現在、当組合のみならずほとんどの昆布加工製品（とろろ昆布など）にはお酢が使用されています。
そして、この昆布加工製品がなぜ美味しくて体に良いのかというとこれまでもテレビ番組などでご紹介されていますが、昆布に豊富に含まれる水溶性食物繊維の「アルギン酸」と「フコイダン」に高血圧予防、動脈硬化の予防、血糖値抑制作用、中性脂肪やコレステロール値を下げる働きがあり、さらにお酢は高血圧を低下させ、血液をサラサラにし、悪玉コレステロールを分解するといった働きに加え、昆布に含まれる「カルシウム」の体への吸収を促進させるもので、味的には昆布の豊富な旨味成分の「グルタミン酸」がお酢の酸味をまろやかにすることで美味しさがアップするというわけです。
また、加工面においても乾燥させた昆布をやわらかく加工しやすくするためには水で戻すよりお酢を加えた方が戻りが早く、保存の観点でもお酢には防腐、抗菌効果があるため長期保存に適していると言えます。
先人の経験に培われた知恵ですね。
とろろ昆布はお酢に浸してやわらかくなった昆布を何枚も重ねて圧力をかけ、その断面を削り採っていくのですが、がごめきざみ昆布も加工の際はとろろ昆布ほどではありませんががごめ昆布をお酢に浸し、若干、やわらかくなったところで裁断しています。
当組合での真昆布加工製品においてはこの函館南茅部産真昆布の本来の味を損なわないように心がけ、定番の製品にはさまざまなお酢メーカーさんの醸造酢を試した上で現在は大正11年創業の老舗で、美味しいお酢づくりの酢酸菌を有し、さまざまな食材を美味しく食べる調味料（マヨネーズ、ドレッシングなど）の商品開発でも定評のある私市醸造（株）（千葉県）の原料に遺伝子組み換えのないものを用いた醸造酢を使用しています。
【当組合定番商品】
そして、当組合ではさらにこだわった製品も製造加工販売しています。
原料の真昆布は南茅部の中でも最上級といわれる「尾札部産」を使用し、お酢は創業120年以上の歴史と米作り（農薬不使用）から品質改良の研究までこだわったお酢づくりを続けている飯尾醸造（京都府）のこれまで数々のマスメディアに取り上げられている「富士酢」を使用しています。
【こだわりの逸品】
寒暖の差が激しい季節の変わり目、真昆布とお酢のパワーで乗り切りましょう！
・「とろろ昆布」を使った美味しいレシピはこちら
・「がごめきざみ昆布」を使った美味しいレシピはこちら
当組合ではここ南茅部で水揚げされた最上級の真昆布を丹精込めて製品化し、みなさまにお届けいたします。
お電話またはFAXでのご注文、お問い合わせはこちら（平日9～17時）
TEL：０１３８－２５－５４０３
FAX：０１３８－２５－３５９０
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