日本の食生活に馴染み深い大豆。

豆腐や納豆、油揚げ、凍り豆腐などに

加工され親しまれています。

 

食生活の変化により、豆類の摂取量が

減っていることが指摘されています。

 

 

”21世紀における 国民健康づくり運動「健康日本21」”では

豆類摂取の目標値を1日100g以上としています。

 

 ※「健康日本21」:少子・高齢社会を

       健康で活力あるものにするため

       生活習慣病などを予防し

       壮年期死亡の減少

       健康寿命の延伸等を目標とする。

 

 ※たんぱく質制限や食事制限が必要な方は

  目標値1日100g以上は当てはまりません。

  

 

 

現状の摂取量(20歳以上)は1日65g程です。

 ※国民健康・栄養調査(令和元年)厚生労働省より

 

 

「畑の肉」と呼ばれるほど

大豆には豊富なたんぱく質が含まれています。

 

たんぱく質の他に注目したい栄養素が「カルシウム」です。

たんぱく質をとりつつ

カルシウムの摂取が期待できる食品です。

 

常用量で考えると

木綿豆腐、凍り豆腐、生揚げは

カルシウムが比較的多く含まれています。

 

豆類は魚や肉と同じグループ

適量取り入れていけたらいいですね。

 

目標値1日100g”以上”ですが

大量にとる必要はないです。

 

神経質になる必要もなく、週単位、月単位で

摂取量を見ていけるといいでしょう。

 

 

今回は豆腐レシピです。

 

寒くなり湯豆腐がおいしい季節。

湯豆腐もよいですが、ちょっと時間がある時に

作ってみてください。

 

湯豆腐に比べて

水切り作業と練り味噌作り程度の手間です。

お試しください。

 

※小分けの豆腐を利用したので

   材料は1人分になっています。1丁の1/3程度です。

   3切れにすると扱いやすい大きさです。

 珍しくちょっと濃い目の味付けです。

 

 

 

豆腐田楽

 

 

豆腐田楽・味噌・大豆・畑の肉

 

【 材 料 】(1人分)

 ●豆腐(木綿) 小1パック(120g)

 ●調味料

   ★味噌 小さじ1

   ★みりん 小さじ1

   ★砂糖 小さじ1/3

   ★炒りごま(飾り) 適量

 

 

 

【 作り方 】

①  豆腐は3等分に切り

     キッチンペーパーにくるみ、水気をとる。

②  調味料を合わせ、電子レンジで

     砂糖が溶けるまで加熱する。

③  魚焼きグリルで①を焼く。

     表面に少し焼き色が付いたら裏返して焼く。

     少し焼き色が付いたら裏返し②を表面にぬる。

     味噌がふつふつしてきたら火を消す。

④  盛り付けし、炒りごまを飾る。

 

 

 

【 栄養成分 】(1人分)

 エネルギー 118kcal

 たんぱく質 9.3g

 脂質 6.4g

 塩分 0.8g

 カリウム 160mg

 食物繊維 1.6g

 カルシウム 123㎎