土木とボク -2ページ目

荒尾二造(荒尾市)

おはようございます。

子供の頃に不思議に感じていた建物とかありませんか?

立入禁止だと、なおのこと思い出に残ってます。

 

今日も荒尾市から。荒尾二造について書いていきます。


小学生の頃、この公園はソフトボールの練習場だった。
立入禁止のその施設は、お化け屋敷のように思っていたが、レフト側の壁だからグリーンモンスターと呼ぶべきか。
ここは、「東京第二陸軍造兵廠荒尾製造所」通称で荒尾二造(あらおにぞう)と呼ばれた施設群の跡。
戦時中、陸軍の火薬、爆薬の製造所だったそうだ。
森に隠れた施設は、空から見てもわからないだろう。
当時のままひっそりと残されている。
 

 

建物もそのまま、森もそのまま。

当時を知る人もかなり少なくなったと思う。

そして、ボクら世代すらその歴史を知らないのだから、これから保存していくのは難しくなっていくと思う。

誰かが後世に伝えていかないと、レガシーも残らないよね。

 

自転車道路(荒尾市)

おはようございます。

あっという間に7月も最終版ですね。

今週も張り切っていきましょう。

 

今日も、荒尾市から。自転車道路について書いていきます。
 

東京の山手線は有名だが、荒尾にも山の手という地名がある。
荒尾にもかつて炭鉱電車とは別に荒尾市電が走っていて、その昔、山の手ストアという店があった辺りに緑ヶ丘駅があったらしい。
ボクが生まれた頃にはもうすでに廃止されており、線路跡がそのまま自転車道路になっている。
なので、主要道路の横に荒尾駅までの自転車道路があるのだ。
高校生の頃は、駅までチャリで走ったなぁ。
自転車天国の街づくりもなかなか良いよね。

 

 

道路と並行して線路跡の自転車道路が走っている。

 

 

人口も減少していて、電車を復活することはもう無いだろうね。

でもそこにそれがあったという事は知っておきたい歴史のひとつ。

自転車でどこまでも自由に走れる街づくりって、実は難しいんだけど荒尾にはそれがある。

自転車だけで荒尾市内一周出来たらもっと楽しいんだろうね。

そういうイベントも良いかもしれない。

 

岩本橋(荒尾市)

おはようございます。

月末の金曜日は、プレミアムフライデー。

さっさと仕事を片付けてのんびりしたい。

 

今日も荒尾市から。岩本橋を紹介します。
荒尾の眼鏡橋といえば岩本橋ですね。
三池往還の街道で江戸時代には岩本番所があったそうです。
1863年の架設とも言われており、160年の歴史がある。

さすがに当時を知る人はもういないですね。
また、橋本勘五郎の作とも言われている。
熊本県の重要文化財に指定されている。
特徴は、二重のアーチ部分がやや扁平な楕円になっているのと水切りに小岱石が使われていること、欄干に菊花紋の装飾があるなど。
駐車場やトイレもあるので、ゆっくり休憩できる場所です。

 

 

現地にそのまま残っていることが大事で、うまく公園として活用してもらえたらなぁと思います。

大雨や洪水でも壊れない石橋をここに架けたこと、それだけのお金をかけても必要だった重要性も知っておきたいですね。