アウトポスト
【ショップ】
ビレッジ・トレーダー(Village Traders)
【レストラン】
リフレッシュメント・アウトポスト(Refreshment Outpost)
ドイツ館
【概要】
オクトーバーフェストでにぎやかなドイツの村には、ファンタジー、民間伝承、祝宴であふれています。広場の中央には、中東へ巡礼に出かけたという伝説があるセントジョージとドラゴンの銅像があります。兵士の守護聖人であるセントジョージの記念碑は、バイエルンでは一般的です。ビアガーデンは、16世紀のローテンブルクの町を再現しています。
【アトラクションとエンターテイメント】
ジャーマニー・ガゼーボ(Germany Gazebo)
【ショップ】
ダス・カウスハウス(Das Kaufhaus)
ダー・テディーバー(Der Teddybar)
ディ・ウェイナッツ・エコック(Die Weihnachts Ecke)
グラスクンスト(Glaskunst)
カラメル・クーチェ(Karamelle-Kuche)
クンスターバイト・イン・クリストール(Kunstarbeit in Kristall)
ステインハウス(Stein Haus)
ボルクスクンスト(Volkskunst)
ウェインケラー(Weinkeller)
【レストラン】
ビアガーデン・レストラン(Biergarten Restaurant)
ザマフェスト(Sommerfest)
【上手く回るコツ】
★ フンメルとゲーベル、アリバスのクリスタルなど、さまざまなコレクションが集まったショップをチェックしましょう。時折、職人の制作の様子を見ることもできます。
★ ドイツ館では、ワインのテイスティングが楽しめます。
★ ドイツのステンドグラスやハト時計などもショップで見ることができます。
★ もしグミが好きなら、このパビリオンでたくさんの種類が販売されています。
★ 1時間ごとに時を告げるクロックタワーをチェックしましょう。ベルが鳴り、2つのフンメルのフィギュアリンが姿を現します(ミュンヘンのグロッケンシュピールのようです)。
★ エプコットのドイツ館では、毎年10月になるとオクトーバーフェスト・セレブレーションが開催されています。
★ 素晴らしいドイツの列車と村がミニチュアで再現されているシーンが建物の外にあります。その庭の中央には、上から見える歩道があります。近くのベンチに座ってゆっくりしながら休みを取るのもいいですね。
★ 白雪姫が時々グリーティングを行っています。
★ ワールドショーケースの各パビリオンには、「キッドコット・ファンスポット」があり、その国出身のキャストメンバーとコミュニケーションをとることができます。
【トリビア】
★ ここの建築は、ドイツのバイエルン、ライン川地域の様式を参考にしています。また、北ドイツのコミュニティも参考にされています。グロッケンシュピールは、エプコットのために作曲されたメロディーにあわせて鳴ります。
★ ここでは、ドイツで見られるような建物の正確な複製よりも、ワールドショーケースのスケールと必要に応じ、ドイツの建築様式を参考にデザインされました。
★ フィギュアや本を販売しているショップの正面は、カウフハウス(黒い森にあるフライブルグにある16世紀の商人のためのホール)を参考にデザインされました。
★ 建物の正面にある像は、ハプスブルグ皇帝の支配をイメージさせます。
★ パビリオンの外正面は、フランクフルトのロムスブルグ広場に400年前からある市役所を複製しました。
★ ショーケースの背景として用いられている高い壁は、ライン川のシュターレック城とモーゼル川のエルツ城をモチーフにデザインされています。
★ このパビリオンではランドスケープに関しては最小限にまとめられています。ゼラニウムやベゴニアなどの赤い花は、このパビリオンの花を代表していて、ほかにこのパビリオンに色をもたらすために、バスケットや噴水周りに花を植えています。ここでは、色よりも甘い匂いに注目させ、バラを使用しています。
イタリア館
【概要】
2本の大きな円柱の間を抜けると、セントマーク広場に入ります。その円柱の上には初期のベネチアの歴史で重要な役割を果たした軍のリーダー、聖セオドアがあります。もう1つの円柱には、ベネチア神話の番人でセントマーク広場のシンボルである、翼のあるライオンがあります。
建物は、ベネチアのドゥカーレ宮殿のレプリカです。この建物を大理石で正確に再現することが難しいので、ディズニーのイマジニアはオリジナルを作りました。ここでは、ブロックをカバーするためにファイバーグラスが使われ、本物に似せるために塗装されています。
【アトラクションとエンターテイメント】
セルジオ(Sergio)
【ショップ】
イル・ベル・クリスターロ(Il Bel Cristallo)
ラ・ボッテガ・イタリアーナ(La Bottega Italiana)
ラ・ジェンマ・エレガンテ(La Gemma Elegante)
【レストラン】
ジェラテリア・トスカーナ(Gelateria Toscana)
トゥット・グスト・ワインセラー(Tutto Gusto Wine Cellar)
トゥット・イタリア・リストランテ(Tutto Italia Ristorante)
ヴィア・ナポリ・リストランテ・エ・ピッツェリア(Via Napoli Ristorante e Pizzeria)
【上手く回るコツ】
★ このパビリオンでは、キンカン、オリーブ、ブドウの木などが栽培されています。
★ ワールドショーケースの各エリアではその国のキャストメンバーと一緒に工作が楽しめる「キッドコット・ファンストップ」があります。
【トリビア】
★ ドゥカーレ宮殿の像は、鋼鉄で枠どりされた空洞のものです。
★ イタリア館は、ヴェニスの街並みを参考にされています。
★ 小さくしたカンパニーレは、オリジナルのモデルを使用し、彫刻され、金箔でカバーされています。
★ ガーデンパティオには、庭の壁に、青、白、ピンクのカゴがぶら下がっています。地中海をイメージさせる木の中で、オレンジ、レモンといった柑橘類が目をみはります。広場の植物はすべて本物です。
アメリカン・アドベンチャー館
【概要】
フューチャーワールドからワールドショーケースに入ると、ラグーンの正面に見えるのがアメリカン・アドベンチャー館です。ここはワールドショーケースの中心なおかつ一番奥地にあります。
このパビリオンには、オーディオ・アニマトロニクスのステージショー(アメリカン・アドベンチャー)、屋外ステージ/アンフィシアター(アメリカガーデンズ・シアター)、アメリカに関するギャラリー展示アメリカン・ヘリテッジ・ギャラリー、ファストフードのレストラン(リバティー・イン)、小さなショップ(ヘリテッジマナー・ギフト)が通路や庭でつながっています。
この建物の建築様式は、古典的なイングランド・ジョージア様式です。インディペンデンスホール、ボストンの初代州議会議事堂、モンティセロ、植民地時代のウィリアムバーグなどを参考に建設されました。この建物に使用されている11万個のレンガは、ジョージア州の粘土から作られており、当時と同じような色で本物感を出しています。屋根はスレートで作られ、床は大理石や銅で作られています。
【アトラクションとエンターテイメント】
アメリカン・ヘリテッジ・ギャラリー(American Heritage Gallery)
アメリカン・アドベンチャー(The American Adventure)
ボイス・オブ・リバティー(Voice of Liberty)
【ショップ】
アート・オブ・ディズニー(Art of Disney)
【レストラン】
ブロック&ハンズ(Block & Hans)
ファイフ&ドラム・タバーン(Fife and Drum Tavern)
ファネルケーキ(Funnel Cake)
リーガル・イーグル・スモークハウス:クラフトドラフト&バーベキュー(Regal Eagle Smokehouse: Craft Drafts & Barbecue)
【上手く回るコツ】
★ ワールドショーケースの各エリアではその国のキャストメンバーと一緒に工作が楽しめる「キッドコット・ファンストップ」があります。
【トリビア】
★ ウォルト・ディズニーのエプコット街構想からテーマパークとしてのエプコットセンターに構想を変えたとき、ワールドショーケースを中心にして構想されていました。イメージとしてすべてのパビリオンを1つの半円形の建物の中に建設する構想でした。計画が現在のワールドショーケース・ラグーンのデザインに変更されたとき、イマジニアはアメリカ館を他の国のパビリオンのように建設する予定はありませんでした。ワールドショーケースとフューチャーワールドの間に2階建てで建設する予定でした。アトラクションを2階に建設し、ワールドショーケースへ向かう通路をトンネルに通す考えでした。最終的に、アメリカ館はワールドショーケースの一部となっただけではなく、すべてのパビリオンのホスト国として、ワールドショーケースの中央にアメリカン・アドベンチャー館として建設されました。
★ アメリカン・アドベンチャー館は、ホスト国として、またワールドショーケースの中心として、他のパビリオンよりもほんの少し高さを高くしてあります。ここの造園は、すべての国の中で最も体系化されたものです。対照に植えられた全米からの植物は、フィラデルフィア形式の感覚を与えています。
日本館
【概要】
日本館では、ワールドショーケース・ラグーンから見える赤い鳥居がゲストを迎えてくれます。パビリオンのほうに目を向けると、5階建ての青い屋根の西暦700年ごろの奈良にあった五重塔をイメージした塔があります。
【アトラクションとエンターテイメント】
美術館ギャラリー(Bijutsu-kan Gallery)
祭座(Matsuriza)
【ショップ】
三越デパート(Mitsukoshi Department Store)
三越キオスク(Mitsukoshi Kiosk)
【レストラン】
歌舞伎カフェ(Kabuki Cafe)
桂グリル(Katsura Grill)
寿司居酒屋:四季祭(Shiki-Sai: Sushi Izakaya)
匠亭(Takumi-Tei)
鉄板江戸(Teppan Edo)
【上手く回るコツ】
★ このパビリオンの奥に歩いていくと、城に入るための橋を渡ります。この橋の前には、2体の馬に乗った侍兵の銅像があります
★ 美しい庭では、石、花、提灯、小石、水、橋などがゆっくりと散歩しながら楽しめます。庭にある池では、鯉が泳いでいます。
【トリビア】
★ 高さ26メートルの五重塔の5つの屋根には、地球、水、火、風、空の意味があります。
★ 五重塔の尖塔には青銅でできた9つの輪の相輪があり、金の風鈴があります。
★ 中庭の右側には京都にある儀式が行われる桂離宮の紫宸殿のレプリカがあります。紫宸殿は西暦794年に作られました。これが日本建築の初期の様式の1つです。
★ 中庭の東側にある騎馬侍の彫刻がある入り口は二条城の入り口です。この城は姫路城(白鷺城)で、石垣、白い石膏の壁、青い屋根で出来た城で、濠にかかる端を渡って中に入ります。このような様式は1300年代中ごろから登場しました。封建時代では、日本の田園地方にこのような大きな城がそびえていました。城下町の住人には、攻撃された避難の場所として使われました。姫路城は現在でも姫路市に保存されています。この壮観で強力な拠点は、攻撃からも砦で防御されます。
★ 日本庭園は、日本の芸術の1つです。すべてのもの、配置には特別の意味があります。本当に美術的で、自然に対する敬意を払ってつくられた庭園は、毎日の手入れで最良の状態に保たれています。
モロッコ館
【概要】
モロッコは、北アフリカの東端にあり、東側の国境にアルジェリア、南東にはサハラ砂漠があります。エプコットのモロッコ館は、フランス館と日本館の間にあります。ワールドショーケース・ラグーンからは、クトゥビーヤ・モスクという祈りのための塔が見えます。
このパビリオンでは、北アフリカ王国の雰囲気や建築様式を再現しました。カサブランカ、フェズ、マラケシュという3つの都市が再現されています。景観は重要な経済である農業で育てられている植物を中心に設置されています。
モロッコ館は、1984年にワールドショーケースに追加されました。
★モロッカンスタイル…北アフリカの国々の衣類やジュエリーの展示です。
★フェズ・ハウス…ギャラリーの右側にあるフェズ・ハウスでは、典型的なモロッコの住宅を見ることができます。美しいモザイクタイル、彫刻、生活必需品が展示されています。噴水の近くはとても静かで、遠くの子どもの声が聞こえるほどです。
【アトラクションとエンターテイメント】
ギャラリー・アーツ&ヒストリー(Gallery of Arts and History)
【ショップ】
カサブランカ・カーペット(Casablanca Carpets)
マーケットプレース・イン・ザ・メディナ(Marketplace in the Medina)
ソーク・アル・マグレブ(Souk-Al-Magreb)
タンジェ・トレーダー(Tangier Traders)
ブラスバザール(The Brass Bazaar)
【レストラン】
オアシス・スウィーツ&シップ(Oasis Sweets & Sips)
レストラン・マラケシュ(Restaurant Marrakesh)
スパイスロード・テーブル(Spice Road Table)
タンジェリン・カフェ(Tangerine Cafe)
【上手く回るコツ】
★ パビリオンの至る所にある精巧なタイルを、じっくりと観察しましょう。
★ モロッコ館の奥のほうに行くと、ここがエプコットであることを忘れてしまうほどです。
★ ワールドショーケースの各エリアではその国のキャストメンバーと一緒に工作が楽しめる「キッドコット・ファンストップ」があります。
★ モロッコ館では、アラジンとジャスミンのグリーティングが行われています。
【トリビア】
★ モロッコ館は、ワールドショーケースのパビリオンの中で唯一スポンサーが企業ではなく政府です。
★ イスラム教では、生きているものを芸術的に描写することを禁じています。そのことから、イスラムの芸術家たちは抽象的に表現する独特のスタイルを発展させてきました。植物、動物、人間は西洋のアートではよく見られましたが、イスラムではそれらを幾何学的に表現し、建物の石膏にタイル壁で表現しました。
★ このパビリオンの入り口にある祈りのための塔は、マラケシュに現存するクトゥビーヤ・モスクのレプリカです。
★ この塔は重要な宗教的意味があり、イルミネーションズでも、この塔にはライティングされません。
★ フェズには計画された新しい都市と古くからある都市メディナを分けるブー・ジュールド門があります。
★ モロッコ国王は、このパビリオンの建設のために、タイルワーク、彫刻、絵画を完成させる王国の職人を派遣させました。
★ ここには、パビリオンの庭園に水を引く昔ながらの水車があります。
フランス館
【概要】
このパビリオンは1870~1910年のフランスをイメージしていて、美しい時代として知られているベル・エポック期と呼ばれています。ここでは、本屋、アート、香水のショップ、シアター、カフェ、レストラン、パリの忙しい市場などがあります。
【アトラクションとエンターテイメント】
美女と野獣:シング・アロング(Beauty and the Beast Sing-Along) |
インプレッション・ド・フランス(Impressions de France)
レミーのおいしいレストラン・アドベンチャー(Remy's Ratatouille Adventure)
【ショップ】
ラ・シグネチャー(La Signature)
レ・ビン・ド・フランス(Les Vins de France)
レスピリット・ド・ラ・プロヴィンス(L'Esprit de la Provence)
プリューム・エ・パレット(Plume et Pallette)
スーベニア・ド・フランス(Souvenirs de France)
【レストラン】
シェフ・ド・フランス(Chefs de France)
ラ・クレープリー・ドゥ・パリ(La Crêperie de Paris)
ラ・アーティサン・デ・グラス(L'Artisan des Glaces)
ブランジェリー&パティセリー(Les Halles Boulangerie & Patisserie)
レ・ビン・デ・シェフ・ド・フランス(Les Vins des Chefs de France)
ムッシュ・ポール(Monsieur Paul)
【上手く回るコツ】
★ ワールドショーケースの各エリアではその国のキャストメンバーと一緒に工作が楽しめる「キッドコット・ファンストップ」があります。
★ このパビリオンでは、ベルやオーロラ姫といった、フランスに関連した映画のキャラクターグリーティングが行われています。
【トリビア】
★ パビリオンの右側、運河に沿って設置してある公園は、点描画家ジョルジュ・スーラの有名な絵画「グランド・ジャット島の日曜日の午後」の影響を受けています。
★ このパビリオンの景観は、パリ都市部の春をテーマにしています。中央の道に沿って置かれている木は、強化遠近法が使われています。ここの花はパステル風のものが使用され、印象主義をイメージさせています。
★ エッフェル塔も強化遠近法が使われています。10分の1サイズで作られたこのエッフェル塔は、ガスタフ・エッフェルのオリジナルの青写真を参考にされています。フランスにある現在のエッフェル塔の色は、ニューヨークの自由の女神と同じような色をしていますが、エプコットのエッフェル塔はより黄褐色が強いです。これは、1800年代後半のエッフェル塔がこの色で、エプコットのフランス館はこの時代がテーマだからです。