先日、新聞(函館新聞)に載っていた記事。
函館の洋食レストランの老舗「五島軒」さんが、これまでレトルトで販売していた「函館カレー」をさらなる美味しさの追求と函館の特産品である「真昆布」の認知度アップを兼ねて、真昆布出汁を加えてリニューアル発売されたとのこと。
うれしいですね!
みなさんはご自宅でカレーを作るときはどのように作られていますか?
こだわりのある方は、スパイスを組み合わせ、小麦粉でとろみをつけて自家製のルーを作られるでしょうが、多くの方は市販のルーを買ってきて作られているのではないでしょうか?
しかし、その際のスープはコンソメだったり、ブイヨンを入れて作りませんか?
自分はそこへ当組合の「昆布粉末」を加えてみたり、出汁昆布を加えて作っています。
これは以前からこのブログでも推奨しています。
今回の五島軒さんのリニューアル・カレーは詳しいレシピはわかりませんが、そういうことですね。
そして、その真昆布の効果はどのようになるのかというと、記事にも書いていますが、うま味とコクを増し、美味しさの余韻の長さにつながります。
これは、まだ発売されたばかりで実食していませんが、近日中に購入して食べてみたいと思います。
また、レトルトカレーで「真昆布」を加えた商品では、昨年、10月にここ函館南茅部の大謀網(定置網)の網元であり、水産加工販売を手掛ける「久二野村水産」さんでも「縄文カレー」という名称で販売されています。
こちらの商品は春先に収穫されてきた「若芽真昆布」をペーストにして加えられているとのこと。
自社オンラインショップを中心に販売されており、発売以来、ユーザーから美味しいということでリピーターも増えているとのこと。
こちらは自分もすでに食べたことがあるのですが、真昆布の旨味が味に厚みを持たせていて、やはり美味しさの余韻が長いです。
また、昨年、12月にはその激辛バーションを追加発売し、そちらは激辛系ユーチューバーの方が注目され、何人か試食して感想を語っている動画を自分も見ましたが、辛さに関しては個人それぞれ耐性が異なりますから、辛い、辛くないと評価が分かれますが、共通しているのは「美味しい」という評価。
辛さって舌をシビレさすものですが、それでも美味しいと感じるのは真昆布の力でしょうね。
過日の真昆布フォーラムにいらしていた飲食店の方にもメニューのカレーに真昆布出汁を加えているという方がいらっしゃいました。
実はもう結構カレーに真昆布を使われているという方は多かったりするかもしれませんね。
他の昆布ではダメなんです。
舌に刺激のあるスパイスが強いカレーですから、それを引き立てながら旨味とコクを感じさせることが出来るのは「真昆布」だからです。
函館ではカレー商品に真昆布を使うのがトレンドになりつつあります。
ぜひ、函館のカレー食べてみてください。
・五島軒オンラインショップはこちら
・久二野村水産オンラインショップはこちら
当組合ではここ函館南茅部で水揚げされた最上級の函館真昆布、がごめ昆布を丹精込めて製品化し、みなさまにお届けいたします。
加工する製品は自然由来にこだわり、使用するお酢にもこだわり、日本伝統の健康的な食文化をはぐくむ取り組みをしています。
・お酢のこだわりのお話はこちら
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