快晴の空。
そして海はグッドコンディション。
そうなると沖の養殖真昆布施設には早朝から沢山の船があり、遅れている養殖真昆布の「選り(すぐり)」作業に養殖真昆布漁家さんは余念がありません。
水揚げ開始まであと一ヶ月ほど。
だいぶ作業は進んではいるようですが、まだ終わったという声が聞こえてきません。
しかし、作業が終わった株の真昆布は目に見えて成長が良いとのことで、ここからが勝負といったところのようです。
そして、この日、早朝の大船漁港に沢山の漁家さんの姿がありました。
聞けば、天然真昆布の回復作業のために集合しているとのこと。
なかなか完全復活が出来ないでいる南茅部の天然真昆布。
一部の浜では回復傾向がみられていますが、進んでいない浜も多くあります。
コンクリートのプレートを岩礁代わりに沈めてみたり、ダイバー作業でおか寄りに群生しているムラサキウニを沖に移動させてみたり、さまざまな対策が講じられています。
それぞれの浜の漁家さんはこれまでの経験と知識からあの手この手と打ってきています。
養殖真昆布のその種は天然真昆布から採取する胞子であることから天然真昆布の枯渇は養殖真昆布漁家さんにとっても死活問題です。
天然真昆布を必要としない完全養殖の研究も進んではいますが、まだまだ安心できる結果が得られていません。
この日の対策も最終的には自然の判断と言いますか、この夏を過ぎてみないと結果は得られないようです。
しかし、南茅部の漁家さんはこうして真昆布と向き合い、自然と向き合て日々頑張っています!
当組合ではここ函館南茅部で水揚げされた最上級の函館真昆布、がごめ昆布を丹精込めて製品化し、みなさまにお届けいたします。
加工する製品は自然由来にこだわり、使用するお酢にもこだわり、日本伝統の健康的な食文化をはぐくむ取り組みをしています。
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