨界期の必要な働きかけ
と言うお話です。
臨界期とは、ある時期になると
脳の神経回路が一時的に高まる
時期のことを言います。
生まれてから幼児期に
視覚、味覚、触覚、聴覚、嗅覚などの
脳の五感に関する基本的な仕組みが
できあがる時期です。
この時期に適確な刺激を与えることで
五感が発達していきます。
そのほかにも母国語の習得や
絶対音感などにも臨界期が
関係しています。
例えば、絶対音感は 6歳を超えると
習得が困難であると言われています。
逆に、それぞれの適確な時期に
適確な刺激を与えなければ
その脳の回路は廃棄されてしまうのです。
ウグイスという鳥のさえずりは、
一定期間内に学習しないと
鳴けないといわれています。
これは雀でも同じです。
アヒルや鶏は、孵化してから一定期間に
エサをついばむことを覚えないと、
永遠についばむことが
出来ないとも言われています。
人間の言葉も、臨界期に覚えないと
しゃべることが出来ません。
実例があります。
1970年にアメリカで発見された
ジーニーの事例です。
ジーニーは、父親の虐待で、
生まれた時から13歳になるまで
実家の地下室に監禁されていました。
13年間、誰とも接触することも
言葉を教えられることもなかったのです。
13歳の時に、やっと社会福祉員に
発見されました。
この後、
5年にわたる言語治療を受けたのですが、
言葉を完全に身につけることは
出来なかったのです。
人の言うことは、ある程度
理解出来るようにはなりました。
しかし、自分からしゃべる言葉は…
●Mike paint
(マイク、ペンキ塗る)
●Applesauce buy store
(アップルソース 買う 店)
幼児の二語文、三語文程度の知能です。
脳の臨界期とは、
環境から「刺激」が入ってきた時に、
その情報を覚えたり、
感じたりする「回路」が、
その「刺激」の影響で集中的に作られ、
回路の組み替えが盛んに
行われる時期なのです。
この臨界期に、
一度も使われなかった「回路」は、
必要ないと判断され、
消滅していくのです。
この臨界期は、
それぞれの時期が設定されています。
その設定された時期に
適当な「刺激」を与えるか、
的確な「刺激」を与えるか。
その「刺激」の内容によって、
脳は大きく変わってくるのです。
あなたの赤ちゃんには、是非、
的確な「刺激」を
与えてあげて下さいね。
いつ、なにを、どのようにすればいいのか
それを学べるのが
今日も最後まで読んで頂いて
本当にありがとうございます。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。不安や悩みがあるのならばなんでもお聞きください。


