南茅部では2024年収穫の養殖真昆布の種付け作業が始まりました。 | 真昆布|道南伝統食品協同組合@北海道函館

真昆布|道南伝統食品協同組合@北海道函館

商品と浜の食卓レシピ、そして、真昆布の郷の四季折々の情報をお届けします。

 

11月とは思えない暖かい陽気が数日続いたここ函館南茅部。

 

沖には早朝から出て精力的に養殖真昆布施設の手入れ作業をする養殖真昆布漁家さんの船が何艘も見られます。

 

 

そして、手入れ作業が終わった漁家さんでは来年(2024年)収穫の養殖真昆布の種付け作業が行われています。

 

いよいよ始まったという感じです。

 

 

養殖真昆布の種は、南かやべ漁協管轄の数ヵ所ある「種苗センター」でそれぞれの浜で採れた天然真昆布の胞子を培養してそれぞれの地区の養殖真昆布漁家さんに供給(漁家さんの買い取り)されます。

 

 

そして、漁家さんはこの芽が出た種糸の束を自分の施設に持って行って、一週間ほど浸けて海水になじませ成長を促します。

 

 

そして、成長し始めたところで種糸を数センチにカットしてこの「のれん」と呼ばれるロープに等間隔で差し込んで、そのロープを施設に吊り下げます。

 

 

 

これを寒風の中、行うわけです。

 

この地道な作業が今月いっぱいないし12月上旬まで続きます。

 

そして、今、種付けしている真昆布は来夏までに収穫される「促成」と呼ばれる1年物。

 

年明けて2月ごろにはさらに翌年の夏に収穫される「2年養殖」と「がごめ昆布」の種が供給され、2年養殖またはがごめ昆布を作られている漁家さんはまた種付け作業が待っています。

 

南茅部ではこの養殖真昆布が普及することで一年中仕事があり、冬の間は出稼ぎに行くという漁家さんは少なくなりました。

 

来年(2024年)の収穫が楽しみです。

 

当組合ではここ函館南茅部で水揚げされた最上級の函館真昆布、がごめ昆布を丹精込めて製品化し、みなさまにお届けいたします。

 

加工する製品は自然由来にこだわり、使用するお酢にもこだわり、日本伝統の健康的な食文化をはぐくむ取り組みをしています。

 

・お酢のこだわりのお話はこちら

 

道南伝統食品協同組合オフィシャル通販サイトはこちら

お電話またはFAXでのご注文、お問い合わせはこちら(平日9~17時)
TEL:0138-25-5403
FAX:0138-25-3590

 

北海道の美味しい海藻を食べて健やかな生活をおくりましょう!

海藻を食べる簡単、料理レシピをご紹介している当組合のクックパッドページはこちら

 

このブログのランクアップにご協力していただければ幸いです。
このボタンをポチッと押してください。

   ↓


人気ブログランキングへ