久々にニッキを書きます。
これは今の私の気持ちを忘れない為に。
昨日、V6のコンサートに行ってきた。
9月4日と言えばV6結成日で、アルバム『STEP』発売日で、最後のツアー初日。
色々とおめでたい日が重なっていて、Twitterのトレンドにもタグが上がっていて、私もそれに便乗させてもらったけども。
このコロナ禍の中、私の住んでいる大分よりもはるかに感染者数の多い福岡に行くことは勿論リスクがあるような気がするし、
小さい子どもがいる人間がしていいことなのかどうなのかは分からない。
でも、どうしても、見たかった。
だって4年ぶりのV6コンサートだもん。
そしてV6最後のツアーなんだもん。
中に入る時間帯もそれぞれ決められていて、入口付近が密にならないよう徹底されていたし、
当たり前に体温測って、消毒もして、フェイスシールド配られて、いざ中に入ってみると…
前後がきちんと間隔を空けるようにしている。
2枚なり3枚なりの連番で取っている人達は隣同士で座るけど、そうじゃない人との間隔は1席は必ず空けている。
なのでいつも入る人数よりもだいぶ少ない人数であることが分かって、さすがに徹底しているな、との印象。
最初のコールも、声は出せないからみんな手拍子だけ。
暗くなり、オープニング。
立ち上がる人達。
聴こえる歌声と、見えてくる姿。
本来ならキャーーー!と叫ぶべきであろうところでも、みんなぐっと抑えて拍手。
…すごい。
いや、私もぐっと抑えて拍手をしているけど、みんなもすごい。
この時思った。
私はV6のファンで本当によかったなぁ、って。
ゴウくんが昔言った、「みんなは僕たちの誇りです」って言葉。
誇りに思ってもらえるように、今私たちはここにいる。そんな感じ。
そして4年ぶりに観るV6。
6人が並んでる。集まってる。歌ってる。踊ってる。
もうただそれだけで、なんでこんなにも胸がいっぱいになるんだろう。
解散が決まって、その動画を観た時、6人があまりにもいつもの6人すぎて、そっか、じゃあしょうがないな、と感じた。
でも心のどこかで、解散なんてヤダなぁ…ともずっと思ってた。
最後っていうのが嫌だ。
でも。
6人が踊って歌ってる姿を観ていたら、なるほどな、とも思った。
6人は言っていた。
6人じゃなけりゃV6じゃない。だから、解散する。
こういう事か、と。
そうだよね。この6人だからこそV6で、1人抜けたらそれはもうV6じゃないもんね。
ゴウくんは永遠のセンターで、この人が居ないのであれば、幕を閉じるのは仕方ないんだな、と。
それにこの6人は最後まで全身全霊で駆け抜けようとしている。
だったら私も、全身全霊で応援しよう。
V6のファンであることに誇りを持って。
…いかん。まるで終わりのような書き方になってしまった。
違う。まだ書きたいことはあるのに。
MCではまたいつものV6すぎて、頬が緩みっぱなしだった。
長野くんが髪を切ったことに気付いた健くん。
それに気付かなかったのに、さも俺も気付いてましたけど?感を出すイノッチ。
その嘘を秒で見抜く長野くん。
常に体調を心配される坂本さん。
拍手する時は肩よりも下で拍手をするといい、という謎のアドバイスをする岡田くん。
ご飯を食べる時は健くんと違ってきちんと調整ができるゴウくん。
健くんが「会いたかったぜー!」って叫んでも、それに対する声を上げずに、これまた拍手で応えるファン。
それを見て、「みんなよく我慢したね!」と褒めてくれる岡田くん。
だって、私たちはあなた達の誇りでありたいから。
11月1日まで続くツアーが無事に完走できるように、みんな願ってる。
だからこそ、こうしてルールをきちんと守ってるんだよ。
大変なのはV6も、スタッフの人達も、だろう。
誰一人として感染者が出ないように、きっと神経を尖らせてやっているに違いない。
だからこそ、私たちも気を付けなきゃいけない。
これが例となって、他の後輩グループでもコンサートが出来るようになればいいな。
さて、コンサート自体はもう本当に素晴らしくて、とにかく最高、の言葉しか出て来なくて。
帰りながら友人と、本当によかったよね…って話しながら歩いた。
1人になってバスに乗り、ウォークマンで音楽を聴く。
耳元で聴く剛健の歌声が心地いい。
…そこでふと思い出す。
そうか。
もうこの先、新しく剛健の歌声を聴くことはなくなるのか…
そう考えると、とてつもなく寂しくなった。
ゴウくんがコンサート中に見せてくれるあの優しい笑顔も、軽やかで柔らかいダンスも、
そしてこの甘ったるい歌声も…
全部11月1日で終わる。
そう考えるとものすごい喪失感だ。
どうしよう。
悲しみがすごい。
ずっとそんな事を考えていた。
家に着いて、念の為、で実家の離れで暫くを過ごすことにしているので本当に1人。
さすがに深夜になっていたので眠りに就くのは早かったけど、朝起きた時の大きな喪失感。
もう一度、V6を見たい。V6に会いたい。
配信ライブのチケットを買えるようになったら買おう。
何がなんでも観よう。
そして目に焼きつけるんだ。
友人が言っていた。
「大好きだからこそ、ちゃんとバイバイしたい。」
本当にそれ。
現実から目を背けていても何も始まらないし、喪失感のまま11月1日を迎えてしまう。
そうならないように、きちんとバイバイしよう。画面越しにありがとうと言おう。
これが今の私の気持ちだ。